10月30日17時20分、あなたは何を思っていますか?byオレラパ
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のオレラパと申します。
今回のブログは、2次試験終了後にあなたが思う事を逆算して
追い込みの勉強に活かしてほしい、という内容です。
私が去年、2次試験を受験して思った事、後悔した事をお伝えします。
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■事例Ⅰ 69点
■余裕だ、簡単だ、時間があると思わない
■完璧に見えても完璧じゃない、見直しは必須
■解答用紙に書き出してから内容を削る作業を行う
私は与件文読みが早いので、一通り読み終わった後、
内容と設問から事例Ⅰは余裕だと思っていました。
そこで欲を出してしまいました………
解答骨子だけならいいのですが、
解答を問題用紙の余白に全て書き出し、そこから規定文字数に削る作業を始めました。
事例Ⅰで点数を稼ごうと思ったのです。
5問中3問は完璧に解答したと思いますが、残り2問で悩みました。
ここで思ったのが、「2問は捨てよう」です。
半分の点数を獲得できれば御の字だと思い、キーワードをただ羅列した解答を作りました。
そうこうしているうちに、終了時間が迫ってきていました。
最後の誤字脱字チェックをしていると、
完璧だと思った第3問目の解答に不備があって焦りました。
最後の最後まで修正を行い、タイムアップとなりました。
■事例Ⅱ 60点
■配点の確認は大事!配点高い設問は捨てない!
■与件文、キーワードの見落としは本番では絶対発生すると思って取り組む。
■80分は短い!そう思った方がいい!!
事例Ⅰの反省点を踏まえて、事例Ⅱを迎えました。
蛍光ペンでマーキングしながら与件文を読み、設問を見た所で思考が止まりました。
「フランチャイザーとフランチャイジー」
これまでにない問題だと思い、はっきり言って焦りました。
第2問、第4問は余裕だと思い最初に取り掛かりましたが、第1問のSWOT分析で迷いました。
「SWOT分析なんて余裕じゃん!」
と思われそうですが、第3問の解答に自信が持てなかったので、
第1問を外したら終わりだというプレッシャーで解けなくなりました。
ですが、「SWOT分析は詰め込むだけ詰め込む」というマイルールがあったので、
無理やりキーワードを詰め込みました。
そして懸案の第3問。
フランチャイザーとフランチャイジーの言葉の意味は分かるものの、解答が出てこない。
今考えれば、余裕かもしれません。
キーワードもありました。
ですが、その時は見えなかったのです。
与件文、キーワードの見落としってこういう風に起こるんだなと思いました。
結局、思いついたものを書いた情けない解答を記載して、タイムアップとなりました。
この時点で不合格だと思いました。
これは試験終了後に気付いたのですが、
「フランチャイザーとフランチャイジー問題」は配点が30点だったのです。
また、完璧に出来たと思った第2問も、一部キーワードを見落としていたので、
試験終了後、確実に落ちたと思いました。
■事例Ⅲ 62点
■自分に合ったやり方で解く!
お昼休憩中に思ったことは、
「蛍光ペンの持ち替えで時間を損しているんじゃないか?」という事です。
蛍光ペンを使用するのは常識中の常識かもしれませんが、
実際には使用せずに合格した方もいらっしゃいますので、事例Ⅲで実行しました。
与件文を読んだ際、革製品メーカーという事で生産管理未経験者には読みやすいなと思いました。特段難しい問題は無く、第1問から順番に解答していきました。
最後の設問で「若手かベテラン」では、迷わず若手を選びました。
訂正箇所も無く、与件文、キーワードの見落としも無く見直しが終了しました。
その時点で残り15分でした。
「事例Ⅰが60点、事例Ⅱが40点、事例Ⅲが80点だとすれば、事例Ⅳで60点取れば合格できるので事例Ⅳに備えるべきだ」という思いから、
以前の事例Ⅲ対策のブログの通り、残り10分を残して退室しました。
その10分では、フェイシャルペーパーで顔を拭いて、目薬を差して、トイレに行って、休憩時間が始まるまではストレッチ、2分ほどの瞑想をしました。
とても長く感じられた10分でした。
事例Ⅲは、ハッキリ言って自信がありました。
しかし、あれだけ自信があったのにもかかわらず、蓋を開けてみれば、62点。
この原因は自分でもいまだに分かっていません。
■事例Ⅳ 62点
■メモ用紙そんなに必要か?
■経営分析の良い指標、悪い指標はパターン化出来るんじゃないか?
■NPVの捻りのパターンも予想できるんじゃないか?
■試験用の仮想企業だと思わずに実務を意識して、実際の企業だと考えて問題を解く。
そして、休憩終了後の事例Ⅳ。
「計算ミスは絶対に発生する」というメモをファイナルペーパーに貼っておきました。
まず初めに、第1問の経営分析、次に第4問に取り掛かりました。
第4問の内容から今年は第4問で稼げるなと思いましたが、
来年の難化を予想し、今年の合格を逃したくないと思っていました。
第2問の(1)、第3問の(1)までは問題なかったのですが、
第2問の(2)、(3)、第3問の(2)で迷いました。
時間がかかりそう、解けないだろうと思っていたので、
そこで取った作戦は「綺麗にまとめて書こう」です。
セミセルフレジ、フルセルフレジの値段や耐用年数を表のようにまとめて書いて、
計算過程を書きませんでした。
公式に数字を当てはめて、そのまま解答を書いただけです。
試験終了後に再計算しましたが、やはり間違っていました。
また経営分析も、試験上では正解だけど実務では正解じゃないと思いました。
いま考えると経営分析の問題の捉え方は全然違いますので、
実務を意識する事が必要だと後々後悔しました。
売上高総利益率は良くても販管費で営業利益がマイナスという事業者様は多いです。
さらには、メモ用紙作成もそんなに必要なのか分からないなと思いました。
全部バラバラにしてしまうよりは必要な分を作成する方が効率的だと思いました。
■2021年11月7日17時20分の私
試験終了後はフワフワした気持ちで帰りました。
「2次試験は手ごたえがない」
本当にそうだと思いました。
模擬試験の結果に同封されていた
「半分出来たという感触があれば受かっている、2次試験はそんな試験です」
某予備校の統括講師のお言葉ですが、この言葉を信じていました。
半分出来たか?と言われれば、出来ました、と答えます。
6割と言われれば、うーん…出来たかなあ…
7割と言われれば、いやーそれは厳しい…
8割と言われれば、絶対無理!!!という感触でした。
あまりに手ごたえがなさ過ぎて、
終わったという解放感もなく、合格かもという期待感もなく2か月間過ごしました。
この頃、「2次試験の手ごたえ」に関するブログ、動画をひたすら見ていました。
そして、自分は不合格だと思い、すぐに来年の2次試験対策に切り替えました。
2次試験に特化した学習法、問題の予想が必要なのかもしれないとも思いましたし、
多年度生が受かった年に何を変えたのか?と言うのが合格の秘訣だと思い、
情報集めを必死に行いました。
2次試験が終わって、
思ったこと、後悔したことは、先人達が言う2次試験の怖さって本当なんだな、という事です。
模試の点数が良かった、〇年ずっと勉強してきた、事例Ⅳが得意だ、いい予備校に通った、
開眼した、頑張った、国語が得意だ、与件文を読むのが早い、コンサル会社の社員、
高学歴、他資格の保有、過去問でいい点を取った…
本番ではすべてが覆ります。
2次試験はそんな試験です。
また、蛍光ペンでのマーキング、メモ用紙作成、解答ルーティンも自分に合うのかどうかをもう一回考えた方がいいなとも思いました。
良く言われている設問から与件文を読むというルーティンですが、
私は与件文から設問を読んでいました。
また、事例Ⅲからは蛍光ペンでのマーキングはしていません。
ですので、自分に合ったやり方を選択した方がいいと思います。
■おわりに
皆さんは2022年10月30日17時20分、何を思いますか?
その時に後悔しそうなことを今から潰しておきませんか?
そして、合格を掴み取りましょう!!
応援しています!!
次回ははなねこさんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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