【まいど!関西です。】診断士試験における「選択と集中」

このたびの九州の震災で被害に遭われた皆様に、先ずもって心からお見舞い申し上げます。

 

おはようございます。ティーナ@タキプロ7期関西です。

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早いもので4月も今日が最後。

ゴールデンウィークで昨日から10連休だ、という人もいらっしゃるのでしょうか。

 

プロ野球でいえば、ペナントレースが始まって1か月余り。

個人的に嬉しかったのは広島カープ、新井貴浩選手の2000本安打達成であります。

阪神の金本監督に現役時代からいじり倒されたり、球団公認でグッズのTシャツのネタにされたりと、何かといじられキャラのイメージが強いですが、実のところ彼は相当な努力家であります。

若い時から彼のプレーを見ていますが、お世辞にもずば抜けた才能もセンスもあったわけではありません。長打力はありましたが不器用極まりなく、正直2000本安打を打つなんて想像すらしていませんでした。

にもかかわらず、ここまでの大選手となったのは、ひとえに毎日必死に練習し努力を積み重ねたからであります。

努力をしても必ず成功するとは限らないが、成功する人はみな努力をしている、とはよく言われますが、新井選手はまさにそれを身をもって示したと言えます。

そういう意味では、診断士試験に合格するためには、決して天才である必要はないのです。ださくても不器用でも、日々の勉強を積み重ねた人に天は味方するものだと思います。

 

才能に恵まれずとも、泥臭く日々の努力を積み重ねる。

新井選手の野球に対する愚直でひたむきな姿勢は、受験勉強にも大いに通じるところがあるのではないでしょうか。

 

さて、のっけから話がえらくそれましたが。

タイトルにある「選択と集中」、これこそ診断士試験の勉強では侮れないものだと個人的には考えます。

元はと言えば、アメリカの大手総合電機メーカーGEにおいて、かの有名な経営者ジャック=ウェルチ氏がCEO時代にとった経営戦略であります。

もともとの意味は、

「自社の得意な事業分野を明確にして、そこに経営資源を集中的に投入する。不採算なところからは手を引く」

ということです。

野球のバッティングでいえばさしずめ、「狙い球を絞りそれが来るまでファウルで粘り続ける、そして狙い球をホームランやタイムリーヒットにする」ということでしょうか。

 

ここまで読んで、賢明な受験生の読者なら、「ん、なにかおかしい」と気づくことでしょう。

「診断士試験は1次試験7科目、2次試験4科目ちゃんと満遍なく勉強せんと、40点以下を1科目でも取ろうもんなら足きりに遭って元も子もないぜ。得意科目ばかりやって不得意科目をやらないわけにはいかんだろうが!てやんでい、べらぼうめ!」

という反論があるのはもっともなところです。

 

僕がいいたいのは、むしろその逆です。

「安定して6割以上が見込める科目については程々にして、

得点の伸びない、芳しくない科目に時間を割く」

加えて、「あれもこれもと手を出さず、やる問題集、やる範囲を絞る」

ということです。

なお、ここでは、あくまで1次試験についての戦略です。2次試験については、また別の戦略があることでしょう。

 

1次試験まで3か月余り、そろそろ過去問も2周目、3周目をやってアウトプットによる知識の定着を本格的に図らないといけない時期になってきます(こう言っておきながら、僕が過去問を始めたのはゴールデンウィーク終わってからでした。おかげで散々焦り倒しました。是非とも反面教師にしていただくことをオススメします)。

 

で、何をどう進めていくのがいいかということですが、

苦手科目を潰せないまま風薫る5月戦線突入が濃厚であれば、それを可能な限り潰すことが先決です。

ちなみに、知識を定着させてから過去問という考えをする方も多いと思いますが、これは危険な考え方です。科目合格者で1科目だけの受験ならその方針も必ずしも否定しませんが、複数科目受験されるのであれば、そんなことをしていたら根本的に時間が足りません。

 

知識の定着ということであれば、過去問問題集の解説を有効活用しましょう。

どれを読んでもいいのですが、それなりに名の通ったところが出しているものであれば、解説はわりにしっかりしたものが多いです。知識や間違えやすいポイントの整理をしてくれていたりするので、それを使わない手はありません。

単語カードやルーズリーフに書き出して通勤時間などのスキマ時間に読み込めば、より効率的に知識の定着を図ることができるでしょう。

問題集の選び方については、本屋さんで実際に読んでみて、自分に一番しっくりくると思うものを1冊徹底的にやり込むのがいいでしょう。

過去問をやる範囲は、好みにもよりますがせいぜい10年分もあれば十分ではないでしょうか。あまり手を広げ過ぎると、往々にして何が何だかわからなくなってしまう懸念もあります。僕自身は、5年分しかやりませんでしたがそれで十分に対応できました。

 

とりとめもなく書いてきましたが、僕が考える診断士試験における「選択と集中」は、

「苦手科目に資源を投入してパワーをかける」

「過去問集の解説を活用してアウトプットしつつ知識の定着を図る」

「1冊の問題集を選んでそれを徹底的にやり込む。あまり手を広げない」

ことです。

参考にしていただければと思います。

 


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◆タキプロ関西勉強会【5月第3回】5/25(水) 19:30~
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