事例Ⅳを得点源にするために大切な3つのこと by のぶお
こんにちは。タキプロ12期ののぶおです。受験生の皆さん、先週の二次筆記試験お疲れ様でした。
本日は、既に来年度の試験に向けて勉強を始められている方向けに、事例Ⅳを確実な得点源にするために大切なことについて書きたいと思います。
ズバリ、大切なことは以下の3つです。1つ目は知識の話、2つ目はスキルの話、3つ目はマインドセットの話です。
- 頻出論点の解法を理解する(知識)
- タイムマネジメントが命(スキル)
- 予測不可能を予測する(マインドセット)
それでは1つずつ見ていきましょう。
■頻出論点の解法を理解する
ポイントは、過去問(特定の問題)を解けるようになることではなく、解法そのものについての理解を深めることです。
例えば、1~5年後までの複利&年金原価計数表が与えられていて、1~5年後の将来CFの現在価値を求めることは容易かもしれませんが、2~5年後、または3~5年後の現在価値を求められた場合、柔軟に対応できるでしょうか。解法そのものが理解できていれば柔軟に対応することできるようになります。
頻出論点の解法への理解を最低限カバーする為に、私は『30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集』を使いました。分かりやすく、最低限必要な知識がまとまっており、この1冊をしっかりやれば知識面においては、合格レベルに到達します。あとはスキルとマインドセットです。
■タイムマネジメントが命
知識は随時習得すればよいですが、スキルは一朝一夕では身につきません。
事例Ⅳに限りませんが、試験時間のタイムマネジメントは事例Ⅳにおいては最重要スキルです。継続的に過去問に取り組みスキルを向上させましょう。
ただし、タイムマネジメントの訓練にはできるだけ初見の問題が相応しいので、試験前の追い込み期間の時点で初見の問題が残っているように、取り組む過去問の順番には気を配った方が良いかもしれません。(私は直近の過去問は試験直前用に手を付けずにとっておきます)
■予測不可能を予測する
知識・スキルが盤石であってもそう簡単に合格点を取らせてくれないのが中小企業診断士二次試験です。
最後のポイントは試験本番のマインドセットです。二次試験は実務能力を測る試験なので、「想定外の状況で柔軟に対処できるか?」といったことも見られているかと思います。私が合格した令和2年度の事例Ⅳでも、過去問と様相の異なる設問が出されて調子を崩した人が多かったと聞きました。
出題者も、過去問対策をしてきている受験者を想定して、その応用力を問うような新たな問題を出題してくると考えられることからも、二次試験の出題内容は予測不可能です。
事例Ⅳについては特に、「予測不可能である」ということを予測しておく、織り込んでおくことで、これまで培ってきた知識とスキルが発揮しやすい心の余裕を確保できます。(逆に言うと、「自分は完璧に仕上がっている。」というような姿勢で臨むと、”予測不可能”に直面した時の心のブレが大きく、落ち着きを取り戻すまでに時間を費やしてしまったりします。)
■おわりに
筆記試験は終わりましたが、来年度の受験を既に始められている方向けに事例Ⅳにおいて大切なことをご紹介させていただきました。勉強は継続が大事です。引き続き応援しています!
次回はけいひほさんの登場です。
お楽しみに!
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