診断士:2次試験 事例2 サービスの特性
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こんにちは!
九州の診断士@タキプロです!
本日は、「サービスの特性」についてお伝えいたします。
サービスの特性は、平成18年度のテニススクール事例で
ズバリ問われた論点です。
サービスはもともと無形財であり、以下のような特性があります。
・非均一性
⇒提供者、提供時期によりその質が異なる可能性がある
・不可分性
⇒提供者が必ずその場にいなければならない。(生産と消費の同時性)
・非貯蔵性
⇒生産と消費が同時に行われるため、在庫する事ができない
・需要の変動性
⇒季節、週、時間帯によって、需要が変動する
その特性に対する対応策としては、、、
・非均一性
⇒各種マニュアル作成、機械の導入
・不可分性、非貯蔵性
⇒提供者1人 対 多数のサービス提供の仕組み
サービスの物販化(本やDVD等での物販)
・需要の変動性
需要が減った時の対応 ⇒ 閑散期の割引券
需要が増えた時の対応 ⇒ パート・アルバイトの活用
セルフサービスの導入
需要の変動を統制 ⇒ 予約システムの導入
平成18年度テニススクールの事例では、
需要の変動性について問われました。
中小企業の差別化要因として、
人的コミュニケーション..いわゆる「接客、サービス」が
重要になってきます。
ですので、サービス特性とその対応策は絶対おさえておいて下さい。