私の合格を決めたテキスト(?) 

おはようございます。サイトヲ@タキプロです。
3月に入り、徐々に寒さが緩む日も増えてきましたね。
ただ、身の回りに季節の変わり目で体調を崩す人もちらほら出てきていますので、
皆さんも健康には十分気を付けてくださいね。
(私も、少なくとも実務補習15日コースが終わる来週までは体調管理には気を付けないと…)


さて、今週の朝テーマは、「私の合格を決めたテキスト・参考書とその使い方」です。

私は、診断士の受験勉強は某大手受験校のストレート本科(1年目)と上級本科(2年目)に
通っていましたので、ほとんど受験校の教材をメインに使っていました。

ですが、苦手な科目の苦手な項目あせるは、頑張ってテキストを繰り返し読んでみても
なかなかイメージがわかず、うまく知識がアタマに入ってこないまま、

ついつい漫然と勉強時間を過ごしてしまう…。こんなことがちょくちょく起きてしまっていました。


そんな時は、無理せずに新聞や雑誌などを図書館本でパラパラと立ち読みしたり、

書店で気の向くままビジネス書の類を買って読んで気分転換を図っていたのですが、
結果的には、こうした「寄り道」からも、診断士受験につながる知識を補強できたり、

理解のヒントを得られたりしたことが、2011年での合格にボディブローのように効いていた
自分の受験生活を振り返ってみると、

こういった「勉強以外の場面での『勉強』」が合格の要因として非常に大きかったのかな、と感じています。


そんなわけで、サイトヲ流「私の合格を決めたテキスト・参考書」は、


「勉強に合間に読んだ書籍、新聞、雑誌たち」です!


…「お前それ、『テキスト・参考書』じゃねーじゃねーか(笑)」そう心の中でツッコまれた方、ごもっともです。

ごもっともですが、勉強に直接関係しない書物も、

視点を心構えを変えてみればテキストや参考書の補完物足りうる。
そういう考え方もアリなのではないかと思う次第です。


では、実際にどんなものを読んでいたのか?ということで、
私自身が実際に手に取り、読んできたものの中から、

これは人様にもお勧めできるかな、と思うものを数点ピックアップしたいと思います。


1『ゼロから分かる会社の数字 基本と常識』大石幸紀著 西東社
  
http://www.seitosha.co.jp/71_3096.html
 →診断士界では非常に著名な大石幸紀先生による「会社の数字」≒を理解するための入門書。
  財務・会計の苦手意識が払拭できない方にお勧めです。


2『コトラーのマーケティング理論が2.5時間でわかる本』岡林秀明著 TAC出版
  
http://bookstore.tac-school.co.jp/book/detail/04004/
 →イメージしやすい現実の事例も豊富で、まさに2.5時間でアッという間に読み進めてしまえる、

  コトラーのマーケティング理論の入門書です。
  
3『週刊東洋経済』『週刊ダイヤモンド』『日経ビジネス』などビジネス誌
 →特にどの記事が、というわけではありませんが、記事中に出てくる各種統計や指標などを追っていると、

  経済指標なり財務会計指標がどういった場面で用いられるのか、イメージが湧いてきやすくなります。


4(番外編):『月刊 養殖』うお座(2012年4月号より『月刊 養殖ビジネス』)内

        連載「現場で使える会計・経営技術」有路昌彦氏執筆 緑書房
  
http://www.pet-honpo.com/magazine/yousyoku/
 →贔屓にしているミュージシャンのインタビュー記事が載るということで、

  勉強とまったく関係なく2010年11月号を購入したのですが、
  有路先生の上記の連載記事でのキャッシュフロー計算書の解説記事が秀逸でしたので、

  その後財務会計や2次試験の事例4の勉強の際に、折に触れて参照するようになりました。


いずれも、診断士受験とは直接関係なく、実務寄りの視点から執筆・解説されていますので、
気軽に流し読みしながら知識の定着を図ったり、

受験勉強で学んだことが現実の場面でどう使われているかを知ることで学習事項の理解を深めたり、

といったことに役立つかと思います。


気を付けたいのは、こういった記事を読むのに夢中になるあまり、
肝心の勉強が「お留守」になってしまわないように注意することです。

そのためには、

あくまでも今使っているテキストや問題集が「主」であって、書籍や雑誌類は「従」であることを常に意識すること
 →テキスト等の教材と雑誌、「診断士の受験に必要な知識」が体系的にまとめられているのは、

  当然ながら前者です。
  書いてある内容に食い違いがあることに気づいたら、もちろん受験的に優先すべきは教材の記述、

  ということになります。
  また、新聞・雑誌の記事や書籍が役に立つのは、

  「平面的な知識」を「立体的に理解する」段階においてです。
  「立体的な理解」のベースになる「平面的な知識」はやっぱりテキストなど教材を通じて習得する

  必要があります。

勉強にも役に立ちそうな記事を目にしたら、できる限りその場でテキスト等と照らし合わせてみること
 →そうすることで、理解がより深まるようになりますし、
  気分転換のつもりで記事を読み始めたつもりが気づいたら時間を忘れてどっぷり読みふけってしまった…

  なんていう事態も避けることができます。


あくまでも受験対策が「主」と考えて、、ご自身が今通っている受験校や今使っているテキストから
外れてしまわないように気を付けてください。
学習項目との「ひも付け」をこまめに行うことで、受験勉強で学んだ知識を記憶に確実に定着させ、
さらに「知っている(だけの)知識」から「使える知識」に昇華させることができれば、
1次試験だけでなく、2次試験でも活用可能なしっかりとした知識を身につけることが可能になります!

というわけで、1次試験まであと約5ヶ月になりましたが、皆さん頑張ってください!


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