診断士:2次事例3 2択で迷ったときの対応 フラットな目で両案を検討する
こんにちは。帰省の飛行機代(羽田⇒福岡)が、12万!に、正直財布が痛い、勢い系ストイック診断士 @タキプロです。
さて、昨日 は私が実践した、2択問題の対応の概要についてお伝えしました。
本日は、対策その①:フラットな目で両案を検討する、ことについて、お伝えします。
私は、1年目、2択問題で迷ったとき(毎回必ず迷います。)、与件の状況分析を再度行い、最も妥当性が高いものを選んでいました。(実際は選んでいたと思っていました。)
でも、1つ大きな欠点がありました。
それは、偏った見方をしていた、ということです。
長い与件文を読み解答を作成する事例問題では、人によって色々な見方ができます。
特に迷っているときは、与件文中の単語がどれも何かの根拠に使えそうに見えてきます。
そのときの大きな罠が、
勝手に自分で答えを想定して、都合のいいように与件の根拠を解釈してしまうことです。
これを行ってしまうと、せっかく両案を検討しているのに自分に都合のいいように答えを作ってしまう事があります。
たまたま、その都合のいい方向があっていればいいですが、結構外れます。その原因は、自分の考えを優先し、予見に忠実ではないことだと思います。
それを防止するためにも、私は、「フラットに見る」事を心がけました。
手順としては、両案の決定条件定め、紙に書き出します。
そして、与件の根拠を解釈し、両案に○×△で記入します。
ポイントは、紙に書き比較することです。
これにより、客観的に比較することができるようになります。
そして、もうひとつのメリットは、この○×表を用いて、解答の構成要素を作成することができます。
仮にA案 評価 ○○○△×を選んだ場合。
解答要素⇒結論:A案選ぶ、理由①現状の問題点、理由②外部環境の変化、理由③B社の弱みの克服、効果①問題の解決で生産性向上、留意点:×の部分は対応が必要、その他:B案の選ばない理由
解答の字数、求められている要素などにより、組み替えることで解答の構成を容易にします。
幸い、苦手な2択問題は平成21年に出題されませんでした。
しかしながら、今後の試験で出題される可能性は十分あります。
皆さんなりの、冷静に比較できる手順の確率をお勧めします。
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