【ミッチーメソッド】与件文の解答根拠を使う際、メモに時間を取られていませんか?「解答構成に時間をかけるな!漏れなく最短で解答メモを作るメソッド」
勉強の日々、お疲れ様です。ミッチー(高橋光久)です。
普段は紳士的なおじさんですが、たまにドSに変貌します。
今回もドMなひと向けにドSキャラでグイグイ押します。
ドMじゃないひとは読まないでください。不快に感じるひとも読まないでください。
では、ドSミッチー よろしく!
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ドMの諸君! 2次試験対策は、どこまで進んだかな? そもそも、何を対策してよいかわからない者もいることであろう!
そういう試験だ! だからこそ、先人の知恵は活かしたまえ!
大事なことを伝授しよう。心して聞けよ!
鬼鉄則「解答構成に時間をかけるな!漏れなく最短で解答メモを作れ」
解答メモを作る派と作らない派がいるな。 風間は、どっちだ?
風間「解答メモを作る派です」
では、なぜ作る? 風間。
風間「えっと。メモなしに書くと書きたいことの根拠が飛んだり、書いてる内容が考えた内容と違ってしまうからです。」
では、なぜ、そのようなことが起きるのか? 風間。
風間「え。。。 わかりません」
貴様。俺様に「わかりません」というな! 何度言ったらわかるんだ?
貴様。「ダンディ坂野のゲッツ!!」で笑い転げろ!
なぜ、そのようなことが起きるのか教えよう。よく聞け。「ゲッツ!」
脳の思考速度と書く速度が違いすぎるのだ。脳はそのため、前頭葉に短期記憶をさせるが、これがすぐに忘れる。
人の処理速度は、「考える>読む>話す>書く」である。
「考える」が最も速く、「書く」が最も遅い。
だからのそのギャップを埋めるために一時的に記憶しておくメモリが必要なのだ。それが、メモだ。
一次の経営情報ででてくるスプールと同じだな。
メモを作らない派は、そのメモリが大きく忘れにくいのであろう。天才系だ。ストレート合格した診断士の中にいるからたまらん。
あるいは、何度も何度も「考える⇒書く⇒考える⇒書く」を繰り返しているに違いない。
これは効率が悪いはずだ。メモを書いた方がよいであろう。
しかし、メモの作り方により時間を大きくロスしてしまう。
解答とまったく同じ内容を下書きする猛者がいるが、これは特殊スキルを持っているとしか思えん。今回の対象外とする。「ゲッツ!」
松本。貴様はどのようなメモをしているか?
松本「答案に書く前の下書きをしています。そのまま再現答案になります」
なるほど、貴様は天才系ではないから、血がにじむような書く努力をしたのだな? さすが、ドM中のドMだ。 勉強自体が快感なのだな!!
努力して得たスキルは最強だ!
例えるなら「鬼にうまか棒」だな! 「ゲッツ!」
解答メモとは
解答の骨子を作り、それを見て解答を書けるものである。内容は、結論とその解答根拠と一次知識を使って考えた解釈をメモする。
ただし、解答根拠をそのままメモするのは時間のロスである。PCであったらコピペするだけなのに、記述試験というのは面倒である。人類の進化をなんだと思っているのか?
次のようなメモの取り方をやっていないかな? 実に非効率の例だ。
与件文の一部
自社で開発し特許まで取得した新しい成形技術を活かす
↓
解答メモ
自社開発、特許取得、新技術を活かす。○○○○○○○○を図り売り上げを向上する。
この書き直しは無駄だな。俺様は、この作業を限りなく効率化した。
与件文に小さくインデックス番号を振って、番号を元に解答構成のメモを行うのだ。
先の例ではこうなる。
与件文の一部(第五段落)
①自社で開発し②特許まで取得した③新しい成形技術を活かす
↓
解答メモ
5-①し、②の③を活かす。○○○○○○を図り売り上げを向上する。
そして、書く際にインデックス番号を頼りに与件文を確認して解答欄に書き写す。
実際の平成27年度事例Ⅰ 第2問で確認してみよう。
第2問(配点20 点)
A社は、当初、新しい分野のプラスチック成形事業を社内で行っていたが、その後、関連会社を設立し移管している。その理由として、どのようなことが考えられるか。120 字以内で述べよ。
<関連する与件文の第5段落>
A社の経営が危機に陥った時期、創業者である父に請われてサラリーマンを辞めて、都市部から離れた生まれ故郷の農村に、A 社社長は戻ることを決意した。瀕死状態のA社の事業を託されたA社社長は、④ブロー成形技術の高度化に取り組むと同時に、それを活かすことのできる注文を求めて全国を行脚した。苦労の末、楽器メーカーから楽器収納用ケースの製造依頼を取りつけることができた。⑤自社で開発し特許まで取得した新しい成形技術を活かすことができたとはいえ、その③新規事業は、技術難度はもちろん、①自社ブランドで展開してきたバドミントン事業とは、②事業に対する考え方そのものが異なっていた。そこで、再起をかけてこのビジネスをスタートさせたA社社長は、当初社内で行っていた新規事業を、関連会社として独立させることにした。
解答メモ
③や①で②のため、既存方法にとらわれずに新しい発想で取り組む必要(一次知識)
また、④に対応し⑤の強みを活かすため、分業し組織の専門化を図る(一次知識)
解答欄への記述(丸数字は実際には記述しない)
第2問
③新規事業の技術難易度や①自社ブランド展開の②考え方が異なるため、既存方法にとらわれずに新しい発想で取り組む必要があった。また、④技術の高度化に対応し⑤特許の強みを活かすため分業し組織の専門化を図ることが考えられる
俺様の実際の本試験メモを見るがよい
実際にはメモをきれいに書くことはないであろう。
諸君もさまざまな方法を試して、自分のやり方を確立して欲しい。
自分のやり方が確立できたときは、間違いなく合格レベルに達している!
なんだ高田。文句あるか?
高田「書いたメモをどこかに忘れることがあるのですが。それはどうすれば?」
書いたメモよ「出てこいやぁ!」って言え!「ゲッツ!!」
そこまで頼るな! 自分で考えろ!
では、健闘したまえ。また会おう!
次回は10月6日、「設問を読んだときに作成するメモで合否を分ける。設問分析メモの書き方」を伝えよう。
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