【タキブロ+】リアル勉強会開催までの舞台裏 byかず
読者の皆様、明けましておめでとうございます。
本年もタキプロをよろしくお願いいたします!
ブログでは初めまして!タキプロ13期事務局長のかずです。
いよいよ年も明けて、2次筆記試験の合格発表が近づいて決ましたね。
皆さんドキドキしながら1/12を待っているのではないでしょうか。
1年前の自分を思い出してみます。同じく2次筆記試験の合格発表前でした。
実は2次筆記試験の不合格を確信していた私は、すでに某予備校の1月開講の授業に申し込み約20万円の入金も済ませ、意気揚々と令和4年の試験に向けスタートダッシュを切っておりました。
それでもふたを開けてみたら合格していたのです!
合格者の受験番号に自分の番号を見つけたときは「なんで載ってんの?」と何度も独り言をつぶやいたのを覚えています。
本当に手ごたえは当てにならない試験だと思います。
不合格を確信している読者の方も、予想外に合格!ということがあるかもしれませんよ!
さて。
今回のタキブロ+は「受験生支援体験レポート」です!
我々が約1年間このタキプロで受験生支援活動に携わって、中小企業診断士試験に対する考え方の変化、目の当たりにした受験生の成長、自分自身が得たものなどを体験レポートとしてお伝えしてまいります。
受験生支援に興味があって、今期合格できたらタキプロへ参加してみようと考えておられる方はぜひ参考にしてみてください!
来年の受験を控えておられる受験生の皆様にも、合格者側の目線を知ることでお役に立てれば幸いです。
(「タキブロ+」って何?という方はこちらもご確認ください!)
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■この記事のまとめ
タキプロとしては3年ぶりとなるリアル(オフライン)勉強会を実行。
コロナ禍での開催では苦労もありましたが、勉強会に参加した受験生の満足度は高く、また受験生同士の交流も深まり、実りが多い勉強会になりました。
■勉強会とは?
タキプロでは、受験生支援活動の柱の一つとして、主に2次筆記試験を対象とした勉強会を主催しています。
勉強会で題材となる2次試験過去問の事例に受験生があらかじめ解答をし、それらに対して受験生同士で解答そのものや、解答に至った思考プロセスなどを意見交換します。合格者であるタキメン側からのコメントももらい、受験生が多面的な視点を得られる会となっています。
Facebookを使ったテキストでの勉強会(以下Facebook勉強会)と、対面式の勉強会の2種があります。
■コロナ禍の勉強会
かつては平日夜や土曜に集まって行っていた対面式勉強会ですが、コロナ禍でリアルに集まる会は自粛を余儀なくされました。 2019年(10期)のリアル勉強会を最後とし、2020年(11期)以降はZOOMを使用したオンラインでの対面式勉強会(以下、ZOOM勉強会)となりました。
コロナウイルス感染者の波が上下する中、我々2022年(13期)もFacebook勉強会とZOOM勉強会の2種を開催してきました。
ZOOM勉強会は大きなメリットがありました。それは
- 居住地域に関わらず参加できる
- 移動時間が節約できる
ということでした。
地域に関わらず受験生支援ができるZOOM勉強会は、もし将来コロナ禍が収束したとしても、タキプロの大きな柱であり続けると思います。
■いつまでもこのままでいいのか?
大きなメリットがあるオンラインの勉強会ですが、オンラインにはないオフライン(=リアル)勉強会のメリットはあるのではないか、またコロナ禍でやむを得ず自粛をしたままでなく、withコロナの時代に合ったリアルな勉強会があってもいいのではないか?ということを考えました。
リアル勉強会開催は2年以上断絶していたため開催ノウハウはありませんでした。
だからこそ13期で開催し、14期へその経験とノウハウを少しでも引き継ぎたいと私は考えます。
また他の受験生支援団体ではリアルの勉強会には踏み出しづらいかもしれないが、タキプロが先陣を切れば他の団体も続くかもしれない、という思いもありました。
4月ころ、コロナ禍におけるリアル勉強会の開催について、本格的に検討を始めました。
その頃は、スポーツイベントやライブなど、人が集まるイベントの開催が戻ってきて、一時期よりも少しコロナ禍の活動が「ゆるくなってきた」タイミングでもありました。ですが、もし勉強会で感染者が出たら受験生の勉強時間を奪うことになるし、それは「合格確率を1%でも高める」というタキプロの活動理念に反するのではないか、という意見もあり、実施の可否は慎重に議論を重ねました。
そこで、タキプロの勉強会に参加する受験生にアンケートを取りました。二次試験的に言うと「顧客ニーズを収集」というやつですね。
アンケートの結果、半数以上の方からリアル勉強会に参加してみたいという声をいただきました!
またその理由は、リアルの方が理解が進むと思うという勉強効果に関するものと、勉強仲間が欲しいという交流目的のものがありました。
そのニーズに背中を押され、感染対策を行ったリアル勉強会を開催する方向に舵を切りました。
■開催準備と感染者数拡大による延期
コロナ禍での勉強会となりますので、まず、開催地域に緊急事態宣言やまん延防止措置などが発令されていないことなど、開催中止をする絶対的な基準を決定しました。あとは、感染者数の推移や世間のイベント開催状況などから、開催可否を総合的に判断します。
また、東京開催という前提で、開催時の感染対策などルール作成、開催後万が一参加者から感染者が出た場合の対応と準備などを策定しました。この辺は、開催地区の自治体と診断士協会を参考に決めています。
その後、リアル勉強会チームを結成し、日時、場所、開催内容(とりあげる事例)などの概要を決めていきました。
リアル勉強会の復活第1弾は、1次試験直後の8/5に開催を決定。7月頭には会場の区民館も押さえます。
しかし、開催ひと月前の段階で東京の感染者数は増加傾向。勉強会当日は高い水準となるという予測ができました。下降傾向に入れば実施したい…という思いもむなしく微増が続き、参加者募集の直前に開催延期を決断しました。
2次筆記試験が10/30だったため、チームで話し合い、「リアル勉強会は直前となる10月には実施せず感染状況を見て9月にできれば実施、できなければ13期では断念」と決めます。その後は、感染者数が下降傾向に続くのを待つ日々となります。
最終的に感染状況が少し落ち着き9/23の開催を決定しましたが、感染状況が急変した場合は直前でも中止する、との条件付きです。
参加者の募集を開始するとすぐ予定人数の上限に達し、やはりニーズがあることを改めて実感します。手ごたえを感じた瞬間でした。
慌てて同会場の広い部屋に変更し、参加人数枠を増やして受付を再開しますが、その枠もありがたいことに埋まります。
幸い感染状況が急減することはなく、無事9/23の開催に漕ぎつけることができました。
■3年ぶり、リアルでの勉強会開催
9/23(祝)の午後14時から受験生12名、タキメン8名の計20名で行ったリアル勉強会は、議論が白熱し大変盛り上がりました!
受験生からは、リアルの方が議論が活発になる、オンラインだと発言のタイミングが取りづらい時がある、という声がありました。タキメン側も、議論が活性化したと感じていました。
タキメンは、実際の試験時に書き込んだ問題用紙を数人が自主的に持参し、受験生に見せたりしていました。これもオンラインだと難しく、リアルならではだと思います。
勉強会終了後、近くの居酒屋にて懇親会を開催。これぞリアルの醍醐味!
懇親会では受験勉強や診断士の活動、はたまた趣味や仕事や家族の話など、受験生・タキメン問わず色々な話が飛び交い、こちらも大変盛り上がりました。 受験生同士でLINE交換もしていましたが、このようにリアルな人と人とのつながりを作れるのが一番のオンラインとの違いですし、その機会を提供できたことが何より良かったと思います。
■おわりに
リアル勉強会は、受験生同士のリアルな交流につながる点、また議論が盛り上がりやすいという点から、実施して本当に良かったと思います。
対面式勉強会は、どの地域でも参加できるZOOM勉強会がメインとなることは変わらないと思います。ただ状況が許せばスポットでリアル勉強会を行うことが受験生のためになる、と感じた企画となりました。
今回は、勉強会開催の裏側を、タキプロの統括をする事務局長の目線で書かせていただきました。
いかがでしたでしょうか?
明日のタキブロ+「受験生支援体験レポート」はさっとさんです!
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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