【スー#15】 効果絶大!!三色ペンで解答を分析しよう
こんばんは。
スーさん@タキプロ6期生です。
二次試験の勉強は順調でしょうか? 全体的な勉強法は「やるなら今!! 中小企業診断士 二次対策まとめ」を参考にして下さい。
試験までの勉強法は人それぞれですが、自分の課題を見つけることが大切だと思います。二次試験対策で言えば、理想(模範解答)と現状(自分自身の解答)のギャップがどこにあるのをはっきりさせるが大切です。
そこで、今回は三色ボールペンで自分自身の解答と模範解答を比べてみませんか?という内容です。
数年前から「ジェットストリーム 4&1」を愛用しています。(意外と安価で買えます。)同じものを使っている方を見るとなぜかそれだけで信用してしまします。
事例を解いていくと、自分の解答には抜けやモレが多いことに気づきます。模範解答と自分の解答の何が違うのかをしっかりと確認することが大切です。解答は大きく分類すると、①金型、②結果やキーワード、③要因や具体例、という形になっています。そこで、3色ボールペンの活用で、自分がどこが分からなかったのかを簡単に見つけ出します。模範解答を3色ペンで色づけしてみましょう。
H25年事例Ⅱの第4問を例にとります。
(設問1)B社が計画する水産練物のインターネット販売が開始された場合、B社の売上に占める店頭販売の比率が減り、FAX、インターネットによる通信販売の比率が増えると想定される。その際の利益確保上の注意点を100字以内で述べよ。
(模範解答)
B社は、①売上面で、地域の旬の食材を用いた季節商品や贈答品等の商品発信による売上高の拡大、②費用面で、効率的な配送や決済処理を行うシステムの構造による費用負担の軽減、などに注意し利益を確保する。
↓ 3色で表すとこんな感じです。
B社は、①売上面で、地域の旬の食材を用いた季節商品や贈答品等の商品発信による売上高の拡大、②費用面で、効率的な配送や決済処理を行うシステムの構造による費用負担の軽減、などに注意し利益を確保する。
赤字は解答の型となる部分です。この問題ではやや型自体もばらけがちだと思いますが、利益確保上→「売上高」と「費用」という切り口に分けて考えるとスッキリします。
青字は、結果やキーワードとなる部分です。ここでは、切り口と重なる部分もあり弱いですが、文章の形は整っています。
緑字は、要因や具体例を示します。この問題では、売上拡大や費用削減のための具体例となっています。この部分は、与件文より抜き出すことが多いです。
この設問は、直接的なヒントとなるものが少ないので、受験生ごとに解答にばらつきが多い問題です。そんな時でも、フリーハンドで解答を書いていくと、点数が安定しません。模範解答と全く同じである必要はないですが、比べることで自分ができたこと、できなかったことが明確になると思います。
道場のふうじんさんが以前こんなことを書いていました。
「開眼の瞬間」を文章で今示すなら、
思いつくままに答案を書く「自由演技」から、
型通りに作問者の出題意図に近づく「規定演技」
に切り替わった瞬間
まさに、その通りだと思います。3色ペンで規定演技の構成要素をはっきりさせましょう。
今日はここまで。3色ペンで自分の弱点を見つけようという内容でした。
スーさん@タキプロ6期生でした。
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