今だからこそできる2次試験を意識した1次試験対策
こんにちは。たる@タキプロ5期生です。
各受験予備校の1次試験対策講座が始まっていますね。
初めて学ぶ方は1科目から2科目くらいに取り掛かっている頃でしょうか。
1次試験は7科目もあり、これを突破するだけでも大変です。
そして8月の1次試験が終わったと思ったら、10月には2次筆記試験が待ち構えています。
2次筆記試験では4社分の事例問題が出ますが、これらの企業に対してはそれぞれ、人事・組織、流通・マーケティング、生産管理、財務という4つの切り口から中小企業診断士として、診断・助言を行います。
1次試験対策で学んだ知識を2次試験で応用していくというイメージです。
そのため、1次試験対策を行っているうちから2次試験対策を意識した勉強を行うことが重要になってきます。
では1次試験の7科目全てで、そういった意識を持って勉強しなければならないかと言えば決してそんなことはありません。
2次試験との関連性については7科目一様であるということはないため、より関連性の高い科目を勉強する際に意識すると良いでしょう。
その科目とは、以下の通りです。
1.企業経営理論
2.財務・会計
3.運営管理
4.経営情報システム
5.経営法務
これらは1次試験科目の2次試験との関連性の高いもの順で並んでいます。
1番目の企業経営理論は4事例全てに関係あり、特に事例Ⅰの人事・組織、事例Ⅱの流通・マーケティングではメインテーマとなっています。
2番目の財務・会計は財務がメインテーマである事例Ⅳで特に必要になります。
3番目の運営管理は、事例Ⅲの生産管理のメインテーマです。
4番目の経営情報システムは事例Ⅲの生産管理で出題される時があります。
5番目の経営法務は、事例Ⅳで問われる年もあるようです。
では、どう具体的に勉強を進めていくのか。
まずは2次筆記試験と関わりの深い3科目(企業経営理論、財務・会計、運営管理)でのインプットを済ませ、1次試験の過去問を解くことでアウトプットし、知識の定着を図っていきましょう。
知識を問われる1次試験と異なり、身に付けた知識をどう応用していくかが問われる2次試験についは、早い段階から取り組んでいった方がよいでしょう。
というのも、解答プロセスを安定させることが重要だからです。
解答プロセスだって・・・?何のこっちゃという方も多いかと思います。
その詳細についてはタキプロ5期生の過去の記事にも載っていますし、6期生の方々がこれから教えてくださることでしょう。
1次試験対策はスタートしたばかりです。
GWを越えると2次試験対策について考える余裕はなくなってきます。
まだまだ時間のある今だからこそ、2次試験対策の重要性を考えてみませんか?
皆さまの合格を応援しております。
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