ワッキーの2次対策~事例Ⅲはストーリーが決まっている?~
皆さんこんにちは、タキプロ10期のワッキーです。
2次試験まで2カ月を切りました。
いよいよ最終コーナーを回った、というところでしょうか?
毎日遅くまで勉強する日々を続けていると思います。
まずは、まだまだ暑い日が続くので、体調管理には十分気を付けてください。
今日は、事例Ⅲについて書いてみたいと思います。
事例Ⅲは生産事例ですね。この事例はストーリーが結構決まっています。
1.ストーリー
・C社は、何某かの技術力が強みの会社で、最近多品種少量生産の傾向が強くなっている。
営業面については、社長1人で行っている「弱み」の場合と、技術職が提案営業をする「強み」の場合がある。
・ライバルは大手企業で、低コストで大量生産、但し、顧客のニーズに応じた高技術を要する製品は作っていない。(記載が無い場合もある。)
・最近、顧客から、短納期やコスト削減、技術の高度化要求等が強くなっている。
・また、新たな取引の可能性が示唆されており、そのために何かの課題を解決する必要がある。
・C社は生産管理上の問題点を抱えており、これを解決することで、顧客要望に応えられそうである。
という感じです。
設問は、
第1問では、大抵強み、弱みを聞かれます。
第2問、第3問あたりで、生産管理上の問題・課題解決、新規取引等々
第4門で新たな展開に対する課題解決、IT化等の情報系の問題
のような感じで出題されます。
上記のストーリーを想定しながら与件文を読むことで、理解するスピードが高まり、80分という試験時間を有効に使うことができます。
次のステップとして押さえるのは、C社の強みです。C社のどのような技術が強みで、
何に活かされているのかを把握します。そして、どのような問題点を抱えているかを見ていきます。
それらを確実に押さえることができれば、回答のストーリーも自ずと出来上がってきます。
2.回答の枠組み
事例Ⅲでは、回答の枠組みもある程度頭に入れておくと時間短縮になります。
例えば、強みや弱みを答える時は、
強みは、「技術面」で「〇〇」等の「技術力」である。
等、の枠組みを使うと便利です。
初めの「」には、技術面、生産面、営業面等の言葉が入ります。なお、字数によっては省略することもあります。
2つめの「」は〇〇と記載していますが、与件から引っ張ってきます。
3つめの「」は、技術力、一貫生産体制、提案営業力、等が入ります。
事前に考えておくと、与件を読むときにも抜け漏れを防ぐことができます。
また、情報関係の問題では、
『〇〇、△△、××、などの「生産統制情報」』等の枠組みを使用すると書きやすいです。
〇〇等は与件を基に一次知識を引っ張り出して書きます。
「」には、「生産統制情報」「製品情報」等が入ります。
これらも、事前に幾つか準備しておくことで、かなり書きやすくなります。
過去問に取り組みながらキーワードを貯めていくことで、充実していくと思います。
後2カ月弱、出来ることはまだまだあります。
ここからは全力疾走で頑張ってください。
明日は、おーじさんの事例Ⅳ対策です。お楽しみに!
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