初学者が2次試験を突破するまで~その8
受験生のみなさん、こんばんは。愛妻家@タキプロです。
とうとう、10月を迎えてしまいました。学習カレンダーどおりに、順調に進んでますか?
試験3週間前、軌道修正するなら、そろそろ最後のチャンスですよ。
さて、今週の共通テーマは、ファイナルペーパーの内容、です。
ちょうど私の連載モノの最終回とテーマが被っていますので、このまま進めてしまいましょう。
愛妻家的・初学者の2次対策~その8、ファイナルペーパーを作ろう&プロセスの微調整をしよう、です。
前回の記事 <切り口を増やそう> で、なるべく多くの切り口を用意しておくことが大事だ、とお伝えしました。実は、これには続きがあるんです。
実際の診断実務でも問題を探しだすのに、切り口を多く持つことは有効な手段です。
そして、試験対策として考えたとき、沢山の切り口をただノートにまとめただけでは不十分です。
あるテーマに対しての切り口が自然にいくつも出てこなければ、80分で解答をまとめあげるのは厳しいでしょう。つまり、増やした切り口を暗記することが、非常に重要になります。
*暗記という言葉を使うとアレルギーを感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、2次試験でも、基礎となる部分はやっぱり暗記が必要です。
あと3週間で苦しい受験生生活とお別れしたいあなた、最後にもうひと踏ん張り、暗記してください。
そして、その暗記に使うツールが、実はそのままファイナルペーパーになるんです。
例えば1次試験の時、単語カードを使って暗記を繰り返した方は、試験直前も単語カードをめくりながら復習したと思います。それこそが、ファイナルペーパーの役目です。
2次試験でも同じことで、暗記しておかなければならない内容をまとめたもの、それこそがファイナルペーパーになります。
様式は、A4用紙1枚にまとめてもいいですし、単語帳とかを使ってもいいです。自分が使った暗記ツールで、苦しんだ日々を思い出しながら、最後のおさらいをしましょう。
それから、プロセスの微調整についても触れておきます。
みなさんは、もう解答プロセスを確立できていますか?
実は、私の1年前は、まだ解答プロセスの重要性を意識したことがなく、安定した答案が作れないで悩んでいました。そして、ちょうど今の時期に、他の人の解答プロセスを目にして、自分も解答プロセスを整理しようと試みたのです。
ですから、本試験で使った最終的な解答プロセスができたのは、試験2週間前くらいでした。
今の時期に、慣れてきた解答プロセスを組みなおすのは勇気がいりますね。
しかし、現在のやり方がしっくりきていない方、スクラップ&ビルドをするなら今が最後のチャンスです。
タキプロ勉強会をはじめ、いろんな勉強会等で、先輩診断士や周りの受験生たちの話を聞いてみましょう。何かヒントが得られるかもしれませんよ。
(後日追記:初学者が2次試験を突破するまで~番外編はコチラ)
それでは、本日はここまで。
今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。