初めての診断士勉強(第7話):合格のその先を目指して。
おはようございます、水曜朝のげっち@タキプロです。
今年も長い1年が暮れようとしています。
さて1年後、皆さんは何をしているでしょう
特に、最終合格発表を待つ皆さん
試験合格1年後も、診断士の資格を生かし積極的に企業診断活動や、セミナー、執筆活動をしていたり、より良い診断士になるために研究、勉強を続けていたり…。合格で手にしたこの機会を最大限に活用している人は実はそれほど多くなかったりします。
たくさんの人に支えられて、手にする合格です。そして、多くの人が涙を飲んでいるのも事実です。是非とも、この機会を十二分に活かしましょう
タキプロも間もなく3期生メンバーの募集を開始しますが、そうした活動の希望に燃える熱いメンバーが新しく加わることを楽しみにしています
続きまして、新たに勉強を始める初学者の方々向けにお送りしているこのシリーズ。前回はこちら。勉強のポイントとして効率を取り上げました。
→「初めての診断士勉強(第6話):とことん効率を重視する工夫を。」
今日は第7話。「勉強ポイント:やる気編」。長い試験勉強において、やる気を維持する秘訣についてお伝えいたします。
ちょうど私が試験勉強を始めたころ、北島康介選手のコーチが語った記事を目にしました。
北島選手は、ゴールにタッチした瞬間ではなく、タッチ後に電光掲示板を振り返ってタイムを確認するのをゴールと考えるように練習していたとのこと。もしゴールにタッチするのを最終目標としてしまうと、どうしてもタッチ寸前に気持ちが途切れてしまう。そうならないように、目標を1歩先に置くと…。
そこで自分も診断士試験の目標を、翌年2月の実務補習をきちんとやり遂げることに設定しました。診断士試験とは、実務補習で中小企業の社長の前に立ち、最低限の診断、アドバイスができる人材を見出す試験だとも言えます。ペーパー試験の成績が良しあしだけでなく、実務補習にきちんと取り組めることも重要なのではないかと…。(実際には、身動き取れないことも多かったですが)
最初の実務補習は2月。その2月を目標に据えるのですから、1次試験に合格するのは当然。10月の2次試験も通過点なんだと考えるように意識しました。
もし、最初から、取りあえずの目標を1次試験合格に設定していたら、きっと7月に入って本試験が近づいてくるにつれ、息切れしていたかもしれません。あるいは不安感に押しつぶれそうになっていたかも…。(そこで当面の目標は、1次試験終了直後の2次模試で、平均点を獲得することに設定してました)
そして、2次対策に入ってからは、試験合格だけを目指してテクニックに走るのではなく、しっかりと分析し、考察し、きちんとした文章を書き上げるという基本的な力も大切にしようと意識していました。
一歩先に目標を据え、先を見通しているからこそ、目先の壁にめげそうになることも減るんだと思います。
ここまで、3回にわたって、試験勉強のポイントとして、「時間」× 「効率」×「やる気」を個別にお伝えしてきました。
そして、最後の最後に、本当に力になるのは、今こうして頑張っている毎日。この頑張っている日々が、一つずつ「自信」となって積み重なっていくのかもしれません。ここから長い道のりですが、一歩ずつ着実に自信を増していけば、きっと合格を手にする日がやって来ると信じます
このシリーズは、以下の内容で進めてきました。
●勉強ポイント:やる気編
←今回
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