合格の為に必要な5つのノート(スケジュールノート4) 7科目の効果的な学習方法
こんばんは。勢い系ストイック診断士@タキプロです。
ノート術、久しぶりの更新です。
さて、前回 、スケジュール作成にあたり、試験の概要について確認しました。
今回は、それら試験の特性を踏まえ、
7科目合格を果たすためのスケジュール作成についてお伝えします。
診断士の試験範囲は7科目と非常に膨大です。
この膨大な領域を学ぶにあたっては、まず全体を把握し、大きなスケジュールを立てる必要があります。
その為に、スケジュールノートを作成します。
私は、スケジュールノートは、エクセルシートで作成していました。
そして、エクセルシートには、トータル、週毎、月毎の学習時間を、目標と実施にわけて記載していました。
トータルの時間管理
診断士の合格までの学習時間はおおよそ1000時間といわれています。これは、個人の能力、過去の学習暦等により、大きく異なります。
時間でなく、品質が重要、という意見を良く聞きます。確かに、学習効果は、時間だけでなく質も重要です。
ただし、次のような方以外は、時間管理学習法をお勧めします。
・社労士・税理士等1年間以上の学習期間を要する試験に合格した経験がある
・受験勉強で東大に合格した
あくまでもたとえです。京大では駄目なのか、早慶じゃ足りないか?といわれても、明確な答えはありません。
ただ、結論としては、時間管理でまずは学習をしましょう。
時間をかけながら、徐々に質を向上させていくのが、実は近道です。
又、1000時間という学習時間についても、あくまでも目安として考えたほうが良いと思います。
特に独学の方は、学校に通っている方の1.2~1.5倍程度は学習を多くしなければ厳しいと思います。
なぜなら、学校はお金を払い、試験の傾向や対策及び学習計画作成を学校に考えてもらっています。
しかし、独学の場合はそれらの対策を自分で行う必要があります。その為、学習の効率性が学校に通っている人に比べて劣ります。
1次試験は
『時間をかければ、一定の成果が望める試験』
ですので、極力時間を確保し、学習時間に当てましょう。
ただし、スケジュールの作成に当たっては、いきなり月100時間!!などという、無謀な計画を立てず、徐々に学習時間を増やしていくことが重要です。
そうしないと、勉強が習慣化せず、途中で挫折してしまいます。
ちなみに、私の学習スケジュールは次の通りです。
1次試験学習時間 | 単位:時間 | ||
目標 時間 | 実施 時間 | 学習科目 | |
2008年7月 | 20 | 50 | 財 |
2008年8月 | 30 | 60 | 財 |
2008年9月 | 50 | 69 | 財 |
2008年10月 | 60 | 102 | 企・財 |
2008年11月 | 80 | 49 | 企・財 |
2008年12月 | 100 | 104 | 企・運・財 |
2009年1月 | 120 | 128 | 企・運・財 |
2009年2月 | 120 | 101 | 企・運・財・情 |
2009年3月 | 150 | 77 | 企・財・経 |
2009年4月 | 150 | 122 | 企・財・法 |
2009年5月 | 200 | 201 | 企・運・財・情・経・法・中 |
2009年6月 | 200 | 202 | 企・運・財・情・経・法・中 |
2009年7月 | 220 | 218 | 企・運・財・情・経・法・中 |
1500 | 1,483 |
※1次7科目 507点
こ・こ・こんなにー学習しないと。。。
はい。
これから受験される方は、このぐらいは学習しないと厳しいと思います。
診断士試験(1次試験)は、1000時間近く学習した方の8割が不合格になる難しい試験です。
絶対に合格したいのであれば、ある程度の覚悟が必要です。
さて、上記の表を見ていただければお分かりの通り、学習開始は月の学習時間は少なめです。
はじめは、一日30分毎日継続することを目標に学習に取り組まれると良いと思います。
しかしながら、学習する科目数が増えるにしたがって、勉強時間が厳しくなってきます。
次回は、これらのスケジュールノート作成のコツについてお伝えします。
過去の記事は、こちらの目次 からご参照ください。