【反面教師】私はこれで落ちました ~本試験1か月前~
こんにちは。
隔週金曜担当のとうじろう@タキプロ5期生です。
9月は中間決算期、そして10月の異動に対する内示が出る時期、何かと本業で忙しい方も多いと思います。ただし、それでも試験は待ってくれません。本当に辛い時期ですが、なんとか乗り越えていきましょう。
私が初めて2次試験を受けた2年前、みなさんと同様に時間的にも精神的にも追い込まれていました。それでも学習時間は確保し、試験対策は怠らなかった毎日。
「努力は裏切らない」という青臭い思いのもと、事例問題にかじりついていました。
しかし、それでも2次試験は不合格。
落ちた時は、「問題傾向が変わったからしゃーない」「所詮、ストレート合格は無理な試験」と自分を慰めていましたが、よくよく考えると同じ試験をストレートで合格した仲間も多くいます。振り返ると、試験1か月前の学習方法、心構えがぬるかったなと思うわけです。今日はそんな私を反面教師としてもらうべく、落ちた年の本試験1か月前の状況をお伝えします。
【失敗1】ノルマ:1日1事例を解く
よく毎日事例解きなさい、と言われます。本試験までには40~50事例は解けと。時間確保して学習することは素晴らしいのですが、解くことが目的になっていませんか?
私の場合、時間かけて事例問題を解いてヘトヘト状態になり、ある意味やりきった感で満足していました。「解いた!よし終わった~」と。一応模範解答は見るのですが、方向性が違っていても、「へ~そういう考え方するのか」と参考にする程度。なぜ自分が誤った方向性を導き出したのか、正答へのプロセスを十分に確認せずに終わった気になっていたのです。
事例問題の醍醐味は、問題文や与件文に散りばめられたヒントを駆使してベスト答案を導き出すプロセス構築です。解くだけは当然NG。1~2週間後に同じ問題を解いて、気を付けたいポイントをしっかり意識して、自分の書きたい内容を解答用紙に落とし込めるかまでチェックしても良いと思います。
ノルマ:1日1事例を解く
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ノルマ:1日1事例を自分のモノにするまで追求する
ちなみに追求する問題は予備校問題ではなく、過去問を使うのがベター。この時期は時間が少ないと思うので、本試験レベルの問題で実践するのが効率的です。
【失敗2】時間をかけてでも解き切る!
納得した解答を作るには時間が必要。予備校の答練を受ける際は当然時間を80分で区切りますが、自宅で過去問を解くときはついつい時間オーバーを許容していませんか?
9月前半までならまだしも、この時期はしっかりタイムマネジメントが必要です。時間を掛けてでも・・・の考えだと、たぶん本試験でも時間が足りなくなって最悪の空欄を作ることになります。この意識が足りなかった私は本試験で2つ空欄を作ってしまい、絶望しました。
空欄はどんなにあがいても0点。80分時点の答案が自分自身の実力値です。とにかく書き切る力は、普段の練習が必要。絶対に80分で終わらせる意識を持って臨んでください。
時間をかけてでも解き切る!
↓
時間厳守。80分で仕上げる!
【失敗3】良い時のイメージを大事にする
予備校の答練や模試を数多く受けていると、たまに良い点が取れる時があります。私は普段はたいして点数は高くなかったのですが、1度だけ大手予備校で全国2番目の成績をとりました。事例2だったのですが、本当にその時はスラスラと解けたので、ある意味納得の点数。
それ以来、次の事例2の答練で平均点以下でも、「いや、俺って事例2はポテンシャル持ってるし」と変な自信が。
しかし本試験はあの有名なコーズリレーテッドの問題が出て、混乱のあまり空欄をつくってしまう大失敗。
本当に学習をしてきた人は自信もって良いと思います。ただ、本当に自信ですか?過信と違いませんか?と問いたいです。合格した2次試験2回目の年は、1年間の蓄積があったので本当の自信がありました。なので、1年目の私の妙な過信が余計情けなくなってくるのです。
過信でウカウカする時間があるくらいなら、事例4の問題でも解いてろとあの時の自分に言いたいです。
良い時のイメージを大事にする
↓
良かったのはたまたま。己惚れるヒマあれば勉強しとけ。
今日は以上です。
ぜひ私を反面教師として、有意義なラスト1か月としてください。
以上です。
タキプロ勉強会のお知らせ
【東京勉強会】
◆日時・場所
・9/28(日) 9:30~12:00 京橋区民館
題材:H24年度事例Ⅱ お申込みはこちらから
・10/8(水)19:30~22:00 八丁堀区民館
題材:H24年度事例Ⅲ お申込みはこちらから
◆会費 :500円
*題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部 ご用意ください。
*問題を忘れずに持ってきてください(自分で確認用)。
*時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。
あらかじめご了承願います。
*お釣りが出ないようにご用意ください。
【名古屋勉強会】
*各回定員5名
*参加費 500円
少数ですが、ぜひ気軽にご参加ください。
・第6回 9/27(土) 9:30~12:20 西生涯学習センター
題材:H24事例Ⅱ テーマ:提案力対策
・第7回 10/4(土) 9:30~12:20 西生涯学習センター
題材:H24事例Ⅲ テーマ:提案力対策&文章力対策
・第8回 10/11(土) 9:30~12:20 昭和生涯学習センター
題材:H24事例Ⅳ テーマ:提案力対策&文章力対策
・第9回 10/13(月・祝) 9:30~12:20 西生涯学習センター
よろず相談所
*題材の過去問を解いて、解答のコピーを6部 ご用意ください。
*時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。
あらかじめご了承願います。
お申込みはこちらから
【大阪勉強会】
◆場 所:グランフロント ナレッジキャピタル7階
(大阪市北区大深町3番1号)
◆参加費:1,000円
◆定 員:20名
◆持ち物:筆記用具、問題用紙とご自身の解答(過去問を扱う場合)、電卓(事例Ⅳの場合)
◆開催日時・内容
※内容や扱う事例は変更となる場合があります。
下記が最新の予定となります。
9月27日(土)10:00~16:30 特別補講 ※内容は調整中です
9月30日(火)19:00~21:30 平成23年度試験(事例Ⅰ)実施と添削指導
10月3日(金)19:00~21:30 平成23年度試験(事例Ⅱ)実施と添削指導
10月4日(土)10:00~16:30 特別補講 ※内容は調整中です
10月7日(火)19:00~21:30 平成23年度試験(事例Ⅲ)実施と添削指導
10月10日(金)19:00~21:30 平成23年度試験(事例Ⅳ)実施と添削指導
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