実務補習 Live Report vol.3 [shuttle]
みなさん、こんばんは!
shuttle@タキプロです。
ようやく、2回目の実務補習が終了し、怒濤の10日間が明けました。
先々週(vol.1)、先週(vol.2)に続く、実務補習Live Report第3弾。最終回です。
さて、2日目の方針決定から1週間、
各自の役割分担(下記6章)に従って、それぞれ自分の担当分野の調査、執筆を進めてきたメンバ6人。
共有フォルダであるDrop Boxには、各自のoutputであるWORDファイルが集まってきました。
・第1章 全体戦略
・第2章 財務戦略
・第3章 調達戦略
・第4章 生産戦略
・第5章 営業戦略
・第6章 人事戦略
3日目土曜日、
メンバ全員が1週間ぶりに集まって、A社の「診断報告書」をまとめていきます。
まず、各自がまとめてきた文書を全員で読み合わせ。プロジェクターは欠かせません。
さすが、皆、中小企業診断士を目指そうというメンバ。
仕事が忙しい中、各自の担当分野について、約20ページほどのWORD文書をまとめ上げてきています。
全メンバの文書を読み合わせるだけでも、かなりの量です。
一通り、読み合わせてみたところ、
・1週間前に想定していた仮説の一部が崩れていたり、
・各メンバの方向性が微妙にズレていたり、
・それぞれの内容が重複していたり、、、
全体として、報告書の整合性を取るための作業がかなりありそうです。
改めて、報告書の方向性について、SWOTの見直し、ビジョン、ミッション、全体戦略の再定義など、基本に立ち返って、ディスカッションを進めます。
それぞれバックグラウンドは違いますが、ある意味、同じ、一次試験、二次試験に苦しんできた仲間。
ベースとなる共通言語があるので、かなり突っ込んだディスカッションが続きます。
チームの状況によっては、議論が深夜に及ぶこともるようです。
各領域が、収斂してきたところで、お開き。
明朝までに、それぞれ、自宅で、担当部分の書き直し、最終化をしなければなりません。
4日目日曜日、
各自、最終化した報告書のマージ作業。
WORDのスタイル調整や、目次作成、図表番号の統一など、テンプレート調整で、かなりの時間がかかります。
昼過ぎ、ようやく「診断報告書」1冊の体裁が整ってきました。
午後いっぱい、文書の最終読み合わせをして、指導員の承認を得て、ようやく製本。
深夜でも開いている、近場の「キンコーズ」に向かいます。
東京近郊で実務補習するメンバには欠かせない「キンコーズ」。閉店時間は押さえておきましょう。
製本してもらう間、ビール飲みながら前夜祭。
みな、寝不足なので、へろへろです
さて、製本された「診断報告書」。全体として100ページ強。かなりの内容です。
製本後は、もはや手直しできないし、皆、いい感じで酔っているし、そもそも眠いし、各自、満足げに持ち帰ります。
5日目月曜日、
1週間ぶりのA社訪問。
社長プレゼンの1~2時間前に、最寄り駅に集まって、各自、プレゼン練習。最終擦り合わせ。
なんとか、社長報告を迎えられそうです。
1週間ぶりにご挨拶させて頂いた社長さん。
ディスカッションを交えつつ、各担当15分~20分、全体で2時間ほどのプレゼンになりました。
メンバの仮説が間違っていたり、提案事項は既に着手されていたり、、、
初日1回だけのヒアリングでは見えていなかった点は多々あるものの、普段、実務に追われている中小企業の社長さんにとって、一歩引いた視点での、診断結果報告書は、大変参考になったようです。
もちろん、私たち新人診断士にとっても、これまで1次試験、2次試験で勉強してきたことを、実際のコンサルティングの現場で活用するという、本当に貴重な経験を積むことができました。
お互い、ありがとうございました、ということで、握手。
実務補習に明け暮れた10日間が終わりました。。。
診断士を目指して受験勉強中の皆さん、
試験前の最後の追い込み、本当に大変だと思いますが、、、今勉強していることが、1年後、実践の場で役立ってきます。
ぜひ最後まで悔いなくチャレンジしてください。
タキプロ一同、心より応援しております。
-shuttle
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