苦手意識は思い込み by のりぼー
読者の皆さま、はじめまして。タキプロ12期の のりぼー です。
受験生の『知りたい』に思いを巡らせ、簡単に実践できることを中心にお伝えできればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
■自己紹介
まずは、簡単に自己紹介です。
年代/性別:40代/男性
職種 :小売業で経理・ECサイト運営etc
受験歴 :1次6回、2次6回 はい、紛れもなく多年度です。
勉強時間 :1週間に3~5時間(最後の1年間)
勉強方法 :1次・2次 予備校→独学
好きな用語:組織の3要素「共通目的」・「貢献意欲」・「コミュニケーション」
試験勉強を始めてからしばらくの間、私は合格したその先の目標を持ち合わせていませんでした。
だから合格に時間がかかったと言い訳はしませんが…、皆さんにはぜひ早い段階で合格後のイメージを具体化していただきたいと思います。
これだけで合格がググっと近づきます。
モチベーション理論の辺りを思い起こしてくださいね。
大リーグで活躍されたイチローさんや野茂さんは、小学生の時、『将来の夢』を題材とした卒業文集を書いています。プロに入るまでの過程・プロに入ってからの自分自身について、かなり具体的にです。
『試験に合格したら、○年後に独立、事業承継に特化した診断士になる!そして、年商○○百万円を稼いで… 』
このようにイメージを具体化している方は気持ちの面でアドバンテージがあると言えます。
皆さんにとっての合格後は、近い将来のはずです。
もし、私のように明確なイメージを持たずにモヤっとされている方がいましたら、将来のあるべき姿をぜひ具体化してみてくださいね。
■苦手意識は克服できる!
さて、本日のテーマ、苦手意識についてです(主に事例Ⅲに抵抗がある方に向けた内容です)。
私が実践した苦手意識を克服する方法は、敵(科目)を知り、自分自身が安心できる材料を増やすことです。
苦手意識は、苦手だと思っている状態。
単なる思い込みです。
思い込むのは本当のところを知らないから。
思い込みだけで点数が取れないなんて解せない話ですよね。
私の場合、とりわけ事例Ⅲに苦手意識がありました。
事例Ⅲという科目について認識が不十分。
だから、苦手だと思っている状態。
事例Ⅲは、生産現場のイメージが湧かない、専門用語も馴染みがないなどの理由で、取り組みにくいという声をよく耳にします。
一方で、『前提をきちんと押さえておけば得点源にできる科目だよ』という方もいるのです。
では、得意な方はどういった前提を押さえているのか?
その前提を知れば(拝借すれば)、事例をより知ることができるのではないか。
ということで、苦手意識を克服するために集め活用した前提がこちらです。
【敵を知れば怖くない! 事例Ⅲの前提】
① 例年、設問は似たり寄ったり。だから、繰り返しの練習で対応できる。
② 解答に使用するキーワードは限られているので覚えることは少ない。
③ 与件を読む時は、QCD、QCD…。ひたすらQCDを意識する。
④ 解答する時は、与件の表現をできるだけそのまま使う。
⑤ 難しく考えない。できていないこと、マストなことをやってくださいと書くだけで大丈夫。
これらを、事例問題を解く前と後にぶつぶつ呟いていました。
当たり前のことばかりかもしれませんが、まとめてみると何だか安心できます。
特に②は大きな安心感を与えてくれました。限られたキーワードを重点的に勉強すればいいわけですから。
よく出るキーワードの一例ですが、『実情に見合った全体生産計画の作成、定期的な計画の見直し、計画に基づいた統制活動』、『作業の標準化・マニュアル化』、『○○情報をデータベース化しリアルタイムに一元管理、ネットワークで共有化(それぞれの頭文字をとってDRINK※)』などがあります。
※8期Kappaさんの過去記事に完全版「DRINK」があります(こちら)。その他の語呂合わせなども盛りだくさんですよ。
前提を認識したことで苦手意識はなくなり、事例Ⅲが楽しくなりました(少しだけ)。楽しくなれば、知識も頭に入りやすいです。
そして、点数は徐々に安定して令和2年度の本試験結果はA評価(得点開示65点)。取り組んだ甲斐があったと思います。
苦手意識は思い込み。
前提を知れば怖くない!
まずは気持ちから得意になりましょう!
■おわりに
いかがでしたでしょうか?
ここまで読んでいただきありがとうございました!
事例Ⅲに限らず、苦手意識の克服に少しでもお役立ちできればうれしく思います。
また、ブログに出てくる用語はアウトプットトレーニングにも活用できます。
本日中に一つだけでも、その意味や使われ方に加えて関連知識を自分の言葉で説明してみてはいかがでしょうか。例えば、『どういった状況の時に作業の標準化・マニュアル化が必要なのか?』みたいな感じです。
ブログをフルに活用してくださいね。
次回は次郎さんの登場です。
お楽しみに!
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