【2次試験】 悔しさをバネに来年の飛躍を目指す皆さんへ!

おはようございます。ナリ@タキプロ5期生です。

筆記試験の発表がありました。毎年のことながら喜ぶ人、残念がる人、明暗を分ける本当に厳しい発表です。1年に1回しかない試験ですので、残念な結果になった人は、気持ちの整理の仕方が難しいですね。受験生の誰もがいろいろなものを犠牲にして、必死に試験に取り組んで来たはずなので・・・。

どう考えても、2次試験の筆記については合格基準が何なのか、そのレベルはどのように設定されているのか、よくわかりません。合格を目指すみなさんには厄介な状態です。その中でさらに1年努力を続ける決心をすることも簡単ではありません。

私が不合格だった時に、もう1年頑張ろうとおもったのは、絶対に合格したいという気持ちがあったのはもちろんですが、もうひとつ自分の背中を押してくれた感覚がありました。

それは、自分自身が1次試験に合格したことを素直に評価したことです。つまり、診断士の活動をする上で必要になる知識は、すでに身に付いたと認められたと考えました。

その上で

「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」(松浦静山)

の言葉を思い浮かべていました。野球の野村監督がよく使うので有名な言葉ですね。

1次試験で合格、2次試験で不合格だったということは、私の到達レベルは、知識面はOKだが、コンサルタントとしては不足しているものがあるからそれを身に付けなさい、とのアドバイスだと考えました。つまり、合格まであと一歩のところにいるとおもえたのです。そうであるなら一歩踏み出して目標を達成すべきですよね。

ただ、不足しているのが何なのかは、見えていません。それでも当時は、1年間の時間をかければ、きっといい結果を得られるに違いないと楽観的におもえました。

しかし、1年間の努力の過程では、自分の不足している内容はわからないままでしたし、暗中模索、試行錯誤の連続で、大変苦労しました。それでも、今、診断士として企業の社長さんとお話ししてみて感じているのは、この苦労したことが診断士としての自分に大いに有益だったということです。

以前にも書きましたが、合格後に私たちがコンサルを担当する中小企業は一筋縄ではいかない世界です。「1+1=2」だけを覚えてその理屈を振りかざしても、多分クライアント企業の役には立たないだろうとおもいます。

企業が立脚する理念はそれぞれ異なりますし、強みとするところも違います。また、抱える事情や課題の優先順位も会社ごとに異なっています。

そうした企業の立場、状況を理解し、社長の考えに寄り添ったコンサルをするためには、社長の言葉にしっかりと耳を傾け、受け入れる姿勢がなければなりません。私の考えを一方的に相手に押し付けても解決するわけではありません。

試験合格を目指す中で暗中模索し、試行錯誤したことが、コンサルタントとしての許容力を高める訓練になっていたと気が付きました。

ということは、不合格になったことは負けではなかったのです。自分自身の成長ステップだったのです。あの時あきらめなくて本当に良かったとおもっています。

さあ、捲土重来(けんどちょうらい)を期した勇敢な旅立ちを私たちタキプロは引き続き応援していきます。一緒に頑張りましょう。

今日は以上です。

 

 

タキプロ 口述セミナー(東京)のお知らせ ※満員御礼※


おかげさまで募集定員に達しました。
お申し込みありがとうございました。

■日時
12月16日(火曜日)19:00~21:20(18:30開場)
大崎第二集会所(東京都品川区大崎2-9-4)

■定員:24名

■対象:2次筆記試験合格者

■参加費:無料(懇親会は3,500円程度)

■内容:口述試験の説明・模擬面接

■連絡事項
※12/13(土)に開催されたセミナーと同内容です。
※セミナー終了後、懇親会を予定しております。ぜひご参加ください。
※その他セミナーに関するお問い合わせは下記までお願いします。
タキプロ事務局: takipro2010@gmail.com

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