【残り1か月!】勉強法のご紹介(つかちゃんの場合)
みなさんおはようございます!
つかちゃん@タキプロ名古屋8期です!
さてさて今回は、自分が2か月半で受かった勉強法をお伝えしようと
思います。
自分が取り組んだ勉強法は主に、
目次
1 決まった教材+過去問を徹底的にやりこむ
2 1日1事例解く
3 自分で模試形式でやる
の3つです!
これらを解説する前に、ちょっと前置きを・・・
自分の場合、1次試験に受かると思っていなかったので、リアルに1次試験後の8月10日辺りから動き始めました。
ただ、何をやっていいか全く分からなかったので、深く考えずに某大手予備校の2次試験対策に急いで申し込み、そのメソッドに従い勉強を始めたのです。
しかし・・・
2か月半で習得するには予備校のメソッドは難しく(習得できればとても良い武器にはなると思います!)、自分は2週間ほどで諦めてしまいました。
ああ、受講料約7万円が・・・
その後数日路頭に迷い、合格は無理だろうなあ・・・と諦めていたところ、偶然連絡をとった先輩受験生から色々と教材を薦めてもらって独学を開始し、なんとか合格に漕ぎついた。というのが自分の2次試験合格までの道のりです。
危なっかしいですね(笑)
さて、前置きはここまで。
冒頭の3つの勉強法について、以下に詳しく述べます。
1 4つの教材+過去問を徹底的にやりこむ
教材はあまり手を広げず、決めたものをやりこみました。具体的には、
(1)中小企業診断士2次試験 ふぞろいな合格答案(同友館)
(2)集中特訓 財務・会計 計算問題集(TAC)
(3)意思決定会計講義ノート(税務経理協会)
(4)2次試験合格者の頭の中にあった全知識(同友館)
の4つ+過去問5年分です。
ただし、「意思決定会計講義ノート」は難しい論点が多かったため、二次試験で取り上げられたことのあるセクションだけを抽出して勉強していました。
○各教材の勉強の進め方
(1)まずは「ふぞろい」で、仮に採点がキーワード採点であると仮定した時、どうすれば点が取れるのかをマスターする。
2次試験の採点方法は色々と議論があるところですが、自分はキーワード採点と割り切って、如何にキーワードをMECEに拾って組み合わせられるかという部分に力点を置いて勉強しました。
合格者が与件文からどのようなキーワードを拾っているのか、“キーワードを拾うセンス”を養うということが「ふぞろい」を勉強した目的です。このように、その教材をなぜ使うのか、はっきりした目的意識を持つと、勉強の成果も増加します。
そういう意味では、「ふぞろい」は過去1年分しか購入していません。何周かしてくると、これは拾うべきだ!というキーワードが光って見えますよ!
(2)「ふぞろい」と並行して、事例Ⅳ対策として「計算問題集」から3〜5問毎日解く。
さて、自分は事例Ⅳが苦手です。ちょっとひねられたら分かりませんし、結構計算ミスをします。そういう意味では、最低でもみんなが正答できる問題だけは絶対に落とすわけにはいきませんでした。
なので、計算問題を解く感覚を鈍らせないように「計算問題集」を毎日解き、体に覚えさせました。これはどちらかというと筋トレに近いイメージですね。もちろん解くときは6月11日の投稿のように、勉強する論点をバラけさせましょうね。
(3)「計算問題集」を1周したら、「イケカコ」に取り掛かり、少し難しい論点もカバーする。
「計算問題集」を一通り解いたら、次は「イケカコ」に移りましょう。2か月半で受かるためにはスピードが命です!
ガンガン進めていきましょう。
「イケカコ」は公認会計士試験の勉強でも使われるほど、深い論点が掲載されている一方で、中小企業診断士の2次試験でも問われるようなものも掲載されています。
その中でも最たるものが、“差額原価収益分析”です。平たく言うと、何らかの意思決定をしなければいけない時に、どの案を選ぶかといったものです。製品Zは廃止した方がいいのか、しない方がいいのか。切削工程だけを外注にした方がいいのか、内製を続けるべきか・・・こういう論点ですね。
他にも、ABC分析の基本的な部分などを押さえておけば、いざという時に安心です。
本番の現場で見たことも聞いたこともない論点が出て冷や汗を流す前に、「イケカコ」で耐性をつけておきましょう。
(4)「全知識」は1次知識のメンテナンス用。
2次試験の勉強ばかりしていると、どうしても1次の知識を忘れていきます。そうなる前に、「全知識」から重要なキーワードとその特徴、メリット・デメリットなどを単語帳に書き、常に携帯しましょう。通勤時間など、細切れ時間しか取れない時や、人が多くてテキストが開けない時に大活躍しますよ!
2 1日1事例解く
「ふぞろい」でキーワード採点のセンスを磨けたら、すぐに過去問に取り組みましょう!しかし、2次試験は1事例80分と長く、まとまった勉強時間がなかなか取れない受験生も多いと思います・・・
しかし!あと1か月と思って、なんとかして捻出しましょう。他の方も書かれているように、おすすめは早朝です。自分は9月中旬辺りから、通勤経路にあるコメダ珈琲で事例を解いてから職場に行っていました。朝7時から解いて、職場には滑り込みです(笑)
そして昼休みに朝解いた事例の振り返りをし、帰ってからは「計算問題集」をやり、さらに時間があれば「イケカコ」という具合です。
3 自分で模試形式でやる
これは重要です。
過去問をやって振り返るところまでは誰しもやっていると思いますが、自分は採点もしてました。ただ、「ふぞろい」は1年分しかなかったので、自分は予備校などの模範解答から使われているキーワードを勝手に抽出し、勝手に点をつけるという具合でやりました。これの良いところは、自分で勝手に採点するので、点数が自由自在というところです。もっと言ってしまえば、甘々な採点が可能です(笑)
甘く採点をし、自分に自信をつけモチベーションを向上させてました。本番直前には甘く付けて70〜80点を連発し、受かる・・・受かるぞ!と自分自身に言い聞かせていました。
また、休日には4つの事例を当日と同じ時間配分で行い、本番をシミュレーションしましょう。自分は模試を受けたことがなかったので、どれほどの疲労感の中で事例Ⅳを解かなければいけないかがこれでよくわかりました(笑)
もちろんこの時も採点は甘くやります。
さて、自分はこんな具合の勉強法を9月初旬〜中旬くらいから実践し、なんとか合格に漕ぎつけることができました。人それぞれ勉強法は違うと思いますが、何かの参考になれば幸いです!
自分としては、今回の投稿が2次試験前の最後の投稿になります。皆様、当日まで風邪などひかないよう、体調管理にはとにかく気をつけてお過ごしくださいね。
明日は「諦めないことを信条にコツコツと」、らぼさんの登場です!
それではまた!
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