一次試験終わって初めて事例Ⅱを勉強する時間のない方へ by おぐ

事例Ⅱ

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のおぐと申します。

前々回投稿の合格体験記「保育園が休園して勉強時間が思うように取れない人向けの合格体験記」にて、

自己紹介、1次試験と2次試験の勉強法概要について書きました。よければリンク先の記事も読んでみて下さいね。

また前回は事例Ⅲ対策「メーカー勤務×勉強時間が取れない人への事例Ⅲ対策」書いたのでこちらも是非見て下さい。

さて、今回「事例Ⅱ対策」として、時短でいかに点数を取るかというテーマで書かせて頂きます。

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■厳選!意識するポイント

どこにでも書いてあると言われればそれまでなのですが大事なことなので、意識すべき重要なポイントを書いておきます。


1. 与件文ファースト
解答に過去の自分の経験に基づく内容等が混在していないか、常々意識する必要があると思います。

私は本文を読む際に、SWOT分析に使えそうな内容を項目毎にマーカーで色塗しており(S:ピンク、W:青、O:緑、T:オレンジ)、

それを参照しながら問題用紙を定規で破り取った余白で解答を組み立てていました。

解答のピースが与件文以外から出てきていたら危険信号です。当たり前のことですが、最重要事項なので常に意識するのが◎です。


2. 質問の意図を理解して解答する
ここでは二つポイントがあると思います。
一つ目は、解答レイヤーの意識です。
– 事例企業の経営環境分析(内部環境分析/外部環境分析)
– 事例企業のあるべき姿(ドメイン決定他)
– あるべき姿を達成するための重要経営課題
– 経営課題に対する事業戦略、施策とその効果
この辺のレイヤー何を聞かれているのか意識しながら解答しましょう。
そして施策の後の効果は短くても書けるようにしましょう。
(所謂「だなどこ」フレームワークですが)
二つ目は、「問題」と「課題」の違いの理解です。
問題とは「あるべき姿と現状の差分」であり、課題とは「その問題を解決するための手段や施策です」。

この辺の言葉の差も理解すると誤答リスクが減るかと思います。


3. 解答のパターンを意識する
過去問を解くと解答に方向性があることに気づくと思います。

過去問解いてこのパターン見たことある!と思えばメモです。


・ロイヤリティ向上や新規顧客獲得できるようにS×Oの記載がある
・大企業と差別化できるように(ニッチトップを目指せるように)S×Oの記載がある
・コミュニケーション施策もデモジオサイコ鑑みてターゲット顧客や打ち手が絞られるように記載がある
・ターゲットは新規顧客或いは既存顧客どちらか誘導するような記載がある
※特にターゲットを書くのは加点ポイントになることが多いのでここは意識を

■必要な一次試験の知識

既に一次試験突破された方でややマーケティングの知識に自信がない方は、下記項目は見返した方が良いかなと思っています。

環境分析

PEST分析、5F分析、VRIO分析、3C分析、SWOT分析、RFM分析

経営戦略立案・マーケティング戦略立案

STP分析(セグメンテーション・ターゲッティング・ポジショニング)
※ターゲッティングは中小企業にリソースがないこと考慮すること
※セグメンテーションに関しては、デモジオサイコまで覚える
★デモグラフィック(人口統計的変数)、ジオグラフィック(地理統計的変数)、サイコグラフィック(心理的変数)のこと
成長戦略(市場浸透戦略/新製品開発戦略/新市場開拓戦略/多角化戦略)


施策立案

4P戦略

注意して頂きたいのは、もし時間限られているなら、一次試験の参考書引っ張り出して復習するのでなく、前段の項目を意識して過去問解いたほうが良いです。


■2021年度復元回答(参考)

参考までに私の復元回答記載しておきます。


予備校無・勉強会無・模試無で、一次試験終了から二次試験の勉強を開始しましたが、

前段で説明した項目を意識した結果、過去問5年の演習で81点取ることができました。

(やや時間が経ってから復元したので完全に一致していないのはご了承ください)

第一問

S:①地元産大豆を使った手作り豆腐キット②移動販売網

W:①単価が高く主婦層の顧客が少ない②HP作成能力の欠如

O:①在宅勤務増に伴う自宅食へのこだわり②訪問販売による顧客接点増加

T:①新型コロナウイルス蔓延②販売・体験会機会の減少

第二問

ターゲットは全国の在宅勤務の主婦。商品は手作り豆腐キットで、Y社のECサイトを利用して、新米とパッケージ販売する。その際に豆腐丼のレシピを同梱し、出来立ての美味しさを体験してもらう。愛顧向上で固定客化させ、受注増を狙う

第三問

(a)施策は①置き配のマニュアル化・教育②置き配箱・市場分析したパッケージ販売商品の提供。受注増を狙う

(b)施策は①置き配時の電話によってニーズ把握②パッケージ販売商品の販売。受注増を狙う

第四問

新しい素材を使った菓子で人気を博す和菓子店と共同開発を行う。置き配時にIMで双方向コミュニケーションを行い、顧客ニーズを把握し、商品開発に活かす。関係性強化で固定客化を図り、受注増を狙う。

■おわりに

直前期に思うように時間が取れないことがあればこのブログを思い出して頂ければ幸いです。

次回はQちゃんさんの登場です。
お楽しみに!

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