一次試験の結果を確認してから先ず準備をするのは事例Ⅱだ〜by けー

事例Ⅱ

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のけーと申します。

皆さん、大切な大切な今日もタキプロブログまで足を運んで下さりありがとうございます(泣)
今、皆さんはどの様な気持ちでこのブログを見ていますでしょうか。
何時に見ているかで、テンションや気持ちが全く異なると思います。
そう、今日9月6日は。。。。

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■今日は・・・

そう!本日は診断士一次試験の合格発表日です!!
ドキドキワクワクな1日ですね。
自己採点をしてほぼほぼ合否が分かっている方もいらっしゃれば、あえて自己採点をせず今日まで二次試験の準備を進めている方もいるかと思います。

自己採点の結果、あと数点足らずに不合格><と涙を呑んでいる方もいるかも知れません。
ただ、結果を見るまで分かりませんよ?(良い意味で)マークミスがあるかも知れませんし、可能性は低いながらもボツ問や合格点の引き下げが発表されるかも知れない。

私が初めて一次試験を受けたのは平成28年度でした。
忘れもしません。この年は難問揃いの科目ばかりで、自己採点の結果、合格点まで4点だけ足りませんでした・・・。経営法務などで言えば後1問取れていれば合格出来たのです。。。
テンションガタ落ちでした😢

一ヶ月仕事も勉強もやる気が出ないまま迎えた一次試験合格発表日。
望み薄でウェブサイトを一応確認しました。
すると公式から下記掲示が!!!

『合格基準は、本年度の得点水準を勘案し、「総点数の59%以上であって、かつ、1科目でも満点の40%未満のないこと」としました。』

と書かれているでは無いですか!?!?
うっひゃあああああやったあああああ!!合格したあああああ😆
・・・あの時の緊張感と興奮具合は今でも忘れません。
(まあ、そのまますんなり二次試験も合格!!とはいかず、今に至るまで6年を要したのですが(泣))

前置きが長くなりましたが、最後まで諦めない姿勢。本当に大事です。
先ずは、今日の結果を確認して一喜一憂した上で今後の方針を考えましょう。
中小企業診断士は何年かけても取るべき資格です。一次試験に受かろうが落ちようが二次試験の対策をしていきましょう!!

■一次試験の結果を確認してから先ず準備をするのは事例Ⅱだ

既に二次試験の準備を進めている方も多数いるかと思いますが、その方々含めて今日、一次試験の結果を確認したらその勢いで事例Ⅱの学習を進めましょう!!

兎に角今日中にやって欲しいことは、「事例Ⅱの過去問を一年分解くこと」です。事例Ⅰ、Ⅲ、Ⅳではダメです(ドーン!!)。必ず事例Ⅱを先ず最初に解いてみて下さい。
その心は・・・事例Ⅱは「これまで培ってきた論理的思考力や診断に必要な経営戦略の立案やSWOT分析など、多種多様なフレームワークをフルに発揮することが出来る」ためです。
つまり、事例Ⅱを解くことで腕試しにもなりますし一次試験で学んだことの復習も行うことができ、二次試験の醍醐味を味わえ、これから本格的に始める二次試験の準備の験担ぎが出来ると考えています。

特に初めて二次試験に触れる方、時間配分や点数は気にしなくて良いです。先ずは二次試験がどの様なものなのか味わってみて下さい。
あまり深く採点結果の振り返りもしなくて良いです。
これまで培ってきたノウハウを存分に発揮するだけで良いです。楽しみましょう!

そして、明日以降他の事例も解きながら、先ずは事例Ⅱを完成させることに注力することをオススメします。
事例Ⅱの準備を重点的に行うべき理由と、解いていく際のポイントについて以下でお伝えします!

■事例Ⅱの準備を重点的に行うべき理由

先にも書きましたが、事例Ⅱは診断士として必要な論理的思考力、各種戦略、フレームワークを駆使して解いていくことになります。一次試験の科目で言うと「企業経営理論」および「運営管理」の知識を使用します。
事例Ⅱは例年4〜5題ほど出題されますが、問われる内容についてある程度パターン化されています。

近年の傾向だと、第1問が現状分析に関する問題が出題され、3CやSWOTなどのフレームワークを使ってB社の強み・弱みなどを浮き彫りにしていきます。そして第2問でターゲット顧客の明確化を問われ、第3問以降でマーケティング戦略を答えるケースが非常に多いです。

そう、事例Ⅱは他の事例問題と比較して、問われる内容がある程度パターン化しており、かつ一次試験までに培ってきたノウハウを有効活用することが出来るのです!マーケティング戦略についても、テキスト等を読めば具体的に考えるべき戦略について整理することが出来るので、総じて事例Ⅱは解き方をある程度パターン化し易い問題だと考えています。

必要な知識を呼び起こし過去問を解く数をこなしていくことで、みるみる得点が上がってくるのを実感してみて下さい。先ずは事例Ⅱについて完成させてしまい、自分の得意分野にすると同時に4事例のうち事例Ⅱだけは勝ちパターンが見えるくらいトレーニングをして心に余裕を持たせましょう!

■事例Ⅱを解く際のポイント

事例Ⅱの出題傾向については先に述べた通りですが、実際に問題を解く際のポイント、外せない知識についてアドバイスします!
大きく2つあり、1.「マーケティング戦略のフレームワークを頭に叩き込む」、2.「提案は2つ書く」です。

先ず、1.「マーケティング戦略のフレームワークを頭に叩き込む」について、事例Ⅱで出題される問題は、環境分析、標的市場の設定、マーケティング・ミックス(マーケティング3.0)の3つに大別されると考えています。
なので、これらの問題で使用出来そうなフレームワークをあらかじめ頭に叩き込んでしまう戦略になります。
環境分析については先に述べたとおり3CやSWOT分析・PEST分析など、標的市場の設定はSTP(セグメンテーション→ターゲティング→ポジショニング)、マーケティング・ミックスは製品・価格・チャネル・プロモーションになります。
覚える内容はそれほど多くありません。解き方を体系化してしまえば、設問を読んで瞬時に取るべき戦略が頭に浮かんでくるはずです。
問題を解く際は、上記3つのどれについて問われているのか整理してみましょう。
因みに、マーケティング3.0とは近年重要視されている、社会・地域貢献や、チャネルパートナーや消費者との協働によって製品や価値経験を創造することなどを目的としたマーケティングを実施することです。
SDGsの観点からも問われ易い内容になるでしょう。

続いて、2.「提案は2つ書く」について、事例Ⅱではよくマーケティング戦略について提案せよ、という問題が出ます。この問題、割と自由に書いても得点に繋がるのですが、例えば「○○とコラボして新製品を開発する」など提案を1つしか書かない人が多いと思います。実際に私も過去はそうでした。ところがバチッと決まった!!と思った提案についても中々得点に繋がっている様な気がしませんでした。
そこで、提案をもう1つ書く様にしたらあら不思議、模試などでも得点アップしているのを確認できました。
提案を2つ書くことで、1.的外れの提案をして得点に繋がらないリスクを減らせる、2.出題者がそもそも複数回答を意識したのであれば、1つ完璧な回答をしても半分の点数しか取れないので複数回答することで高得点を取れる、という効果を生み出せると思っています。
2.については他の事例でも有用だと思いますが、是非意識して解いてみて下さい。

■おわりに

皆さん如何でしたか。
兎に角今日は合格の余韻に浸りたい方、先が見えなくなってしまい何も手につかない方、色々な想いでいると思います。ただ、考え方を変えて、今日は次に繋げる重要な1日なんだと思い是非事例Ⅱに取り組んでください!

今日の一歩が、貴方が二次筆記試験に合格するための偉大なる第一歩となることを願っております!!

次回はたべちゃんさんの登場です。
お楽しみに!

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