診断士:2次事例3 160字の記述への対応2 (解答方針の決定)
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こんにちは。今日は3年前に亡くなった母の墓参り行ってきました。月日の流れの早さを感じてます。勢い系ストイック診断士 @タキプロです。
今回は、前回 に引き続き、事例Ⅲで問われる長文への対応についてお伝えします。
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問い
海外進出を取り巻く環境や経営資源に諸問題をかかえるC社が、
取引先の海外要請に応じることのリスクについて答えよ。
<160字>
ポイント①:この問題の失点するリスクに気がつくこと
この問題に対して、どのような方針で取り組むのかの決定で、得点がおおよそ決まります。
問い
海外進出を取り巻く環境や経営資源に諸問題をかかえるC社が、
取引先の海外要請に応じることのリスクについて答えよ。
決定のパターンは無数にありますが、代表的なものを書いてみます。
①海外要請に応じるリスクを1つあげ、それを選んだ理由、その影響、等について、160字で書く
②海外進出を取り巻く環境、C社の現状、海外要請に応じるリスクをそれぞれ1つずつ書く
③リスクを考えられるだけ書きだし羅列する。
④リスクを洗い出し、その根拠を因果で複数書く。
等々です。
私は、④を選択しました。
理由としては、字数が多い、海外進出を取り巻く環境(外部要因)と経営資源にそれぞれリスクに原因がある可能性がある、と判断したからです。
この判断は、経験と設問と与件から、ご自身で判断する必要があります。又、この判断能力を鍛えることが、事例の得点を安定させることに役立つと思います。
ここではこのような設問でいくつもの解答パターンが存在するということ、及びそのパターン選択によっては、失点するリスクが高まること、を感じていただければと思います。
ちなみに、問いが
海外進出を取り巻く環境や経営資源に諸問題をかかえるC社が、
取引先の海外要請に応じることのリスクについて1つ答えよ。
であれば、解答の構成は全く異なってきます。
構成:リスクについて(結論)、その理由①、その理由②、その理由③、といった構成になるでしょうね。
この点は、ご注意くださいね♪
明日は、複数の解答を書くための記述方法についてお伝えします。
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