自分で考えろ!!そこにこそ勝機がある by Tatchy
受験生支援活動は今日が最終日です。公務員系改め、議会人診断士合格者Tatchyです。
自己紹介はこちら。
やまけん組長関東ブログ班長に続き、ラストメッセージバトンをつなぎます。
1.各方面への御礼など
タキプロ11期が発足してすぐに、コロナ禍のため、例年どおりの活動ができなくなってしまいました。
そのような中、11期(時には10期以前のOBOG)の総力を結集し、Zoomを軸としたオンラインによる勉強会やセミナーを開催することで、コロナ禍を対応した、10期までのやり方にとらわれない新しいタキプロの形を示せたのではないかと思います。
各種企画を作り上げた経験(や、タキプロ11期内の結束)は、自分にとって大きな財産となっています。
タキプロの各種イベントに御参加された受験生や合格者の皆様、そしてタキプロ関係の皆様には、11期の1人ではありますが、この場で御礼を申し上げます。
一方で、タキプロの今年の各イベントを中心に
「オンラインだとハードルが高い」など、リアル・対面での開催を要望する御意見
を数多く頂きました。
今まで、この御意見についての回答を十分に示されていなかったため、この場でお示ししたいと思います。
実は、受験生だけでなく、11期内でもリアル・対面での開催を強く要望する声もありました。
そのため、リアル・対面での開催の可能性については、行政から出される情報などを分析し、様々な角度から検討してきました(私もその検討メンバーの1人でした。)。
しかし、
・タキメンや受験生同士の感染防止
・緊急事態宣言発出などに伴い会場確保が困難
などの観点から、11期の間はリアル・対面での開催を全て見送るという苦渋の決断をすることとなりました。
これからは12期にバトンを渡すことになりますが、2度目の緊急事態宣言も延長され、コロナ禍の終わりがまだまだ見えない状況です。
そのため、当面の間はオンライン開催となる可能性が高いですが、12期の企画する各種イベントに気軽に御参加いただけますと幸いです。
2.これから受験する皆さんへ(リベンジマッチに燃える皆さん含む)
タキプロでは、ブログだけでなく、Web勉強会にも途中から関わらせていただきました。
Web勉強会からは約35%(※合否判明分のみ)の合格率である一方、協会が示す2次試験の合格率が18.4%ということを考えると、かなりの成果となっています。
ということで、来年こそ合格を目指す人は、縁起の良いWeb勉強会に是非御参加ください!!(参加はこちらから)
そして、不合格だった人は、まずはしっかり休んでください。
気持ちに整理が付いて、再受験すると決めたら、なぜ失敗したか、しっかり分析して走り出しましょう。
その際、どの科目が何点取れていたかを把握するためにも、得点開示請求を忘れずに!!(こちらの最下部参照)
仮に受験を辞めるにしても、試験勉強の中で学んだ内容は非常に役立つものです。
試験勉強の中で得られたものを次にどう生かすかは自分次第ですが、大事にしてほしいと思います。
…と、ここまでは、よくあるお話を先にさせていただきました。
これから受験をする皆さんが合格してほしいという思いから、ここから先はあえて少し厳しいお話を。
「予備校講師じゃないのに偉そうなことを言うな」という批判も覚悟の上です。
不合格から立ち上がれていない人を中心に、アレルギーのある人はここで閉じてしまってください。
さて、今年、Web勉強会に参加された方の答案を見たり(※)、合否状況を踏まえWeb勉強会としての成果分析をしたりしている中で、
①力不足などで合否ライン上と思われた人は、総じて厳しい結果になった
②合格者は、勉強会や予備校などに頼り切らず、自分で考えることを意識していた
という傾向が見えてきました。
(※)タキプロ11期のWeb勉強会では、テキストによる勉強会とZoom勉強会を併用しました。Zoom勉強会については、実力差などを鑑みて班割を決めていたため、ある回から毎回全員(30名程度)の答案を見ていました。
力不足の人は勉強不足ということで、原因が明白です。
ただ、問題は、力があるのに合格できなかった人だと思います。
2次試験の筆記試験は、模範解答が示されていません。(先にWeb勉強会を宣伝しているのと矛盾するようですが…)勉強会や予備校などで示されることが100%正解ではない以上、
・自分の答案がなぜそのような答案になるのかを自分の中で考え、その妥当性を説明できるようになること
・様々な観点での見方に気付くようにすること
が大事なのではないかと思います。
自分も受験生時代、この2点だけはかなり注意しましたし、これらは、合格後も生きてくるものとなります。
他にも、勉強方法全般について何度か質問を受けたのですが、万人にとっての正解はない以上、
その勉強方法にはどんな効果や意味があるのか/あったのか
といったことに意識を向けたり、ふり返ったりすることが大事なのではないかと思います。
これは、他人からとやかく言われるものではなく、自分で考えていくしかないものです。
そうしない限りにおいて、次には進めません。
次の試験までにしっかり向き合って、合格を勝ち取ってほしいと思います。
3.ラストメッセージ
ストレート合格でも多年度合格でも、試験に合格して登録すれば全員立派な診断士です。
熱い思いがあるのなら、是非頑張ってほしいと思います。
合格後はできることが増えるし、人脈がびっくりするほど広がります。
1年間、受験生支援だけをやってきたわけではありません。
既に診断士として、執筆に、実務従事にと様々な案件に携わりましたが、毎回、新しい気付きがあります。
試験合格後は、1日たりとも飽きさせない刺激の連続で、知識面も精神面も常に進化することが求められ、診断士資格保有者だからこそ様々な機会が容易に得られるということが、診断士資格の魅力なのかなと思います。
セミナーや勉強会で、
ブログを読ませていただいています!
といったコメントを頂くなど、様々な評価を頂いていることは承知しています。
自分は、予備校講師でもないし、高々令和元年度試験に合格した一診断士でしかないです。
しかし、私が担当した記事を参考にして合格できたという声があれば、これ以上嬉しいことはないです。
そして、これから試験に立ち向かう皆さんは、是非合格し、診断士の世界に飛び込んできてください!!
最後に、合格した皆さんは本当におめでとうございます!!
…といいつつも、実務補習を参加した人は1社終わり、試験合格のお祝いモードも完全に抜けて「プロとしての自覚」も芽生えたのではないかと思います。
診断士資格の価値は、合格してからどう過ごすかで左右され、誰一人同じ診断士になることはありません。
合格したからこそいろんな情報が入ってきますが、機会は自分でつかんでいくものです。
自分の中でどう活動していくかしっかり考え、「プロとしての自覚」を持って次のステージに進んでいきましょう!!
そして、これからは診断士仲間として、何らかの機会がありましたら、皆さんと御一緒できることを心から楽しみにしています。
次回は、szhiroさんからのラストメッセージとなります。どうぞお楽しみに!
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【タキプロ12期始動準備中! イベントの詳細が決まり次第、こちらのページからご案内致します。】
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