脱モヤ20「はい、こちら口述試験それなりに対策本部」/くコ:彡
こんにちは、いか@タキプロです。
いよいよ今週末に2次筆記試験の合格発表ですね。合格に自信ある方も無い方も、そろそろ口述試験の準備を始めてはどうでしょうか。
目次
- 口述試験の勉強どうする?
- 口述試験それなり対策のススメ
- 1)試験問題は何も見なくても口頭で回答を説明できるよう頭に叩き込んでおく。その際、必ずしも自分の書いた回答そのままではなく、模範解答等を読んで再構築した回答で構わない。
- 2)与件文や設問文の中に難しめの用語があれば、聞かれたらきっちり説明できるよう調べておく。事例Ⅳの経営分析関連の用語も同様。昨年はNPVを説明してください、という問題なども出たようです。
- 3)同友館「2次試験合格者の頭の中にあった全知識」にある知識やフレームワークのうち、今回の筆記試験の内容に関わりそうな箇所だけピックアップし、そらですべて言えるようにしておく。
- 4)本事例で対象企業が一番重要・課題としていることは何か、あらためて確認し頭に叩き込んでおく
- 5)事例Ⅳは、事例企業の財務状況を説明できるようにしておく
- 6)同様に、自分が試験官だったら、与件問題からどういう質問をつくり受験生に聞くか、更問(追加質問)をするとしたらどういう質問になるか、シミュレーションし、回答まで考えておく。
- 7)以上のことを、脳内回答ではなく口に出してやる。
- 8)意図的にゆっくしゃべる練習をする
- 9)少なくとも2つ以上の口述対策セミナーに参加する。できればタキプロのセミナーに来てほしいですが、ふぞろい、取材の学校、一発合格道場、政策研、どれでも構いません。
- 10)風邪やインフルエンザにかからないよう厳重注意する
- 口述セミナーから始める診断士活動
口述試験の勉強どうする?
ご存知の通り、口述試験は99%合格する試験。ずっとダンマリさえ決め込まなければ合格するだろうと言われています。そのため、あまり試験準備しないで、それでも合格している人たちもおります。
ただ、当然ながら甘く見すぎると落ちます。私は「大丈夫、大丈夫」とどっしり構えるほど神経が太くないので、2週間それなりに勉強や準備をしたうえで臨みました。どうせ合格するなら無駄でしょーと思うかもしれませんが、私はきちんと勉強して良かったと思います。
理由は2つです。
まず、筆記試験から1.5か月、思った以上に問題内容や解き方を忘れてしまっているものです。なんせ過去問と違い1回しか解いていない事例です。また、知識やフレームワークを覚えていたとしても、それをリアルタイムで訊かれて説明することができるかはまったく別です。大丈夫大丈夫と甘くみていると、その場で頭が真っ白になって思い出せず、本当に何も回答できず「不合格」という可能性もあり得ます。
それに、試験合格後には間もなく実務補習があり、それを端緒として診断業務に携わる機会が続いていきます。これまでずっと机上だけで勉強してきたことを、言葉にして説明し議論できるよう切り替えていく非常に良い機会であると私は考えています。これが2つ目の理由です。
口述試験それなり対策のススメ
いかの取り組んだ対策は以下の通りです。
1)試験問題は何も見なくても口頭で回答を説明できるよう頭に叩き込んでおく。その際、必ずしも自分の書いた回答そのままではなく、模範解答等を読んで再構築した回答で構わない。
2)与件文や設問文の中に難しめの用語があれば、聞かれたらきっちり説明できるよう調べておく。事例Ⅳの経営分析関連の用語も同様。昨年はNPVを説明してください、という問題なども出たようです。
3)同友館「2次試験合格者の頭の中にあった全知識」にある知識やフレームワークのうち、今回の筆記試験の内容に関わりそうな箇所だけピックアップし、そらですべて言えるようにしておく。
4)本事例で対象企業が一番重要・課題としていることは何か、あらためて確認し頭に叩き込んでおく
5)事例Ⅳは、事例企業の財務状況を説明できるようにしておく
6)同様に、自分が試験官だったら、与件問題からどういう質問をつくり受験生に聞くか、更問(追加質問)をするとしたらどういう質問になるか、シミュレーションし、回答まで考えておく。
7)以上のことを、脳内回答ではなく口に出してやる。
8)意図的にゆっくしゃべる練習をする
9)少なくとも2つ以上の口述対策セミナーに参加する。できればタキプロのセミナーに来てほしいですが、ふぞろい、取材の学校、一発合格道場、政策研、どれでも構いません。
10)風邪やインフルエンザにかからないよう厳重注意する
いかは、タキプロとふぞろいの口述セミナーに参加しました。1度目のふぞろいはどんな試験か知るために参加、2度目のタキプロは徹底的に準備して臨み、当時ブログ記事を愛読していたタキプロ8のshellyさんやジャッカルさんに「キミ、うまいねー」と褒めていただきました。これが、大変嬉しかったとともに、当日自信もって試験に臨む原動力となりました。
口述セミナーから始める診断士活動
診断士同士のつながりは(受験校仲間を除けば)口述セミナーから始まります。独学者は特に、情報収集や交友関係の点で受験校通学者よりスタートが一歩も二歩も遅れていると考えた方がいいと思います。まだ合格もしてないしーとか思わず、積極的に複数のセミナーや研究会にどんどん参加し、名刺交換だけにとどまらずFacebookやLINEでつながりを作り、診断士仲間を早く広げていきましょう。いや、マジで。
少し出遅れている間に、同期は次々と新しい取り組みや案件に手を広げていきます。診断士になっても活動する気が無いのであれば気にしなくて良いですが、本当は色々やりたかったのに情報収集が足りず「気がつけば終わっていた」というのはせっかく合格しながら本当にもったいないです。一年目は大事ですよ!
まずは同期で受験生支援活動を通じて、仲間を作り情報ネットワークを作ることをお薦めします。タキプロやふぞろい、他にもタキプロとか、一発合格道場とか、タキプロとか、選択肢は色々ありますので、各団体の口述セミナーに参加することからまずは始めてみましょう。
受験生支援以外では、取材の学校や政策研なども口述セミナーがあります。たとえば、診断士として執筆活動に興味がある方は、取材の学校のセミナーに参加して雰囲気を見て検討するなど、上手くこの機会を活用しましょう。「セミナーに行ったら無理やり勧誘されるかも」と私は昨年心配しましたが、知る限りどの団体も紹介やお誘いはありますが、しつこい無理な勧誘はしてこないので、安心して気軽に参加していいと思います。
各団体の口述セミナー開催情報は、診断士仲間である「きゃず」さんがこちらにまとめてくれていますので、是非参考にしてください(きゃずさん、リンク了解済!太っ腹!)
https://matome.naver.jp/odai/2154035890496100101
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
明日はのぞみんさんです!
第一条:自分なりの挑み方を見出す
第二条:診断士試験の目的は仲間作り
第三条:暗記は忘れてナンボ
第四条:難問は期待値で点を取る
第五条:いか流!二次テキスト適性診断
第六条:与件はツッコミどころが満載だ
第七条:SWOTだって必須じゃない
第八条:理不尽を感じたら社長になろう
第九条:爆勝小ネタ集(人事組織/NPV/文字数)
第十条:『見直し』で20点を稼ぐ
番外編:二次試験作法、二次一問一答
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