多年度卒業!合格への道のり/トシ
皆さまおはようございます!タキプロ多年度生のトシです。
改めて2次試験合格された方、本当におめでとうございます!口述試験も大変お疲れ様でした。
合格発表後は、たくさんの交流会や説明会、実務補習など一気に色んなイベントが目白押しになります。
同期や先輩診断士との新しい出会いも楽しみに、活躍の場を広げてください。
その一方で、悔しくも合格に届かなかった方もいらっしゃると思います。。
今年の2次試験は、合格率も低く厳しい年でした。
私と同じ多年度仲間でも苦戦した方が多く、本当に悔しい思いでいっぱいです。
まずはぜひ得点開示をして、何点だったのか確認してみて欲しいと思います。
実は本当に惜しいところまで来ていていたのかもしれません。
その場合は、合格にあとちょっと足りないところを見つけて補強することでより盤石になると思います。
しかし、多年度生の中には成績が伸び悩んでいる方もいるのではないかと思います。知識は十分なのに。
私自身もそうでしたが、勉強が得点に反映されない場合は、もしかしたら勉強方法や本番対応、目指す答案の方向性などで何かズレが生じているのかもしれません。
2次試験は答えが開示されないため、対応のとり方が難しいと思います。
私自身や、他の多年度合格者の方の話も聞きながら、特に本番対応で点が伸びにくい理由を考えてみました。
①問題をパターン化しすぎている?
私の場合ですが、昨年は本番80分の作業負担を減らすため、根拠の埋め方など過去問の作りについての分析に時間を割きました。
昨年本番、うまくいった場面もありましたが、それまでの問題に比べて根拠がそのまま書かれているケースも多く、
「このまま抜き出していいの?それとも何かひっかけ?」と迷った場面がありました。
あまりにパターン化しすぎると、本番問題の作り方が変わった場合、私のように過去問に引っ張られて対応できない可能性があります。
初学生がよく言う「素直に読んで素直に書く」を忘れつつあるのかも…。
②難しく考えすぎてる?
同じく多年度受験の末合格した方に、最後の年に気を付けたことを聞くと、「みんなが書かないような解答は書かない」「ホームランを狙わない」という内容でした。
過去問を何度も解いて力がついてくると、もう一点を目指して様々な回答の可能性を考えたり、関連知識を盛り込んだりとアクセルを踏みすぎるとのことです。
実は本番ではそのまま読んで対応すれば十分なのかもしれません。
これも「素直に解く」から遠くなっている例の一つかもしれません。
③解き方・やり方が固まって変えられない?
多年度受験する中で、解き方ややり方をこれまでの方法から変えず延長で取り組む人も多いと思います。
ただ今までのやり方で難しいなら、どこかに問題個所があり、変えなくてはいけない部分があるのではと思います。
例えば私は最初、過去問とは作りの違う予備校模試を題材に解き方を固めてしまい、そこが原因だとなかなか気づきませんでした。
昨年じっくり敗因分析をしてようやく認識できた感じです。
こうして考えたとき、敗因分析は絶対必要だと思いますが、例えばこれまでの観念から一回離れて難しく考えすぎないよう、問題をしばらく解かないことも一つかもしれません。
それ以外にも、口述の想定問題を使って試験を別の角度からみたり、とりあえず合格者のやり方をまねしてみたり、と色々な方法があるかもしれません。
やはり諦めないでほしいです!人の意見を聞いたり、試したり…。落ち着いたら動いてみてください。
何か解決の糸口を見いだせたらと思います。
明日はみさっちです!お楽しみに!
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