MBAからの診断士④ 1次試験までに達成すべき最低ラインは?/のぞみん
こんにちは。のぞみん@タキプロ9期です。
1次試験まで気が付けば1か月ちょっと。ラストスパートの方も多いのではないでしょうか。
去年の今頃、私は最終科目の中小企業経営・政策に差し掛かっていました。これが終わったら残り1か月で総復習し、合格ラインまで持っていく、というのが私のプランでした。
同じスタイルで同じ分量勉強していても、やはり苦手な科目は出てきます。そこで、今回はその凸凹をどう判断し、どう対処したかをお話します。
何はともあれ過去問で60点
1次試験でのポイントは全部で3つ。
①すべての科目で40点以上をとること
②7科目合計で420点以上をとること
③できるだけ多くの科目で60点以上をとること
①②は1次合格の必須条件ですが、もし合格できなかった場合は③で1科目でも多く翌年免除になっておきたいですよね。これを踏まえて作戦を立てることが重要です。
①と③の要素があることと、一般的に60点を80点にするより、40点を60点にすることが簡単なことから、得意科目よりも苦手科目を勉強したほうがいいことは明白です。
そして、できれば全部の科目で確実に60点を取れるようにしたいけれど、それにはそれぞれの科目で平均70点くらいの実力が必要。しかし、私にはそんな時間はありませんでした。
では、それぞれの科目で何をもってよしとするのか?
私は、1回でも過去問で60点を取れた科目は最低ラインをクリアしていると考え、まずはすべての科目でここを目指すことにしました。
最低ラインを越えたら一旦勉強は終了
私が1科目半月の勉強で私が行ったのは、TACのスピードテキストを読み、スピード問題集を解くことでした。その後、スピード問題集の間違えた問題の解き直し、スキマ時間にアプリで知識を補って、それが一通り終わったら、まず昨年度の過去問を解きました。
1回目の過去問で、60点を超えたのは、おそらく企業経営理論、財務会計、運営管理の3科目だけだったと思います。その中で、運営管理はまぐれの可能性が高かったと思うのですが、60点確実にとれなくても40点を割ることはないと判断し、直前までこの3科目は勉強せず、他の年度も過去問もやりませんでした。
過去問で60点行かなかった科目は、過去問で間違えた箇所の復習と、スピード問題集の2回間違えたところの復習、アプリでの再チェックをして今度は2年前の過去問にトライ。これを繰り返して、結局3回目までに全部の科目が1回は60点を越えました。
結果的に、ちょうどいい勉強量
1次試験は下記の点数でした。
経済学・経営政策 68点
財務・会計 72点
企業経営理論 63点
運営管理 52点
経営法務 64点
経営情報システム 68点
中小企業経営・中小企業政策 55点
合計 442点
7科目中5科目が60点越え。総合では合格ラインを22点越えたことを考えると、まぐれではなく合格できる程度の実力はついていたんだな、と思います。
しかし、過去問1発目で60点をとり、その後放置した運営管理が52点と最低点。最も得意であるはずの企業経営理論も同様の理由で伸びませんでした。
最後に学習した科目である中小企業経営・中小企業政策も55点と、いまいちな結果。このあたり短期決戦の弊害だな、と思います。
このように、短期決戦には、取捨選択がとても大事です。みなさんも合格のために、残り1か月の作戦をしっかり練ってくださいね!
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