まずは興味を持とう by ダイナマイト九州
こんにちは。関東11期のダイナマイト九州です。(自己紹介はこちら)
今回は1次試験の中小企業経営・政策を取り上げますね。
「苦手意識=興味の持てなさ」を克服しよう
正直言うと僕はこの科目はあまり得意ではなかったです。
なんか興味持てなかったんですよね、診断士にとって大事な内容だとは思うんですけど。
とは言えそうも言っていられないので、試験前ラスト1ヶ月である程度仕上げようという作戦を取りました。
僕は予備校に通っていたのでそこのテキストをメインで使っていたのですが、漫然と読むだけではどうしても興味が持てずうまくインプットできなかったので、こんな工夫をしてみました。
①最寄りの日本政策金融公庫に行き、融資制度をまとめたパンフレットをもらい、制度に直に触れてみる。
テキストで勉強している状態だとどうしても受験生の立場から脱却できません。
自分が診断士や事業主になった立場を想像し、「こんな状況ではこういう制度が使えるんだ」という観点で制度に触れることで興味を持ちやすくなるし、テキストに載っていないことまで知ることでさらに理解が深まることもあります。
窓口に行って「こういう資料ありますか?」と聞いたら出してくれました。
②登場人物を擬人化してみる
中小企業を支援する主体が複数登場するのもこの科目のややこしいところです。
各種経営計画にも各々の立場から関わってくるので、まず各主体の立ち位置を整理しておくのは勉強をスムーズに進めるための手助けになると思います。
すっごいくだらないのですが、自分なりの工夫として擬人化したりしてました。
※当時のメモそのままです。解釈とか正確なニュアンスが違ってたらごめんなさい。内容というより工夫の仕方として参考になれば幸いです。
<信用保証協会マン>
担保、保証人の有無による3段階の債務保証を使い分ける。なにかと別枠での保証枠を設けがち。
バックには政府全額出資のエリート、日本政策金融公庫のアニキがついている。
<日本政策金融公庫アニキ>
経済産業省オヤブンの右腕として各種融資制度に大活躍。
起業家支援資金制度では女性にだけ年齢制限を設けないフェミニスト。
企業の各種計画に対する特例では、愚直に必殺技「低利融資」を繰り出す。
一例ですが、こんな感じです笑
少しでも興味を持とうと思っての苦肉の策でした。生ぬるい目で読んでください。
③白書はポイントを絞って
中小企業経営・政策は中小企業白書のパートと政策のパートに分かれていますが、①②は政策のパートに関する工夫でした。
最後に白書について触れますが、白書パートに関しては正直独学だと結構キツい面もあるんじゃないかと思っています。
というのも、(市販でも予備校でも)テキストは出題範囲を網羅したものになっていると思いますが、重点的に対策すべき範囲や、逆に出る可能性があまり高くない範囲などのメリハリが自分では判断しづらいと思うんですね。毎年白書が更新されるので過去問で傾向つかむということもしづらいですし。
僕は予備校に通っていましたが、その辺のメリハリのつけ方や覚える際の語呂合わせを教えてもらえたのはかなり役立ったと思います。(もちろん、科目自体に興味が持てる方は気にせずゴリゴリに覚えちゃえばいいと思いますが)
独学の方もたくさんいらっしゃると思いますので、例えばYouTubeなんかでポイントがまとまったものがあれば参考にしてみてはどうでしょうか。
最後に
そんなこんなの工夫を凝らし、僕の本試験の結果は59点でした。
この科目に関しては足さえ引っ張らなければそれでいいと割り切っていましたし、乗り気じゃない状態からラスト1ヶ月で概ね基準点(60点)まで持って行けたので、個人的には御の字です。
一方、僕個人のことは置いといて、一般的には中小は得点源にしやすいと言われている科目です。
出題にもよりますが、基本的には覚えた分は裏切らない科目ですし、直前詰め込みがしやすいのでこの時期からスパートをかける意義は大きいと思います。
1次試験まで残り2ヶ月を切っていますが、皆さんの合格を心より応援しています。
以上、ダイナマイト九州でした。
明日はこなんさんが投稿されます!よろしくお願いしまーす!
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