【試験を終えて⑥】中小企業診断士の資格維持に掛かる費用 by モーリー
お久しぶりです。モーリー@タキプロ関西9期です。
私の合格体験記はこちらです。
今までの記事はこちらです。
最後となる今回は、中小企業診断士という資格を維持する費用についてお話したいと思います。
<中小企業診断士の資格更新に掛かる費用>
私も診断士試験に合格するまで、この資格を維持するのに掛かる費用について、考えた事がありませんでした。
実際に、取得してみると、中小企業診断士として登録をし続けるためには、意外と費用が掛かる事が分かりました。
更新をするには、下記の要件を満たす必要があります。
(1) 専門知識補充要件
以下のいずれかを合計して5回以上の実績を有すること。
1) 理論政策更新(理論政策)研修を修了したこと。
2) 論文審査に合格したこと。
3) 理論政策更新(理論政策)研修講師を務め指導したこと。(2) 実務要件
以下のいずれかを合計して30日以上行ったこと。
1) 診断助言業務等に従事したこと。
2) 実務補習を受講したこと。
3) 実習、実務補習を指導したこと。出典)http://www.chusho.meti.go.jp/shindanshi/shindanshitetuduki02_03.htm#kousin
各地域によって掛かる費用に違いがありますので、今回は大阪に住む企業内診断士の方を例にします。(独立診断士の方は実務要件は簡単にクリアできますので)
また、大阪府中小企業診断協会に所属していないという条件も付けます。
費用が発生する方法のみの組み合わせで更新をした場合で、最大で下記ぐらいの費用が必要になります。
(1)専門知識補充要件
理論政策更新(理論政策)研修(1回):6,000円(税込)×5回=30,000円(税込)
(2) 実務要件
協会主催の実務従事(1回6ポイント):64,800円(税込:非会員価格)×5回=324,000円(税込)
尚、大阪の場合は、大阪府中小企業診断協会に所属する事で、大幅な割引制度があったりします。また、各地域の協会によっても割引や値段が違います。
ちなみに、大阪府中小企業診断協会に所属するには下記の費用が必要になります。こちらも、各地域の協会によっても値段が違います。
入会金:30,000円
年会費:45,000円(年度途中で入会された場合は月割り)
<お金を掛けない方法もあります>
(2) 実務要件においては、お金を掛けない方法もあります。
中小企業に対して、実際に経営診断、助言等を行う事で、ポイントを貰う事ができます。診断士仲間から声が掛かって共同で行うパターンが多いようです。
または、大塚商会が行っている経営支援サービス(実務従事)に応募する事でも、ポイントを獲得できます。
その他にも、各地域の診断士協会の研究会に所属する事で、研究会として行う経営診断に参加する事でポイントを得ることもできるようです。
こういった情報は、診断士の同期や仲間から得る事が多いので、このタキプロのメンバーになったり、または診断士協会等に所属して、交流会や研究会に参加する事は大事だと思います。
<最後に>
モーリーのブログも今回で最後の投稿となります。1年間、ありがとうございました。
受験生の皆様、もう長い闘いが始まっていると思いますが、途中で諦めずに、コツコツと頑張ってください。
合格された皆様、これから診断士として、中小企業の経営者のために、コツコツと頑張ってください。
では、タキプロ関西がお送りする土曜の2連発更新。
今日の午後は、かみそんさんです。お楽しみに!
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