「○○のおかげで合格しました」と言いたくて
おはようございます。サイトヲ@タキプロです。
今回は、私的な話で恐縮なのですが、
ちょうど1年前に逝去した祖父のことについて。
受験生の皆さんの周りにも、
皆さんを陰に陽に支えてくれている方がいらっしゃると思います。
私は、勉強に対するモチベーションが下がってしまったときは、
合格して「○○のおかげで合格できた」と口にし、
感謝の念を表す自分をイメージするようにしてきました。
支えてくれている誰かのことに思いを馳せることで、
自分の中に一種の責任感のようなものも湧いてくるので、
より強くモチベーションを維持できるようになりました。
「○○」には家族やお世話になった先生、勉強仲間など、
色々な人の名前が入るわけですが、
「○○」の筆頭には、いつも祖父の名前を挙げるようにしていました。
(他の方には申し訳ないですが…)
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両親から祖父が亡くなったという知らせを聞いたのは、1年前のこの時期。
1次試験の答練の結果も振るわず、ちょっとした閉塞感を抱えていた頃でした。
最後に祖父に会ったのは、一昨年の5月。
その時に、近況報告で診断士の受験勉強をしていることを話しました。
資格の詳しいことはよく分からない様子でしたが、
「いくつになっても勉強続けて、えらいねえ」と祖父。
その時は軽い気持ちで、
「早く合格して落ち着いたら、もう少し頻繁に会いに来るからね」と応じました。
その約束を、結局守ることができなかったわけです。
群馬にある母方の実家に向かい、棺の中の祖父と対面した時、
悲しいという感情以上に、申し訳ないという気持ちの方が、
強く自分の心を支配しました。
頻繁に会いに来るという約束を果たせなかったことに対する後悔の念。
その原因は、自分が前年で試験に合格できなかったことにもあると考えた時、
今年できちんと合格して、祖父に報告できるようにしたい、
という気持ちが自然と湧き上がってきました。
祖父との別れをバネにして、言い訳無用で勉強をこそ頑張らなければ…。
「祖父のおかげで合格できた」と言えるようにしたい。
言葉にすると単純ですが、この小さな決意が、
自分の心にわだかまっていた勉強に対する「煮詰まり感」を打ちこわし、
合格する、という意思が固まったきっかけになったと思っています。
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長々と書き連ねてしまいましたが、
1人でも多くの受験生の皆さんが、9月、そして12月に、
「○○のおかげで合格できました」と口にされていることを、
心から祈っています。
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