令和2年度事例Ⅱで80点を取れた理由は?byのりお
読者の皆様、初めまして!
タキプロ12期の「のりお」と申します。私は大学3年生で診断士の勉強を始めて、大学4年生の時に合格しました。比較的若い視点から診断士合格へのお役立ち情報を発信しようと思っています。
これから1年間どうぞよろしくお願いします!
■はじめに
まずは、「のりお」の自己紹介です。
年代/性別:20代前半/男性
職種 :大学生(2021年から大学院へ進学します)、塾でアルバイトしています(主に高校生を担当)。
受験歴 :1次1回、2次1回
勉強時間 :1次800時間、2次250時間
勉強方法 :1次 診断士ゼミナール、2次 独学(TBC&ふぞろい)
■令和2年度事例Ⅱ
今回のテーマは「事例Ⅱ」です。
私にとっては、「もっとキーワードを盛り込みたい!」「もっと鋭くて良い案を書きたい!」という気持ちとの戦いになる教科です。
事例Ⅱは運よく80点を取ることができたので、その理由を自分なりに考えてみました。
※以下令和2年度の事例Ⅱのネタバレを含みます。
■時間管理がキホンのキ!
事例Ⅱはマーケティング・流通に関する出題で、比較的小規模な企業が登場します。
令和2年度はハーブの生産と一次加工(乾燥)を行う会社でした。例年と同じく、与件文にヒントとなりそうな箇所は沢山ありましたが、どれを使うべきか取捨選択するのが難しかったです。
さらにアンゾフの製品・市場マトリックスが出てきて大慌てでした。その時のメモがこちらです。
(読みにくくてスミマセン。)
最初は新製品開発だと思ったものの、後に多角化にしています。当時の私は多角化が正しいと思った上で、もし間違っていても部分点が入るので、深追いはダメだと考えました。時間配分が最優先です。おかげで、事例Ⅱは80点だったのでその采配は良かったと思います。
やはり「解ける問題から解く。時間管理を徹底する。」ということが大事だと思いました。
■回答の幹は何にする?
私は事例Ⅰが57点、事例Ⅲが74点でした。どの事例も時間配分で大きなミスはしていません。
このような点数の差を生み出した理由は、問題に対して回答の幹を何にするかを決められたかどうかだと思っています。
事例Ⅱでは、取引先構成の方向性、どのようなコミュニケーションを実施するか、ファンを増やすためのプログラムの提案などが問題でした。私はそれぞれについて、
・取引先構成→1社に依存しない
・コミュニケーション→双方向のコミュニケーション
・ファンを増やす→農業体験してもらう
という回答の幹を定めることができました。幹がしっかりしていれば、最低限の得点はできます。あとは、枝葉を加えるだけです。
回答の幹が定まっていないと、文章を書き出しても手が止まってしまい、時間が足りなくなります。
残念ながら私は事例Ⅰで回答の幹をどうするべきかわからず、得点が伸びませんでした。
じゃあ、その幹を思い付くことができるかどうかは何で決まるのか?
それは人生経験……ではなく、診断士の試験勉強で得た知識です。
取引先の構成は依存度が高いとリスクが高い。双方向のコミュニケーションが大事。地域資源を活用することが大事。といった知識をきちんと頭に入れて使いこなせるようにしておくことが合格への近道です。
試験に合格するために鋭い回答は不要です。奇抜なアイデアもダメです。採点者は採点基準を用意しているはずですから、採点基準が何なのかを考えながら、採点者がマルをしやすい回答を心がけましょう。
■おわりに
今回は、事例Ⅱで80点を取れた理由について私の考えを紹介しました。少しでもお役に立てば幸いです。
次回はじぇんさんの登場です。
お楽しみに!
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