自分の勉強スタイルを確立しよう by ぱるこ

みなさんこんにちは!ぱるこです。

1次試験の出来はいかがだったでしょうか?無事に通過できた方は、もう2次試験の勉強には着手し始めたでしょうか?今年の合格発表は8/25(火)とのことですが、当然その時期から2次試験の勉強を始めるのでは遅いです。今年は幸か不幸か、2次試験までの期間がいつもよりも長く設定されていますから、そのチャンスを逃さずしっかり準備していきましょうね。

今回は、2次試験の勉強をするうえで、私が大事にしてきたことをお伝えしようと思います。

ぱるこが2次試験を勉強するときに大事にしていたこと

中小企業診断士の2次筆記試験は回答が公開されない試験です。そのため、何が正しくて何が正しくないのかは、採点者にしかわかりません。そういう状況下で大事になってくるのが、「自分のスタイルを確立する」ことだと思っています。

まだ自分なりの解法が定着していない方は、私や他のタキプロメンバーの勉強法で、よいと思ったものをまず試してみましょう。そして合わなければすぐにやめる。そうやって自分のスタイルを模索し、確立していきましょう。まだ、時間はあります。

ちなみに、私は独学で勉強していました。通信講座も取っていません。「ふぞろいな合格答案」シリーズと過去問を中心に勉強してきましたので、それも1つ参考点というか、試す・試さないの判断指標にしてみてください。

問題用紙と答案用紙を準備する

私は過去問だけをひたすら勉強していたのですが、問題用紙と答案用紙は毎回プリントしていました。なぜか。それは、与件文や設問の横に本番と同じように書き込みをしたかったからです。

各種過去問題集には当然与件文も設問も載っていますが、そこに書き込んでしまうともう1回解くことはできなくなってしまいますよね?かといって、書き込みをせずに読むだけでは頭には入ってきづらいし、なにより本番と違う解き方になってしまいます。それでは勉強している効果が半減してしまいます。

我が家のプリンターは両面印刷のできない普通のプリンターだったため、プリントに使った用紙は数百枚くらいになりました…。半分くらいはそのまま捨ててしまいましたが、半分は裏紙として今も使っています(笑)

60分で解く

試験本番は必ず緊張します。大なり小なり緊張します。そのため、普段ではできていたことがその場ではできなくなることが多く、問題を解くのにも時間を要するようになります。なので、練習の時からあらかじめそれを見込んで練習しておくのです。

実際、私も試験本番はどの事例も70分程度の時間がかかりました。見たことのない問題と、落ちたらまた来年やり直しというプレッシャーで、やはりどこか正常運転とはいかなかったんですね。ですが、普段の勉強時に60分で解く練習をしていたため、「ちょっとリラックスしてから、いつも通り解けば大丈夫。」と思うことができ、気持ちが楽になったことを覚えています。

論理構成に気を付ける

2次試験は多い時で150字以上の解答を求められます。私の場合、それだけの文字数を埋めようとなると、はじめのうちはロジックが破綻してしまうことも少なくありませんでした。採点する人が破綻したロジックを見たとき、どう思うでしょうか。

「こいつ、何言ってるかわからん」

そう思われたら、本当だったらもらえるはずの部分点すらもらえなくなってしまうかもしれませんよね?それでは合格はできません。ですので途中からは、対応策とその策を取る理由、期待効果が筋が通ったものになっているかにかなり気を付けて問題を解いていました。

事例Ⅲなんかは、私にはイメージできないような機械の話が多く出てきましたが、少なくともロジックだけは破綻しないような文章を、と心掛けていました。私が合格した時の問題も、お恥ずかしい限りですが、まったくイメージできない用語がたくさん出てきていてかなり辛かったです。ですが論理構成だけは気を付けて答案を作成した結果、4事例の中で2番目に高い得点を取っていました。

事例Ⅳを究める

なんていうとおこがましいですが、事例Ⅳは唯一解答がある事例と言われています。幸いにも私は財務系にアレルギーがなかったので、ここを得点源にしようと思い勉強をしていました。結果、今年の問題が易しかったという噂はあるにせよ、実際に4事例の中では群を抜いて高得点で、事例Ⅳのおかげで試験に合格することができました。

財務系にアレルギーのある人でも、事例Ⅳを避けて通ることはできません。なのでその場合は、簡単な問題を間違えないことだけに注力しましょう。第1問であったり、第2問以降の設問1は比較的易しい問題が多く出題されますので、そこだけを究める、という戦法もアリだと思います。

ぱるこがやらなかったこと

最後に、私がやらなかったことを挙げておこうと思います。

  • 過去問を解いた後に模範解答を作る
  • ファイナルペーパーを作成する
  • 1次試験のテキストや問題集を再確認する

理由はいたって単純で、「面倒で、実施するのにかなりの時間を要するから」です。ただ、それぞれ実施するメリットはありますので、自分に合っていると思えば実施すればよいと思います。


繰り返しになりますが、2次試験は「自分のスタイルを確立する」ことが大事だと思っています。私がやったことが正しいかどうかなんて誰にも分りません。ですが、私はこの勉強方法があっていたので、合格するところまでたどり着けたのだと思います。

ぜひみなさんも、ご自身のスタイルを早く見つけてください。そうすれば、あとはそのスタイルを信じて、1つ1つの問題と向き合っていくだけです!私がどう問題と向き合ってきたかといった話は、また次の記事で書きたいと思います。

 

次回は「ぱんだ」さんです!お楽しみに!

 

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