タキプロ13期スタート!諦めなければ必ず合格する!by hide_kingdom
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期の「hide_kingdom」と申します。
本日より、タキプロ13期がバトンを受け取りまして新たなスタートを切ります。
これから1年間、総勢180名超の我々タキプロ13期それぞれの経験から、
受験生の皆さんの学習に活かせるような情報を発信できるよう努めてまいります。
タキプロのメンバーは、年齢・職種・受験歴等様々なバックグラウンドを有しています。
ご自身に合った情報を見つけて頂き、少しでも皆さんのお力になれましたら嬉しいです。
これからどうぞよろしくお願いします。
さて今週は、13期メンバーによる合格体験記をお届けします。
■はじめに
まずわたくしhide_kingdomの合格体験記です。
2021年度の2次試験に合格し目下実務補習に取り組んでいます。
本日わたくしがお伝えする内容は特に以下の方に参考になると思います。
①元々診断士に関する知識や経験があまりない(知識ない)
②仕事、子育て等で十分に時間が取れない(時間ない)
③自由に使えるお金が少ない・・・(お金ない)
3つの「ない」を感じてらっしゃる方、診断士に挑戦しても大丈夫かな?と不安を抱えてらっしゃるかもかもしれません。
でも大丈夫です。「諦めなければ必ず受かります!」
■自己紹介
まず最初に自己紹介をさせていただきます。
・ハンドルネーム:hide_kingdom
・年代/性別:40代/男性
・職業:IT企業のマーケティング職
・住所:東京
・勉強方法:完全独学
・受験遍歴:1次8回、2次4回(挑戦10年目で合格)
・得意科目:なし
・苦手科目:全部
・・・そうです。。10年目でやっと合格したんです。。
なので私からは試験勉強のノウハウはさほど伝授できません。どうやって10年間もあきらめずに受験生を続けられたのか?
主にモチベーションの保ち方という視点でお伝えします。
※勉強方法のコツにはほとんど触れません。
■受験生活スタートまで
会社の先輩に中小企業診断士という資格を教えてもらい、興味を持ちまして「受験するぞー!」と盛り上がり受験をすると決めたものの、当時の私は先述で記載したように「3ない」状態でした。
まず最初にテキストと問題集を買ってきて読んでみたものの最初「なんじゃこれ~わからんわい!」と思いましたが、よくよく読むと面白いこと書いてあるんですね。特にマーケティングの分野には興味が惹かれました。
そこで最初の壁にぶち当たります。
「財務会計・・・わからん!」
私の出身大学は文系で会計の授業があったのですが、まぁハッキリいいましてまともに勉強してませんでした・・・。なので用語はなんとなくわかるものの「なんか昔聞いたことあるな~」程度のものでした。そこで一念発起します。
「まずは簿記3級を受けよう!」
そうです。実は合格まで10年かかったと申しましたが、その前に助走期間で1年前から簿記の勉強をスタートしていたのです。。
無事に簿記3級を取得し、翌年からようやく診断士試験に挑戦します。
■初めての一次試験
受験は独学でいこうと決めていました。(それしか選択肢がなかったので)
10年前の2011年、初めての1次試験を受験しました。手ごたえがあったかなかったかも覚えてませんが、結果が1か月後に届きました。
【結果】7科目全部不合格!
え??( ノД`)シクシク…
まさかの全敗。。しかし、なんというか全科目不合格に逆にスッキリしまして、来年リベンジしてやろうと不合格の次の日から勉強をスタートしました。
■最初の二次試験まで
そもそも基礎レベルが全く足りていなかったのでオフシーズンは関連資格として簿記2級を受けることにしました。9月から12月くらいみっちり簿記の勉強ばかりやりました。そして簿記2級に合格!さらに数か月後にビジネス会計検定2級3級を同時受験してダブル合格。少しづつ財務会計に手ごたえを感じ始めていました。
受験2年目は、財務会計・経営情報システムの2科目合格でした。落ち込む間もなく気持ちはオフシーズンの関連資格に目が行っていました。
次はITパスポート、ビジネス実務法務検定3級、経営学検定中級と関連資格に立て続けに合格。診断士の試験はボロボロだったのですが、実はオフシーズンは大活躍していたのです(笑)
挑戦4年目についに一次試験を突破できました。初めての二次試験はABBCの総合B判定でした。(思ってたより結果悪くはないな・・と感じました)
この頃、さすがに何年も受験生活をしているので、「そろそろ予備校に行ったほうがよいのかな?」
と考えたりもしましたがここで無謀な選択をしました。
「予備校に行くより経営系の大学院へ行って学位取ったほうがよくね?」
ということで大学院へ通い始めました。診断士試験と大学院生の2足のわらじ、いや仕事もしているので3足のわらじ状態でした。
受験5年目はちょうど修士論文を書いてまして、超多忙な毎日を送ってました。2回目の二次試験は AABDの総合B判定 で不合格。
落ちはしたものの、やっぱりあと少しで合格できるんじゃね?と勘違いをします。
■3回目の二次試験まで
翌年(6年目)は2次試験に2回落ちたことで一次試験へ戻ることになりました。ちょうどそのころ大阪⇒東京へ転勤&営業からマーケティングへのジョブチェンジで環境が大きく変わった頃でした。
その後6年目から再度1次試験を突破するまでまた4年を要してしまいました。その間は相変わらずオフシーズンに関連資格を受験し続けました。
やりすぎてビジネスキャリア検定はついに2級5科目制覇してしまいました(笑)
2020年3回目の2次試験。結果はBCABのB判定で案の定不合格。合格率が20%程度の試験なので5回くらい受ければそのうち受かるでしょ?と考えていましたので、3回ならまだまだ!来年また2次試験の受験チャンスがあるので特に落ち込みませんでした。
2021年受験10年目。もう後がない4回目の2次試験。やったことといえば過去問13年くらいをふぞろいでなんとなく採点して延々ループするという千本ノックのように体に覚えさせることでした。何の工夫もありません。。それでも、10年目は何かを掴んだような感触はありました。過去問をやりつくしたおかげで回答のロジックのパターンを固められる(ある程度応用が利かせられる)ような気がしていました。
以下の書類の山の写真がわたしが解いた過去問達です。これは自分の努力の証なので捨てることができません。
さて試験当日は、まぁいつものように手ごたえはありませんでしたが、これまでの3回の受験よりは多少はマシな感触がありました。解答に自信はないもののなんとか書ききったという充実感はありました。試験終了後はオフシーズン恒例の関連資格受験に没頭し、すっかり2次試験のことは忘れていました。
そして合格発表の日。「あぁそういえば今日だっけか」、と一応区切りのために合格発表のWebを立上げ番号チェック。
上から番号を順番に見ていきます。。
「えーと、・・・・あぁ~やっぱりないわ。。」
と思ってページを閉じようとしました。その時ふと気づきました。あれ?よく見ると番号が上下で並んでいるのではなくて横に並んでいることに気づきました。そして、もう一度番号を見ました。
「あぁぁ、、、、、、、ある!!!ご、ご、合格してる~!」
この時の感動は一生忘れません。桃栗3年柿8年診断士10年。ついに長い受験生生活にピリオドを打つことができました。
■おわりに
合格まで実に10年もの期間を要したわけですが、意外にも一度も診断士受験を辞めようと思ったことはありません。特に退路を断つようなことも考えず、「自分は勉強が得意ではないから人より時間がかかって当たり前。諦めずに続けたやつが最後は勝つのだ」と妙な理念を持っていました。また、自分の趣味は「勉強」といえるほど勉強そのものを楽しむようになっていました。
・・・長々と受験歴を語りましたが諦めないポイントを以下にまとめます。
①オフシーズンは関連資格を受験しモチベーション維持!
②「3ない」スタートなので焦らず自分のペースで取り組む!
③合格しようがしまいが勉強そのものを楽しむ!
もし以下のことで悩んでいる方がいたら・・・
・無知な自分が受験してもいいんだろうか?
・時間ないし、お金ないし・・でも受けたい
・一発でなくてもいいからいつかは受かりたい
ぜひチャレンジしてください。諦めなければいつかは必ず合格します。
次回はみっちーさんの登場です。
お楽しみに!
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