今から始める2次対策(4):1次対策しながら「切り口」整理。
こんにちは、隔週ペースで投稿している水曜昼のげっち@タキプロです。
先週土曜日は「タキプロ絶対合格セミナー in 東京」が開催されました。遠路はるばる駆けつけてくださった方も含め、たくさんの受験生が参加されました。ありがとうございました。実は、今回のセミナーは、今年合格したばかりの3期生だけで企画、運営していました。メンバー一同さらに磨きをかけ、皆さんを全面的にバックアップしていこうと励んでいるところです。これからもタキプロをよろしくお願いいたします!
メンバー一同の合言葉は「受験生の合格確率を1%でも高めたい」です
さて、初学者がこの時期からでもできる2次対策について、書き連ねている「今から始める2次対策」シリーズ。前回の記事はこちら。この時期、具体的にできる対策として「切り口」を整理する重要性をお伝えしました。
→「今から始める2次対策(3):「切り口」の引き出しがポイント。」
今回は「今から始める2次対策」第4話。では実際に切り口とは何なのか、どうやって身につけたらいいかについてお話しします。
事例を解く時間は80分しかありません。ゼロからあらゆる可能性を追求しながら読み進めては、時間が幾らあっても足りません。そこで必要となるのが「切り口」です。なぜ切り口が重要か、その理由…。
問題点、課題、解決策を素早く見付けられる
設問文や与件文には、問題を解くヒント(作問者からのメッセージ)が込められています。2次事例でよく問われる切り口をあらかじめ押さえておけば、このヒント(メッセージ)にピンと気づくことができます。ポイントを押さえて読み進むことで、より短い時間で問題点や課題、解決策に気づくことができます。
多面的に捉えられる
2次試験は複数の解答要素を適切に組み合わせながら、解答をまとめる必要があります。切り口を押さえておけば、「Aの面では~。また、Bの面では~。さらに、Cの面では~。よって、××である」というように、さまざまな角度から問題点や課題などを考察しやすくなります。
漏れをなくせる
複数の解答要素を挙げる際は、与件文の中に紛れているちょっとした要素にも気づきやすくなります。短時間で読み進む中、読み飛ばしている要素はないか、注意深くチェックできるようになります。
分かりやすい文章で答えられる
前述の通り、多面的に漏れのない解答を整理しやすくなるので、解答用紙に答えを書き込んだ際、自分の思考パターンに沿って分かりやすい日本語で文章をまとめられるようになります。
「切り口」の効果としては、ざっと挙げただけでもこれだけあります。では、具体的に切り口にはどのようなものがあるでしょうか。
例えば、事例1(組織・人事に関する事例)
共通目標 / コミュニケーション / 貢献意欲
採用・配置 / 賃金 / 能力開発 / 評価
→「さちのひ」と覚えるといいらしいです
例えば、事例2(マーケティング・流通に関する事例)
4P(商品 / 価格 / チャネル / プロモーション)
3C(自社 / 競合 / 市場)
例えば、事例3(生産・技術に関する事例)
QCD(品質 / コスト / 納期)
→特に、高品質 / 低コスト / 短納期
生産管理(生産計画 / 生産実施 / 生産統制)
企業経営理論や運営管理を勉強した方であれば、既に何度か目にした言葉ばかりだと思います。私の場合、テキストや過去問解説などから、こうした「切り口」となりそうなキーワードの組み合わせに気付いたら、京大式カード(B6判情報カード)にまとめていきました。
長くなりましたので、情報カードにまとめるメリットについては、次回お知らせいたしますね
こうした勉強ツールの使い方や切り口の整理法方など、細かいノウハウは、隔週ペースで開催されているタキプロ勉強会でも、実際に触れることができます
次回は明日29日(木)夜の開催。
初学者の方も2次専念組の方も、対策進度に合わせたディスカッションを準備していますので、お気軽にご参加ください。
→詳細はこちらをどうぞ
このシリーズは以下のような内容を予定しています。
燃える受験生とともにあります
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