【スー#14】 「問題点と対策と課題」って、結局何が違うの?
こんばんは。
スーさん@タキプロ6期生です。
皆さん、二次の勉強はすすんでいますか?
二次の勉強はわかるようでイマイチちゃんとわかっていないという方も多いのではないでしょうか?
それは、まだまだ理解ができていない状態、「違いのわからない」状態だからです。
今日は二次試験対策の基本的な考え方、「問題解決の手順」について、お伝えします。
過去のタキプロ記事で最も読まれているものの一つに、【2次】問題点と対策と課題、ちゃんと書き分けてますか?があります。
この記事が人気なのは非常に秀逸であると共に、多くの受験生が「問題点・対策・課題」の違いについてわからないからネットで調べた結果だとも言えます。
では、あらかじめ理解しておきたい考え方として、「問題解決の基本的ステップ」を確認しましょう。
①問題発見
②原因分析
③解決策の立案
④実行計画の策定
⑤解決策の実行
⑥解決策の検証、評価
問題解決までのステップは上記のようになりますが、中小企業診断士の二次試験では問題発見から解決策までの①~③が問われています。
1.問題とは?
では、まず最初の「問題」とは何でしょうか?
問題とは、ずばり「目標」と「現状」のギャップであり、解決すべき事です。
「否・非・不」や「~ない」など否定語で表させることが多いものです。どこが悪いのか(Where)を特定します。
2.原因分析とは?
問題が明確になったら、次に「問題はなぜ存在するのか」を分析します。「なぜ、なぜ?」(Why)を繰り返し、根本的な原因(真因)を探ります。「~なので」「~だから」で表されます。
問題を分析する際には、状況を「分解」することが大切になります。そのために、MECE(もれなく、だぶりなく)やフレームワークを使って考えることが大切になります。
MMCで解答方法に、切り口といっているのも同じような考えに基づくものです。
3.解決策の立案
根本的な原因がわかれば、問題を解決するために、「何をするのか」を検討します。
真因を解決するための目的やテーマにあたるものが「課題」だと言えます。課題は「~の向上」「~の導入」「~の強化」などスローガンのようになります。
具体的な手段が解決策(対策)であり、「~する」(How)など動作や行動で表されます。
今日はここまで。「問題解決」のステップを意識しようという内容でした。
二次の具体的な勉強法は、私がまとめた「やるなら今!! 中小企業診断士 二次対策まとめ」を参考にしてください。
スーさん@タキプロ6期生でした。
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