財務会計は最初に「解き方の設計図」を描くことが大切/ノブ
こんにちは、ノブです!自己紹介ページはこちらです。
みなさま、1次試験の申し込みは完了しましたでしょうか?
僕はこの時期は1次試験の過去問を回し始めていたのと同時に・・
受験校にて、初めて2次試験の演習問題を解きはじめ、書くことの難しさを痛感していた時期でした。
※前の記事でも書きましたが、2次試験は思考プロセス、お作法をなるべく早い段階で経験しておくことが重要だと思います。
今日は財務会計についての記事を書かせて頂きます。
その前に・・・
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財務会計は最初に設計図を描くことが大切!
1次試験の財務会計で一番重要なことは何だと思いますか?
僕は、「タイムマネジメント」だと思います。
60分で約20問の問題を解くのですが、電卓も持参ではないのですべて計算していたら
時間が足りなくなり、解ける問題も解けなくなるリスクがあります。
そもそも、電卓持ち込み不可なことから考えると、計算させる問題は出題者の意図ではないのです。
まずは、問題を見たときに、その問題に対してどのように解くか「解き方の設計図」を描くことが大切です。
例えば、問題を見たときに以下を考えてみます。その問題はどのパターンの問題か?を考えてみます。
・計算問題のように見えて実は知識問題
・パズルのように式を入れ替えて解ける問題
・捨て問
こんな問題どうする?
百聞は一見に如かず。過去問を例に出して考えてみます。
【H27年 第16問】
AとBの空欄の数字を回答する問題ですが、
突然、複利現価係数を使って、NPVを計算してはダメです。時間がものすごく過ぎちゃいます。
まずは、どのようなことを問われていて、どのように解くのか考えます。
①Aの箇所
投資案①と投資案②の比較すればよいと考えます。
どちらのNPVが高くなるでしょうか?
当然、キャッシュインする時期が早い方が高くなりますね。(例えば、銀行に早く預ければ多く溜まりますもんね)
よって、ここでは、解答欄からNPVは33百万円よりも高いことが想定され、36百万円のエ、オに絞られます。
②Bの箇所
投資案③ですが、キャッシュフローの1期から3期までが同じ額なので、、
あー、これは年金現価係数を使って、計算すればよいんだとわかりますね!
でも、3年の2.58x80で計算してはダメです。 これも楽な方法を考えます。
早く、ざっくり計算できればよいのです。 例えば、2.6x80なんかで計算します。
NPV=2.6x80-160=208-160=48百万円 なんなら、3x80-160でもよいです。
重要なのは、エの30百万円に近いのか、オの46百万に近いのかがわかるだけでよいんです。
ゴールは正確な数字ではなく、選択肢を絞り込むことです。間違えちゃいけません。
まとめ
このように、いきなり計算するのではなく、まずどのように解くか考える(設計図を作る)ことが大切です。
では、どのようにこれを訓練するか?ですが。
僕は、毎日数問でも良いから、意識して解いていくことではないかと思います。
解けば解くほど、似たような問題に対応できますし、何よりも手が覚えます。
財務は、最初にどのように解くか設計図を描くこと、そして反復練習して脳と手で覚えさせること!
毎日の積み重ねが、本番での数点を獲得する近道です。
終わりに
ここまで読んでいいただきありがとうございました!
少しでも1次試験直前期対策にお役立ちできれば嬉しいです。
また、息抜きにぜひセミナーや勉強会にも遊びに来て下さいね。
明日のブログは事例Ⅳといえば泣く子も黙る(笑)ほど得意科目のたかさんですのでお楽しみに!
引き続き、どうぞよろしくお願いします。
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