過去問解答データから見える出題傾向 企業経営理論(前編)
皆さん、こんにちは!月曜日夜のショリ@タキプロです。
7月13日(金)のタキプロメルマガより、「過去問解答デ-タから見える出題傾向」と題して、あと1点を取るためのテクニックについてお伝えしています。
さて、先週月曜日のタキプロブログの記事
に続きまして
「過去問解答データから見える出題傾向」 ~企業経営理論~
をお送りします。
調査の範囲は、平成22年度からH18年度までの過去問5年分、計216題です。
なお、書かせて頂く内容は、過去のデ-タに基づいた統計的な推測です。内容は、今年の本試験の傾向を保証するものではないことにご留意ください。
それでは、さっそく、参りましょう。
■ボーナス問題は、マーケティング→戦略→組織の順に多い
企業経営理論の問題が、経営戦略→組織論→マーケティングの順で出題されていることは、どなたもご存知だと思いますが、ボーナス問題(難易度A)がどのあたりで出るか、その傾向をご存じですか?
ボーナス問題は、マーケティングからよく出ています。ボーナス問題(難易度A)は、5年間で合計53問出題されていますが、問題を経営戦略、組織論、マーケティングに区分した集計結果では、それぞれ、17個、13個、23個の出題がありました。
効率的に得点を積み上げるには、
マーケティング→戦略→組織の順に解くのが良いかもしれません。
マーケティング→戦略→組織の順に解くのが良いかもしれません。
■対応が難しい問題は、組織論から多く出ている
それでは、対応が難しいとされる問題(難易度DとE)は、どの分野から出ているでしょうか。
対応が難しい問題は、組織論からよく出ています。難易度D+Eは、5年間で合計49問出題されていますが、27題が組織論から出ています。つまり、対応が難しい問題の5割超が組織論から出題されています。ちなみに、組織論から出る問題の配点は低いです。組織論の低配点(2点)比率は8割、企業経営理論全体のそれは7割ですから、組織論は低配点の割合が高いと言えます。
対応が難しい問題が多く、配点も低い組織論の問題は、後回しにしてもよいかもしれません。
それでは、長くなりましたので、このあたりで。記事の続きは、今晩18:00に投稿しますので、ぜひ、ご覧ください。