【事例Ⅲ】まず現状を押さえる
おはようございます。もりっち@タキプロです。
今日から9月です。
まだしばらくは暑い日が続きますが、体調を崩さないように気を付けてください。
事例Ⅲは、
「工場や生産現場を知る機会が無くてイメージしにくい」
と2次試験の4事例の中でも苦手なイメージをお持ちな受験生が多いのではないでしょうか?
初めて目にする製品、工程、機械の名称
受注~生産~販売に至るまでに関わる部署や担当者、プロセスの多さ
が苦手なイメージを持つ要因なのでは?と思っています。
私もりっちが事例Ⅲを解く際にまず心掛けていたことは
出てくる製品、工程、機械の名称が分からなくても気をしない
例えば、C社の製品の中に「樹脂加工品」という名称が出てきたとき、樹脂が何なのか分からなくても構いません。「樹脂加工品」を生産しているということだけを押さえます。
与件から現状の業務プロセスをしっかり把握する
事例Ⅲでは、現状の業務プロセスを正しく把握していないと問題を解く際に間違った方向へ行ってしまうので、他の事例より丁寧に押さえていきます。
そこで、業務プロセスを把握するための具体的な方法ですが、
業務プロセスの洗い出しと振り分け
与件文に出てくるプロセスを洗い出して、以下の5つに振り分けていきます。
受注
生産計画
生産
購買・調達
出荷・販売
例えばH23の事例Ⅲの場合、生産計画の中には、
【上旬分の生産計画の作成】と【翌月の生産計画の作成】の2つのプロセスが振り分けられます。
プロセスを詳しく整理
区分けしたそれぞれで詳しくプロセスを整理します。
整理する際に注目するポイントは
プロセスを行うタイミング、トリガー
プロセスを行う部署、担当者
プロセスを行うために必要なモノ、情報
次に行うプロセス、モノ、情報の流れ
与件に書かれている問題点
を押さえます。
【翌月の生産計画の作成】のプロセスでは
タイミング、トリガー 月末
部署、担当者 製造部
必要なモノ、情報 翌月の納品計画と材料・購買部品および外注加工品の納期
次に行うプロセス、モノ、情報の流れ 生産工程へ生産計画を渡す
問題点 特になし
という形になります。
このようにして業務プロセスを整理しておくと、業務の流れがイメージし易くなりますし問題を解くときにも大いに役立ちますよ。
こちら勉強会の案内です
9月
H23事例Ⅱ(メガネ)
9/23(日) 13時~17時 新富区民館
9/26(水) 19時~22時 八丁堀区民館
10月 ※9月上旬より参加受付
10/3(水) 19時~ H22事例Ⅰ
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