松明は新世代に引き継がれる
おはようございます。ナリ@タキプロ5期生です。
桜にはもう少し時間が必要ですが、日差しには明らかに春を感じます。タキプロは一足早く春本番!フレッシュでアイデア豊かな6期生の方々がまもなく前面に登場します。
ということで、私のブログ担当者としての記事は今回が最後になります。
「松明は新世代に引き継がれた」の言葉は、アメリカのケネディ駐日大使のお父さんであるジョン・F・ケネディ大統領の就任挨演説にあるメッセージです。大統領は誇り高きアメリカの伝統的精神を自分達が引き継ぎ、さらに前進させる覚悟を述べました。この演説は当時の世界に大きな高揚感を与えました。
日本には次のような俳句があります。
燭の火を燭にうつすや春の夕 (与謝蕪村)
春の夕暮れ、暗くなった部屋で、燭に火を灯し、そして次々に火を移していくと部屋全体が明るくなり、しかも暖かい気が満ちてくる、といった感じですね。この句は、思想などが広まっていく様、穏やかな中にも着実に拡大していくことの尊さを表現するのにも引用される俳句です。
ふたつの言葉にはお国柄の差が出ていますが、共に、伝統が引き継がれることで、さらなる発展の可能性が高まることを示しています。
「診断士を目指す方の合格確率を1%でも高める」志をもったタキプロの活動は、人から人へ拡大し、年数を重ねて6年目を迎えることになります。素晴らしい伝統がまた次の世代に引き継がれ、暖かい明るさがさらに増します。
横綱の白鵬が「横綱がゆるぎない壁になってこそ、下の人に本物が育つ」とTVで話していました。強い横綱がいて、その横綱を倒すことを目標にして稽古することで若い人が成長できるのだ、ということです。
中小企業診断士の試験についても同じことが言えます。診断士試験は難関です。資格が欲しいと願っても生半可な気持ちでは合格できません。1次試験で7科目、2次筆記試験で4事例という大きなボリュームと高いハードルを乗り越える懸命の努力が必要です。
時にはくじけそうになることもあります。でも、その苦しさを突き抜けたとき、「合格」が待っているだけでなく、社会に貢献できるコンサルタントとして必要な知識(1次試験)、コンサルスキル(2次試験)が身に付いていることを実感するはずです。診断士として中小企業の社長さんに寄り添う力がついているはずです。
私たちは幸いにもお相撲さんと違って、最強横綱の白鵬と1対1の勝負をする必要はありません。
診断士試験も相撲と同じく、結果を出すまでには大変な努力が必要です。しかし、多くの仲間の英知を集め、受験ノウハウとして適切に取り組めば合格に大きく近づいていくことができます。
以前にもお伝えしたとおり、診断士試験の前にそびえる高い壁、実はあれは壁ではなく、扉なのです。さらに厚みを増したタキプロが引き続き皆さんを支援しますので、一緒になって上手に夢の扉を開け、合格の栄冠を勝ち取りましょう。
今日は、以上です。
タキプロ座談会(東京)のお知らせ
この時期、やるべきことが見えず不安でいっぱいの方、一歩踏み出せずにいらっしゃる方…様々かと思います。
みなさまの不安に寄り添い、次の一歩に向けて、タキプロが全力でお手伝いします!
◆日時: 3/8(日) 13:30 – 16:10
◆場所:
五反田文化センター (品川区西五反田6-5-1)
会議室:第1会議室
◆内容
13:30-14:00 イントロダクション
14:00-16:00 受験回数、勉強方法ごとの班で座談会
(1度休憩を挟みます)
16:00-16:10 全体の締め挨拶
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