財務・会計の呪いを解き放った2ステップ
おはようございます。水曜日の朝担当、duck@タキプロです。
今回は『1次試験の苦手科目とその対策、克服法』をお送りします。
私の苦手科目は何と言っても『財務・会計』
診断士の勉強を始めたときには、完全に知識ゼロでした
(ぶっちゃけ、財務と会計の違いも分かっていませんでした )
1年目の1次試験は4科目合格で、財務・会計は何とか科目合格。
しかし、3科目が不合格だった原因は、
財務・会計に勉強時間を取られ過ぎてしまったからです
財務・会計が一定のレベルを超えるまで、
予定より半年も多く掛かってしまいました。
そりゃ、後の科目をやる時間が無くなるわけです
ということで、『財務・会計』が1年目に落ちた理由です
さて、そんな私の財務・会計の呪い克服法をご紹介します。
他の記事でも書かれてきたことですが、
苦手科目について、共通して言えることは、
イメージがわかないということだと思います
私もその状態で、個々の用語や計算方法は覚えられるものの、
それが本当に意味するところや、他の用語との関連性などが全く把握出来ませんでした。
そもそも、貸借対照表と損益計算書の関係性すら見えてこないのでした
そんな私が財務・会計のイメージを持ち、戦えるようになったのは、
次の2つのステップのおかげです。
科目のイメージが持てる、超基礎本を読む
社長になる人のための経理の本 (日経ビジネス人文庫)/岩田 康成
まず、損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書などの大枠を
理解するのに役立ちました。
診断士試験の範囲から逸脱している部分も少ない上に、
講義方式であるため、読みやすいのもメリットでした。
こちらは名前の通り、ファイナンス(財務)に特化した本です。
現在価値 WACC NPV とハテナが出まくっていた私に、
タイトル通り、『ざっくり』とした方向性を与えてくれた本です。
どちらの本も、会社の同僚・後輩(診断士や簿記などの受験生ではありません)に
貸したところ、『読みやすい・分かりやすい』と好評でした。
財務・会計のイメージがわかない人は、試験直前ではないこの時期に、
一度、目を通すと良いでしょう。
計算問題を毎日少しずつ繰り返す
正確なイメージまで持てれば、あとは訓練するだけです
ここから先は毎朝計算問題集をコツコツとやりました。
私は大学で物理を専攻していたのですが、
物理現象のイメージが持てても、数学の力が足りずに物理現象を数式で
表現できないことがありました。このようなときは数学力を高めれば、
物理への理解も深まって、総合力が上がりました。
を終えた直後は、それと同じ状態ですので
計算能力を高めれば、総合力は上がると確信を持っていたのです。
もともと知識があり、財務・会計が得意な方でも、
1次試験の財務・会計は時間不足で得点を失うことがあります。
時間内で一定の得点を確保する力をつけるには、
計算問題集をやり続けることが必須だと感じています。
なお、この勉強法のおかげで、私は2次試験では事例Ⅳを
得点稼ぎの科目にすることが出来ました
それぞれが、苦手科目を自分なりの方法で克服していったのです。
自分の状況に近い人から、話を聞いてみたくありませんか
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