診断士合格後の環境変化vol.2

こんばんは。タキプロ1期生のロロノアです。
先週、約1年半ぶりの投稿した続きを書きたいと思います。
前回の投稿はこちら
この投稿の目的は、勉強を開始したばかりの人、再開しようと思っている人のモチベーションを少しでも上げることです。
診断士の魅力を伝えられればと思います。
僕が合格してからの2年間、環境の変化を色々考えると大きく4つになりました。
その中で今回は、診断士の勉強が実務にどう繋がっているのかという点ついて紹介します。
(1)診断士活動
(2)実務
(3)転職
(4)その他(趣味、自己研鑚)
(2)実務
実務の中で何が一番役に立っているかというと、物事を論理的に考えられるようになったことではないでしょうか。
当たり前のことですが、例えば上司に何か意見を求められた際に
「○○です。なぜならば、××だからです。」
と二次試験の解答のように答えるのが普通な状態になっていました。自分では意識していなかったのですが、意外とできていない方もいるなあと最近になって気付き始めました。
合格後に一番役に立っているのは「論理力」だと感じるのと同時に、合格(二次試験)に一番必要なのは「論理力」ではないかと思うくらいです。
さて合格後、実務のどういったシーンで役に立ってきたのかを分類すると、3つです。
1業務改革やシステム導入などの提案活動
2会社の事業計画作成支援(構想企画)
3システム導入のための要件定義
1
提案活動で一番大切なのは、ヒアリング力とそこからお客様の本質的な課題を見つけだすことだと思っています。これを外すとお寒い提案になるので。。。
作る提案資料も多岐に渡っていて、営業、販売、生産管理、調達、製造、マーケティングなどなど色々なところに顔を出してきましたがどこの領域でも「企業経営理論だなあ」とか「運営管理だなあ」と思えることができていました。仕事で初めて担当する領域でもびびらなくていいのは良いことですね。
2
構想企画の時には、まさに診断士の勉強の一番良いところである経営者視点で物事を考えるということが活かされたように思います。プロジェクトの上司からも「前に起業してたことがあるの?なんだか、経営者の視点で意見出してくれるよね」と言っていただけたこともありました。
そして、このプロジェクトでは成果物がお客様の社長、役員の方へ報告されることになっていましたので、使う文章にも気を配りました。
短い文章でわかりやすく書くことが求められ、それは二次試験の文字制限の中で答えを書くということと似ていると感じていました。二次試験で身に付けた解答編集能力が活かされた時だったと思います。
3
要件定義では、製造業のお客様で私は生産管理領域を担当していました。しかし、他のチームは経理(原価)領域も動いていましたので、そことのすり合わせの際に標準原価、実際原価、個別原価などの工業簿記の話が頻繁にされていました。計算の仕方もそうですが、仕訳がどうなっていくのかなどの議論をする際にも後れをとることはありませんでした。
また、仕入先が中小企業の場合は下請法に抵触しないような発注を行わなければならないのですが、中小企業の定義や下請け法の中身も少し議論になったりもしました。もちろん知っていたことだったので僕の見識をきちんと伝えることができ、年配の方から「そんな細かいことよう知ってたね」と言っていただけました。
今回ご紹介したのは一例です。
診断士の勉強は本当に自分の役に立っているなあと感じられます。
よく「T」型ビジネスマンになれと言われます。幅広い知識を持ち、どこかの領域は深くということですね。読者のみなさんも、何か得意領域をお持ちだと思います。その状態からさらに幅広く知見を得られるのがこの試験の良いところだと思います。
次回は、転職活動やその他試験のことなどについて紹介します。
vol.3につづく・・・
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