タキプロ的おすすめ書籍「教わらなかった会計」
こんにちは!ふくまにあ@タキプロ九州です
いよいよ9月に入りましたねー。1次試験の合格発表まであと2日!ワクワクドキドキの毎日でしょう。
ふくまにあはこの時期完全に燃え尽き症候群で沈殿してましたねー
さて、さっそく今週のおすすめ書籍をご紹介しましょうね。「教わらなかった会計 金児昭」です。
- 新版・教わらなかった会計―カネコの道場 経営実践講座 (日経ビジネス人文庫)/日本経済新聞出版社
- ¥800
- Amazon.co.jp
筆者の金児さんは信越化学工業の経理・財務畑ひと筋(38年!)の方で、数多くの会計の本を出版されています。
この本は、教科書的な会計の知識ではなく、金児さんが実際の経営の現場での体験だけに基づいて書かれたものです。
金児さんはこの本のなかで
「会計の目的は人間を幸せにすることだ」
「これまで会計の教科書では扱わなかったことを書く」
と宣言していらっしゃいます。そう、この方、かなりの愛すべきキャラクターの持ち主なんですね~
(公認会計士の試験に3回落ちてそのままだけど公認会計士の試験委員だそう )内容は、おっしゃるように、金児さんの38年間の経理・財務人生から得た会計の深い知恵が詰まっています。
CF、原価計算、設備投資、時価会計、為替と教科書的な知識に実際の経験を加えて、わかりやすくおもしろく書いてあります。
また、
「エンピリカル・ネレッジ(体験知識)でのマネジメント」という言葉を使っています。
会計は経理・財務担当者だけのものではなく、まずは社長が理解するもの、幹部全員が理解し体験から得た知識でマネジメントするもの、と言います。
金児さんの思いはこんな一節にも「難しい言葉や公式から世界の人々を救いたい」
○変動費→比例費=売上の増減に比例して増減する費用
○限界利益→比例利益=売上の増減に比例して増減する利益
○損益分岐点→損益トントン点=損失と利益の分かれ目の点
○損益分岐点売上→損益トントン売上=損益が0、すなわち利益が0の損益の分かれ目の売上
○変動費率→比例費率=比例費÷売上高
○限界利益率→比例利益率=比例利益÷売上
ですよね。
損益トントン売上っていう名称だったら、そこらへんの会計アレルギーの社長でも理解できるのに。会計を愛し、日本企業を愛するあったかい人が書いた会計の本です
こちら勉強会の案内です
9月
9/12(水) 19時~22時 堀留町区民館
H23事例Ⅱ(メガネ)
9/23(日) 13時~17時 新富区民館H23事例Ⅲ(筐体・事務用家具)
9/26(水) 19時~22時 八丁堀区民館H23事例Ⅳ(個別問題)10月 ※9月上旬より参加受付
10/3(水) 19時~ H22事例Ⅰ10/10(水) 19時~ H22事例Ⅱ10/14(日) 9時~ H22事例Ⅲ10/18(木) 19時~ 自習+よろず相談
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