スキ×ベン ~ 5分の空き時間×個別計算問題
おはようございます。
月曜朝イチ、市役所の星☆@タキプロです。
さて、「日常生活のスキマに勉強を組み込む方法」を追及する本シリーズ。
前回はコレ>> 朝イチ×解答プロセス
で、今回はコレ
5分の空き時間×個別計算問題
みなさん、事例Ⅳってどうですか?
他の事例と違って、計算問題が解ければ固定点が見込める半面、計算結果次第で事例企業の方向性が真逆になってしまうこともあるのでハイリスク、って気がしますよね。
私は比較的得意でした。(他の事例がダメすぎたという意味で)
どうでもいいハナシですが、基本、市役所は複式簿記を使いません。財務会計は現金主義の単式簿記でやってます。
なので、こと財務に関しては、「減火焼却(げんかしょうきゃく)ってどんな焼却炉? 」ってレベルの方がゴロゴロいます。
まぁそんな行政の自虐ネタはおいといて、
そんな私がナゼ事例Ⅳに悩まずに済んだのか。
それは…
修行あるのみ
です。
近道なんてありません。とにかくガリガリ問題を解くしかないです。
でも、もう二次試験当日まであと40日くらいしかありませんし、そうそう計算問題ばかりやってるわけにもいきません。過去問も回さなくちゃ。プロセスも固めなくちゃ。
そこで、スキマ時間の出番です。
事例Ⅳって、最初に経営分析があって、そのあとで個別の計算問題やら、計算結果を元に文章で何かを答える設問やらがありますよね。
経営分析の方は事例の全体を見ないと判断できないので、まとまった時間で解くべきでしょう。
ですが、個別の計算問題は別で、わりとその設問だけで完結していることが多いと思います。
さらには、タイムマネジメント的にも、個別の計算問題にかけられる時間ってせいぜい1問5分くらいじゃないでしょうか。
なので、個別計算問題を5分くらいの空き時間を使って解くという方法は、スキマ時間の活用的にも、時間短縮訓練的にも有効なのではないか、と思います。
たとえば、こんなやり方はどうでしょう。
過去問や答練の個別計算問題をコピーする
5分の空き時間がいつ来てもいいように、私はスマホのメモアプリにコピペしてました。
単語カード的なものに書いてもいいかもですね。
小電卓とメモ用紙を常備する
これがないと解けませんよね。計算問題だし。
ちょっと時間が空いたとき、「いまだ!」と思う
必要なのは、一歩踏み出す勇気です。
たったこれだけです。
お仕事の合間の息抜きとか、
益体もない会議の休憩時間とか、
移動でのちょっとした待ち時間とか、
いろんなときにお試しあれ。
問題のストックはそれほど多くなくてもいいと思います。
私も3~4種類しか持ってませんでした。
とりあえず毎日財務に触れておけばカンも鈍りませんし、同じタイプの問題を繰り返せば繰り返すほど早く解けるようになると思いますよ!
<おまけ>
ひとつ、短い問題をば。
50百万円の設備投資(減価償却は耐用年数5年、残存価格10%)。
この設備投資で、収益が20,000千円、現金支出による費用が4,000千円が毎年発生。
設備の処分価格は4,000千円、法人税率は40%。
さて、毎年のキャッシュフローは?
こたえはココです。反転させてくださいな。
(1年目~4年目は13,200千円、5年目は17,600千円)
<次回予告>
皆さん、与件文って読んでますか?
「そりゃ読んどるにきまっとろーがぁ! 」とお思いですよね。
ところが、意外と深くは読めてなかったりするもんです。次回は、その辺をお話してみたいと思います。
そんな次回は「トイレ×熟読」
またトイレ かよ
というわけで乞うご期待
今日はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!