簿記3級に落ちても財務・会計は突破できた byちよ
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のちよと申します。
まさか自分が中小企業診断士の受験者の方に向けて文章を書く日が来るとは…
私は恐らく多くの受験生の方(お仕事をしながらの受験生)とは違い、主婦業をしながらの受験でした。
つまり、沢山時間がある立場。
主婦をしながら中小企業診断士を目指す方も少ないかもしれませんが、少しでもお役に立つ情報をお届けできればうれしいです^^
■はじめに・自己紹介
まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。
年代:30代前半
受験:1次1回、2次1回
勉強形態:スタディング(あまり見なかった為…結局、ほぼ独学(市販の書籍))
勉強開始時期:2020年11月~
職業:主婦
勉強時間:1次 1100時間、2次 250時間
得意科目:(最初は無かったけど結果的には)1次/経済学、情報システム、2次/事例Ⅲ
私は現在夫との二人暮らしです。
もともとはハウスメーカーの現場監督と営業の仕事をしていましたが、結婚を機に退職し、その後一年半ほどFP会社に勤務。
しかし、仕事と家庭とのバランスを取れなかった事と「本当にやりたい仕事でもっとのびのび生きたい!」と思いFP会社を退職。
何がやりたいのかもよく分からないまま日々を過ごしている時に、フリーで技術コンサルタントの仕事をしている夫に「中小企業診断士の勉強してみたら?経営コンサルタントの国家資格で、いずれは一緒に仕事が出来たらいいね」と言われたのです。
「ちゅうしょうきぎょうしんだんし…??」
「よく分からんけど、面白そうだ!!!経営コンサルタントの国家資格なんてかっこいい!!!」
と直感で興味を持ち、すぐさま勉強に取り組みました。
合格率4%の難関資格と言われど、私には「自由な時間」がありました。
そこで、目指すはストレート合格!!
そこから私の約1年間にわたる戦いが始まったのです。
多くの受験生の方はお仕事や家庭を両立しながらだと思いますが、私みたいな自由人受験生パターンも知って頂ければ幸いです。
■財務・会計は苦手…
中小企業診断士の1次試験は合計7科目ありますが、多くの方の苦手意識の強い科目が「財務・会計」ではありませんでしょうか。
御多分に漏れず、私もものすごい苦手意識のある一人でした。
受講していたスタディングで講義を聞いても、私にはほぼ意味は分からず。
加えてショックだったのは、かなり簿記に関する分野の講義があったこと…。
私は講義はスタディングを聞き、問題集は「過去問完全マスター」を使用していました。
「過去問完全マスター」は中小企業診断士1次試験過去10年分の問題が論点別・重要度順に編集されているものです。
この過去問完全マスターにも、最初から簿記の問題が出てきました…。
私は、大学は経済学部を出ており簿記の授業がありました。
結構真面目に授業に取り組んでいたのに、単位を落としました。
にも関わらず、その後在学中に簿記3級試験にチャレンジ!
落ちました…
さらにさらに、3級にも受かっていないのに、なぜか簿記2級にもチャレンジ!
落ちました…
そんなこんなで、私は財務・会計の勉強を始めて、簿記の知識が必要と分かった時にはかなりショックでした。
「簿記のセンスが無い私は、これからどうしたらいいのだろう…。」
「再び、簿記の勉強からやり直し…?(嫌だぁぁぁあ!!!)」
■簿記の勉強は必須?
簿記の知識が必要と知り、焦った私。
しかし、結論から言うと、簿記の知識が無くとも私は初受験で72点を取り、突破する事が出来ました。
じゃあ、どのようにして72点まで出来るようにしたのか?
それは、とにかく簿記関連以外の分野を得意にする事。
そのために、簿記の知識をつける努力を完全放棄し、他に時間を割く。
簿記の問題は何度やってもセンスも基礎知識も無さ過ぎて、今から基礎を身につけるのは時間の無駄や…
とにかく、私の目標は高得点ではなく「ストレート合格」や。
と、完全に割り切り、過去問完全マスターの簿記の分野はすっ飛ばし、問題は全く解きませんでした。
とはいえ、Instagram等でフォローしている他の受験生を見ると、簿記の勉強をしている方もちらほら。
焦る気持ちを抑え、とにかく簿記嫌いな私は「いつかまた勉強するから、今は勘弁して…」と逃げる事を選択したのでした。
じゃあ、どうやって財務・会計を勉強したのか。
最初は過去問完全マスターの問題を解きまくりました。
苦手意識の強い私はスタディングの講義を何回聞いても頭に入らない。
なので、よく内容を理解せずに最初は3回程問題集を解いてみました。
しかし、やはり分からない。
CAPM…?
損益分岐点…?
フリーキャッシュフロー…?
解説を読んでも意味わからんし出来る気がしない…。
時間のある私といえど、時間の無駄はしてはいられぬ。
理解せねばならぬ。
■このブログおすすめ!
そこから、過去問完全マスターの解説を読んでも理解できない問題は、めんどくさいけれどもネットで解説を調べるようになりました。
そこで、とっても分かりやすい過去問の解説を書いて下さるブログにたどり着きます。
「資格とるなら.tokyo」
https://shikakutorunara.tokyo/
とてもとても丁寧な解説で、私のような数字の苦手な初学者でも理解できるようになったのです。
やはり個人の方の解説は平易な言葉で書かれており「意外と簡単な理屈じゃん?」と調子に乗ったことを思えるまでになったのでした。
無料でこのような丁寧な解説をしていただき、本当にこのブログ筆者の方には感謝しかありません。
その後は、過去問完全マスターの解説を読んでも分からないところは必ずこのブログの解説を読み、過去問完全マスターに自分なりの理解を書き込み…を繰り返しました。
そうする事で、最初は難しく感じたCAPMの問題も損益分岐点の問題も簡単に感じるようになったのです。
また、間違えた問題は自信を持って正解にたどり着くまで繰返しやり直したところ、多いと合計12回も解いていました。
それくらい理解の遅い私でも、12回も解けばさすがに理解できるようになり、無事に72点を取る事が出来たのでした。
■おわりに
私の財務・会計の勉強法をまとめると
①簿記苦手だから、やらない!それ以外の問題に時間を割く。
②解説が詳しい方のブログを読んで、理解する!難しく感じるワードは多いけれど、意外と理解できる。
③財務・会計が苦手でも、繰り返し問題を解くとなんとか形になる!その為に、勉強する範囲はメリハリ大切。
苦手意識の強い方の気持ちはとってもとってもよく分かります…。
が、大丈夫!なんとかなります!!
勉強し始めで理解が進まない辛い時期もあると思いますが、ぜひ粘り強く立ち向かって頂きたいと思います。
次回はたにけいさんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])
皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪