タキプロ的おすすめ書籍『まんがで身につく孫子の兵法』
みなさんこんにちは!金曜日朝担当のしのPです。
今日は久しぶりに本の紹介です。
最近ちまたでは漫画で描いたビジネス書が急増していますよね。事例Ⅲのイメージアップのために良く読まれている「ザ・ゴール」なんかも漫画化されて大ヒットしているようです。
そして、今回ご紹介するのは『まんがで身につく孫子の兵法』です。
仕事中の会話の中で『孫子の兵法』の話が出てきたので、読んでみようかな~と思ったのですが、いきなり原書を読むのは無理だと思ったので簡単な入門書から読んでみようかと本屋を探していたらこの本にたどり着きました。そしてこの本の著者の方が中小企業診断士の方だということもあり、買って読んでみました。
感想を一言で言うと、すごく面白かったです。結構良いストーリーになっていて、最後ちょっと泣けるシーンもあったりもして(笑)。
孫子の兵法の現代ビジネスでの活かし方の例を漫画でとてもわかりやすく、見事に表現されています。そして、巻末には内容の説明がついているので、しっかり学ぶこともできます。入門編としては最適な本ですね。
事例Ⅱの参考書籍として良く紹介される『スモールビジネスマーケティング』はまさにこの考え方がルーツとなっているのではと思いました。
ひとつ引用してみます。
我はあつまりて一となり、敵は分かれて十となれば、これ十をもってその一を攻むるなり。すなわち、我(は)衆にして敵(は)寡なり。よく衆をもって寡を撃てば、すなわち我のともに戦うところの者は、約なり。
これは、「分散と集中」について書かれているものですが、中小企業が大手に真っ向勝負を挑んでもうまくいくはずがなく、戦い方を変える必要があるということが示されています。まさにスモールビジネスマーケティングの考え方そのものですね。
その他にもなるほど!と思うことが多数あり、しかもすごく読みやすいので2次試験対策としてもおススメです。
ぜひお時間のある時に読んでみてください。
『まんがで身につく 孫子の兵法』
あさ出版 (2014/11/8)
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