あおきの統計学入門その6 #15
こんにちは!タキプロ6期生のあおき@大分です。
9月も中旬になり少しずつ2次試験が近付いてきました。
焦らず焦らず。しっかり自分のやるべきことをやりましょう。
さて、今回は前回の続きとして、
標準偏差の大きな欠点について述べます。
その大きな欠点とは前回の私の記事でも表れているんです。
前回の記事の一部を下記に抜き出してみましょう。
> 例えば3-1組のA君 150cm、B君 160cm、C君 165cmの
> 身長の標準偏差を求めると、4.08と求めることが出来ます。
さて、どうでしょうか。何か気づきますか?
答えは、標準偏差単体では何の意味も持たないということです。
4.08と聞いて、「いやぁバラツキが大きいな!」とか、
「まだまだバラツキは小さいな。」といった判断は出来ないのです。
つまり、以下のことが言えます。
「標準偏差とは比較して意味がある」。
例えば、A君 150cm、B君 160cm、C君 165cmのいる
3-1組の標準偏差は4.08でした。
一方、D君 170cm、E君 180cm、F君 165cmのいる
3-2組の標準偏差は6.24でした。
これにより、3-1組より3-2組の方が身長のバラツキが大きい。
といったことを標準偏差を比較することで言うことが出来ます。
今後標準偏差を見るor使うことがあった場合は、
単体では判断してはいけません。
類似するデータの標準偏差と比較する形で使って見て下さい。
ここまでのあおきの統計学入門その1~6で、
データの大きさを表す平均、中央値、最大値/最小値と、
データのバラツキを表す標準偏差を説明してきました。
ここまで知っていれば統計学の入門は十分だと思います。
私も統計学に関してまだまだまだ勉強の身です。
これから、面白いことを発見すれば是非みなさんに
噛み砕いてお伝えできればと思います。
今回はこれにて終了しますね^^
PS
さて、次回は何を書こう…?
統計学初級にステップアップをするか、
ちょっぴり得意なExcelについて書くか、
敢えて、経済に関係する映画の紹介をするか。
とにもかくにも、あおきのポリシーである、
お仕事と試験勉強でお疲れの皆様に、
試験勉強から少し離れた、でも遠くはない、
何かためになる記事を書いていければと思います^^
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