口述試験、その先。実務補習の勧め/名古屋 みやさん

こんにちは、名古屋のみやさんです。

2次試験を終えられた皆様におきましては、運命の合格発表を控えてソワソワされている頃でしょうか。

今回は2次試験突破を果たした先にある口述試験。。。の次にあるイベントについて、当方が体験した事を振り返りながら書いていきたいと思います。現時点での皆様は2次試験をクリアすればゴールというイメージを持っていらっしゃる方も多いと思いますが、口述試験の先についてもボンヤリとでも知っておくと、多少は心の備えが出来ると思います。


口述試験を突破すると、一旦「試験」は終わります。

次は「実務補習」という、15日間に渡って実際に中小企業と対面し企業分析・診断を行う実習を受ける事になります。

実務補習は1社の診断当たり5日間を費やし、それを計3社実施します。

5日間コースと15日間コースの2パターンがあります。

実務補習以外にも実務従事という方法で必要要件を満たす事は可能ですが、出来れば最低でも5日間コースを1セットでも受けてみると良いと思います。人によっては5日間コースを1セット受け、後の10日間は知り合い等を頼って実務従事でクリアし必要要件を満たした方もいますし、当方は15日間コースを受けて一気に必要要件を満たしました。

実務補習を受けるメリットは以下になります。

①同じ時期の合格者と知り合えます。実務補習は合格した物理的エリアに限定して受ける必要が無いので、人によっては別のエリアから受けに来られる人もいました。その点で日常において全く接点を持ちようが無いような世界の人と繋がれる絶好のチャンスです。

②プロの診断士から指導を受けられます。1セット毎に指導教官としてプロの先生が付いてくれますので、診断方法や視点について直接学ぶ事が出来ます。また、プロの診断士がどのように活動をしているか、その実情をヒアリング出来ます。

③特に15日間コースですが、補習を通じて非常に強固な関係が出来上がります。

補習は決して儀礼的な簡便なものではなく、時には徹夜も辞さない状況になりますが、そうした辛苦を共にした仲間は長期に渡って繋がりが形成されます(実は本記事を書いているこの日もその仲間と飲んでました(笑)。実務補習を終えて半年を経過しても強固な関係を維持してます)。診断士試験を潜り抜けた仲間はやはり押し並べて優秀であり、ポスト診断士のキャリアプランを聞いているだけでもモチベーション向上に繋がります。

正直、上記メリットを鑑みると些末な物に感じますが、デメリットとしては以下になります。

①実務補習を受けるにはコストがどうしてもかかります。決して安くない金額がかかりますので、自身の収益状況を鑑みて相談する必要があります。

②現職において纏まった休みが取れるかどうかも影響します。15日間コースの場合、一部は土日の活動となりますが、平日の出動もある一定レベルで要求されます。勤めている会社によっては有給取得が難しい状況もありますので、注意が必要です。


実務補習を受けるかどうかは各個人の状況や考え方に依存しますが、私個人としては推薦します。

中小企業診断士は同業のコネクションがかなり影響して来る資格ですので、このような機会を積極的に活用する事でポスト合格ライフが豊かになっていくと考えます。


とはいえ、2次試験の合格者の方々はまず口述試験のクリアが大事です。

私個人の体験から基づくアドバイスとしては、月並みですが2次試験のちゃんとした復習をするかどうかです。その意味でタキプロが行うような口述セミナーを活用しガッチリ復習しておくことは非常に有効な一手と考えます。

以下の通り、タキプロ名古屋でも口述セミナーを開催します。

■開催日:2019年12月8日(日)
■時間 :14:00~17:00 (13:45受付開始)
■場所 :名古屋市内を予定(会場は決まり次第、更新します)
■内容 :①口述試験ガイダンス、②模擬面接&フィードバック
■定員 :15名
■参加費:無料

詳細は、下記URL(続きを読む)からご確認ください。
申込開始は、2次筆記試験発表の2019年12月6日の10時からです。
定員に限りはございますが、合格者の皆様のご参加、お待ちしております!!

https://www.takipro.com/seminor_information2/takipro_nagoya/

 

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