粛々アウトプットのすすめ by ふぃん

おはようございます。
タキプロ11期ブログ班のふぃんです。
これまでの記事はこちら:
・自己紹介&すきま時間活用方法
・凝縮インプット素材のすすめ

前回(↑)はインプットについてお話ししたので、
今回はアウトプットについてお伝えしたいと思います。

※インプットとは講義を受けたりテキストを読んだりする知識を入れる勉強で、
アウトプットとは過去問や練習問題を解く知識を出す勉強を指します。

アウトプットの重要性

前回の記事にも書きましたが、自分は勉強時間の8割をアウトプットに費やしていました。
どれだけ多くの知識をインプットとして頭に入れても、
問題を解くアウトプットにつながらなければ意味がないからです。
この考えは合格を目標とする受験時にはもちろん、
実際の仕事でも話す・書くなどのアウトプットにつなげることが重要なのは同じです。

そして問題を解いた後に解説を読むことにより、
アウトプットの復習がそのままインプットにもつながっていくという利点もあります。
なので時間をかけて粛々とアウトプット勉強を進めていくことが大事です。

アウトプット勉強は論点別に

練習問題を解いたり過去問を解いたりするときには、
どんな順番で問題を解いていくかによって効果がかなり違ってきます。
序盤から中盤にかけては、論点ごとに問題を解くのが合格への近道です。

具体的には
「財務のキャッシュフローの問題だけを、スピ問(TACのスピード問題集)と過去問5年分一気にやろう」
みたいな感じです。

この方法で短時間に繰り返し似たような問題を解くことで効果的な記憶の定着を図ることができます。
また解けない問題があっても解説読んだ直後であれば似たような問題を解けることも多いので、
「解けた」という自信と解ける手順の頭への刷り込みもできて一石二鳥です。

なので過去問の書籍を買うときには年度別でなく論点別に掲載されているものをお勧めします。
自分は通信教育(Web)で勝手に過去問が論点別になっていたので助かりました。

この論点別アウトプットは序盤から中盤に大きく効果を発揮しますが、
終盤は苦手or間違えやすい質問だけを何回も何回も粛々と回数をまわしていくのが効果的です。

1問で4倍勉強

たくさんの人が繰り返し言ってることではありますが、
1問で4つの選択肢があったら、正解か不正解かだけではなくて、
4つの選択肢全てを「正しい」「ここが違う」の説明ができるレベルまで、
解説を読みながら理解を進めるべきです。

この勉強法をしていると応用力がついて、
同じ論点が違う角度から質問されたときなど対応できる可能性が高くなります。

自分は問題ごとに
○:全ての選択肢で正誤がわかる
△:2つの選択肢までしぼれる(正解したかどうかは関係なし)
×:それ以下
として、終盤は△と×だけを繰り返し解いて○を増やしていく勉強をしていました。

とはいえ、細かすぎるorほとんど出題されない論点に脳のリソースをさくのはもったいないので、
いわゆるABC問題にしぼって、かつ8割くらい○になればいいやとの気持ちでやっていました。
当時はなんとなくでやってましたが、もう少し数値を使って分析してみました。

ABで9割、Cで7割が目標!

過去問では正答率に応じてA~Eまでランク分けされているものがあります。
ざっくり言うとAが一番簡単でEが一番難しいというわけかたですね。

またまたざっくりですが質問数の割合は
AB問題: 5割(50点分)
C問題:   3割(30点分)
DE問題: 2割(20点分)
になると言われています。
(すいません、どこで仕入れた情報かは忘れてしまいました)

なので本番の試験で60点をとるためには、
AB問題: 8割正解で40点
C問題:  5割正解で15点
DE問題: 2.5割正解で5点(適当に答えても1/4当たるので)
をクリアできればいいことになります。

初見の問題も含まれて正解率が下がることも考えると、さらに正答率を高めて、
AB問題 ⇒ 9割
C問題 ⇒ 7割
くらいまで過去問できっちり正解できるようになっておくと安心です。

DE問題に関しては得意科目で余裕があれば勉強するのはOKですが、
時間対効果的にもったいないので苦手科目のABCに時間を割いたほうが安心です。
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次回はたろさんです。お楽しみに。

 

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