そのテキストはあなたに合ってますか?
- 皆さん、こんばんは!
月曜日夜のショリ@タキプロです。さて、今回のテーマは「一次試験の苦手科目とその対策法」です。私の一次試験における苦手科目は、経営情報システム(以下、情報)で、その対策は「眺めて学ぶ、例えて学ぶ」ことです。
- <情報を苦手とした理由>
- 私が情報を苦手とした理由は、テキストの用語のイメ-ジがわかず、自分の知識や過去の経験と突き合わせながら読むことができなかったためです。いくら読み進めても内容が線でつながらずイラつきました。
- 過去の経験に例えると、英語の読解問題において、一段落に二つも三つも意味不明な単語があると、文と文同士の論理関係があやふやになり理解進まずイラつくのと似ています。
- <対策>
- イラスト等の「図」を多用したテキストを書店で探しました。目的は眺める学習です。図は視覚的に理解できます。印象にも残りやすく覚えるのも、思いだすのも比較的容易でした。眺めるだけの手軽さから疲れてても勉強できるというメリットもありました。
- また、冒頭の導入文が充実したテキストを書店で探しました。導入文後に展開される小難し内容の前に、その内容を比喩等で身近な生活シ-ンになぞらえた導入(案内)があるだけで理解が楽になります。
- 例えば、私が愛用した”栢木先生のITパスポ-ト試験教室(以下、IT教室)”の導入文を見てみましょう。例にあげるのはセキュリティ対策の一つである「パケットフィルタリング機能」の解説です。身近な比喩がいかに理解を助けるかがわかります。
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- (IT教室)
- 海外旅行で行き先の国の入国審査を受ける。パスポート(=パケットのヘッダ情報)を提示して、入国するのに正当な人(=パケット)かを判断している。
- (某予備校テキスト)
- パケットの宛先などを調べて通過させてよいパケットは通過させ、通過させてはいけないパケットは通過させない機能である。
- 皆さんはどちらの説明が好きですか?IT教室の言い回しのほうが私には頭に染みます。IT教室の方は過去の記憶に働きかけるためです。身近で配慮があり続きを読んでみたいと思わせます。某予備校テキストの方は無機質で敷居が高いです。
- 予備校等から「与えられたテキスト」を使用 されている方が多いと思いますが、どんなテキストも著者が期待する読者のレベルがあります。それを読者が満たしていない場合、当然ながら理解度が落ちます。テキストを流し読みしてイラつくほど理解できなければ、原因がテキストにある可能性も考えて市販の参考書と比較してみましょう。テキストが原因で勉強効率を落としている可能性があるのですから。
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