【祝!令和2年度合格】得点戦略を立ててストレート合格/でぃーさん

こんにちは!いしーちゃんです!

今日は、働きながらストレート合格を果たした、でぃーさんの合格体験記をご紹介します!

合格体験記/でぃーさん

■自己紹介

職業は、生命保険会社ホール営業、28歳、東京都出身

診断士を目指した理由は、数年後保険会社で中小企業向けの営業を行う事が決まっていたためです。

企業に対しトータルコンサルを行いつつ、その中で自社の保険商品を採用いただくことができれば営業の幅が広がると思いました。

また、中小企業診断士の勉強をしている中で、そしていろいろな方とつながりを持つ中で、将来早期退職をし、地方活性化につながる活動を中小企業診断士の資格を活かして行っていきたいと感じるようになりました。

■受験歴

1次・2次 共に1回

■1次試験の勉強方法

1次試験は、診断士ゼミナールを中心に、一発合格まとめシートで補うという勉強方法でした。

理解系の科目と暗記系の科目に分け勉強を行い、勉強初期には理解系の科目(特に財務・会計、経済学・経済政策)に重点を置き、問題を解きながら「なぜこのような答えになるのか」という過程を分析、追求しました。

暗記系の科目(特に情報システム)は、診断士ゼミナールを使っていたものの、なかなか得点が伸びなかったこともあり、理解しながら勉強する事を放棄し、一発合格まとめシートを活用しつつ語呂合わせや単語帳を作成しました。

これが良かったかはわかりませんが、時間がない中で戦略的に1次をクリアするという点では功を奏した気がします。

■2次試験の勉強方法

診断士ゼミナールの動画で勉強しつつ、ふぞろいを使いながら過去問演習をしていたのですが、全く身についている、成長している実感がございませんでした。

そこで、LECの「金城順之介の過去問総ざらい道場」という過去問分析動画を購入し、徹底的に過去問を分析し、解答パターンを身に付けました。

その中で事例も様々な事例があり、様々な問題がありますが、結果的に出題者が求めている回答の方向性は同じだということを知ることができました。

事例Ⅰ~Ⅲはほぼ金城先生のおかげと言っても過言ではありません。

事例Ⅳはひたすら問題演習。これに尽きます。

結果的に遠回りもありましたが、この年は1か月2次試験までの期間が長かった事が幸いしました。

■1次試験のエピソード

直前の模試でA判定は取れていましたのである程度余裕をもてるかなと思っておりましたが、6月頭までの模試は合格点を下回っていたので気は緩められないとも思っておりました。

結局、試験会場に到着してからは尋常ではない緊張をしたのを覚えています。(センター試験以来の緊張でした・・・)

どの科目がどうというのはあまりありませんでしたが、1日目の経済学・経済政策、財務・会計がある程度できたと思っていたので気持ちがぐっと楽になりました。

2日目の途中からは集中力が全く続かず非常に精神的に辛かった記憶が強いです。

1日目の自己採点のために夜更かしをしたのが良くなかったのかもしれません。。。

■2次試験のエピソード

すべての模試でD判定だったため正直自信はありませんでした。

ただ、事例Ⅳだけは自分の中で直前まで成長を感じていたので、もしかしたらという気持ちが少しありました。

やはり会場の雰囲気は張りつめており、緊張がすごかったです。

そして事例Ⅰでは回答用紙の滑り具合により文字が非常に書きづらく焦りました。

みなさんは1次試験の問題用紙に文字を書いてみて書き心地を直前に感じることをお勧めいたします。

事例Ⅳでは体力の限界に来ている中、問題文がとてつもなく長く大変でしたが、逆にここで部分点を確保すれば差をつけられると思い、集中力が一気に増しました。

試験終了後はできた感じもできなかった感じもあり、正直ハーフハーフだなとしか思えませんでした。

■勝因

まずは教材ですね。

1次試験は理解系の科目は診断士ゼミナール、暗記系の科目は診断士ゼミナール、一発合格まとめシートと心中したこと。

2次試験は、ふぞろいの再現答案と金城順之介の過去問総ざらい道場と心中したこと。

2次試験は特に正解は存在しないので、最後はどこまで教材を信用してとことん勉強できるかが勝負を分けるのではないかと思います。

また、自分の中で合格までの戦略を練った事だと思います。

後述しますが、どの教科にどれだけの力を注いでどのような点数構成で6割を達成するか、それを考えたことで効率よく勉強することができました。

■これから合格を目指す受験生へのメッセージ

これから合格を目指す方に偉そうなことは言えませんが、私の経験からみなさんに心掛けてほしい、実行してほしい事は以下の3点です。

●過去問が原点ということを必ず忘れない

●どの科目、どの事例で何点取って、どう合格点をクリアするのかをイメージする

●悩んで悩んで、“これと心中する!”という教材を見つける

そして、その中でも特に強調したいことは2つ目です。

診断士の試験で一番難しい事が全科目4割を下回ることなく、合計で6割を取る事です。

全科目6割を取る必要はないのです。それを頭に入れていれば、科目ごとで割り切りをできる科目も出てくると思います。

それが勉強時間の短縮につながると思います。

参考までに私の得点戦略を記載いたしますので参考にして頂ければ幸いです。

1次試験経済学・経済政策70〜80点
財務・会計70〜80点
企業経営理論60点
運営管理(オペレーション・マネジメント)60点
経営法務50点
経営情報システム50点
中小企業経営・中小企業政策60点
2次試験事例Ⅰ(組織・人事)60点
事例Ⅱ(マーケティング・流通)60点
事例Ⅲ(生産・技術)50点
事例Ⅳ(財務・会計)70〜80点


いかがでしたか。

でぃーさんは、はじめに科目ごとの目標点数を決めて、トータルで合格点を掴み取る戦略で合格しました。

診断士の学習範囲は多岐にわたるので、ストレート合格には、完璧にやろうとせずに、割り切ってでも合格に必要な点数を最短距離で取ることが必要ですね!

見事な戦略でした!

でぃーさん、どうもありがとうございました!

本当に合格おめでとうございます!!

次回はガクさんが、【あもりさん】の合格体験記を紹介します!お楽しみに!

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