2013年合格に必要なこと(4) 財務攻略の近道
おはようございます
破れ障子@タキプロです
初学者の方、今日は何の日か、わかりますか?
そう、2次筆記試験の合格発表の日です
来年の今日、午前10時頃に、ガッツポーズを決めている自分を想像してみてください。その日のためにも、1次・2次両方で命運を大きく分けるのは、財務・会計(2次で言えば事例Ⅳ)です。
というわけで、「ストレート合格に必要なこと」4回目は、診断士試験での勝敗を分けると言っても過言ではない、財務・会計についてです。
財務・会計は継続が力
突然ですが、もし仮にあなたが1年後にマラソンを走ることになったとしたら、どうやって早く走れるように対策しますか?
走り方の本を読む、早く走れる人から指導してもらう、たくさん走って練習する、・・・などが考えられますが、一番効果的なのは、日々の練習を継続することではないでしょうか。
財務・会計は、スポーツに例えるなら、単純な練習の継続が物を言う長距離走に近いと思います。(他の科目は、知識や出題パターンを知ることで対応できる部分が大きいので、スポーツで言えば球技などが近いかも)
先日の記事で、1次の7科目は「1周目の期間内に全て終わらせる」とお伝えしましたが、唯一の例外が財務・会計です。「例外」というのは、1周目の期間が終わって他の科目の勉強をしている期間であっても、財務・会計の勉強はできる限り毎日続ける必要がある、ということ。
問題の解き方に慣れる意味でも、基礎的な問題から始めて、数を重ねることが重要です。そして、この継続を一度中断してしまうと、なかなか感覚を取り戻すのが難しいのです
加えて、財務・会計は1次試験本番で最もスピードが求められる科目でもあります。短い試験時間内で解き終わるためには、1問平均2分で解けるスピードが必要です。にも関わらずアカウンティング/ファイナンスどちらの分野も、本試験で出題されるのは、解き方に慣れていないと時間がかかる問題がほとんど。
そのような条件も重なって、1次試験では財務・会計が苦手だと全体の足を引っ張る可能性がある一方、得点を積み重ねるのが難しい2次試験においては、初学者でも得点源にしやすいのが財務分野の事例Ⅳだったりします。
ということで、最大のピンチにもチャンスにもなり得る財務・会計。そろそろ大手受験校では講義が終わる時期ですが、1日30分でもいいので、できるだけ毎日財務・会計に時間を割くようにして、早めに得意科目にしておきましょう!
効果的なのは、過去問中心の問題演習。同じ問題を何度も繰り返すと答えを覚えちゃう場合がありますが、それでも大丈夫。回数を繰り返していくうちに、解き方が身体に染みついてきます。問題を見て「どう解けばいいか」が頭に浮かぶようになること(=解き方に慣れること)、それが問題演習の狙いです
本日のまとめ
- 財務・会計は問題演習の数をこなして解き方に慣れること。
- 過去問を中心に、同じ問題で良いので、何度も繰り返して解く。
- 1日30分でも、できる限り毎日時間を割く。
次回は、過去問の活用方法について紹介します。
それでは、また来週!
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